黒執事　名シーン

(あくまでしつじですから)

悪魔で執事ですから

(あんなものがなくともふぁんとむはいヴけとうしゅはこのぼくだ)

あんなものがなくともファントムハイヴ家当主はこの僕だ

(おねだりのしかたはおしえたでしょう)

おねだりの仕方は教えたでしょう

(めいれいだぼくをたすけろ)

命令だ　僕を助けろ

(めいれいだおまえだけはうらぎるなぼくのそばをはなれるなぜったいに！)

命令だお前だけは裏切るな僕の傍を離れるな　絶対に！

(あなたににあうのはじょうねつのあかちにもえるりこりすのいろだあんおばさん)

貴方に似合うのは情熱の赤　地に燃えるリコリスの色だ　アン叔母さん

(あいつらをだれだとおもっているふぁんとむはいヴけのしようにんだぞ)

あいつらを誰だと思っている　ファントムハイヴ家の使用人だぞ

(ここがだいすきなんだだからきめたんだぼくがまもるって)

ここが大好きなんだ　だから決めたんだ僕が守るって

(きれいなおやしきでまいにちしゅじんをおむかえするそれがめいどのしごとやしきのよごれはわたしがはらう)

奇麗なお屋敷で毎日主人をお迎えするそれがメイドの仕事屋敷の汚れは私が払う

(みっともなくなくなないたってかわらないいつだってせかいはだれにもやさしくない)

みっともなく泣くな　泣いたって変わらないいつだって世界は誰にも優しくない

(なにものこすなここにあるすべてをはいにしろおまえのしごとをわすれたのかめいれいだ)

何も残すな　ここにあるすべてを灰にしろ　お前の仕事をわすれたのか　命令だ

(いえすまいろーど)

イエス　マイロード

(えいこくしゃかいのかいりつをやぶるものをみつけだししまつするじょうおうのばんけん)

英国社会の戒律を破る者を見つけ出し始末する　女王の番犬

(ふぁんとむはいヴけのしつじたるものしゅじんよりさきにいくなどゆるされませんぞ)

ファントムハイヴ家の執事たる者主人より先に逝くなど許されませんぞ

(せいしんせいいおつかえいたしますうそがしんじつにかわるそのひまで)

誠心誠意お仕え致します　嘘が真実に変わるその日まで

(すべてはじょうおうへいかのおこころのままに)

全ては女王陛下の御心のままに

(かんぜんなるむねのほのおはなにものにもけせやしないわれらふぇにっくす)

完全なる胸の炎は何者にも消せやしない　我らフェニックス

(われらえいこくきしじゃくしゃをまもるたてとなれ)

我ら英国騎士　弱者を守る盾となれ

(しえるのまえではさいごまでかわいいすがたでいたかったな)

シエルの前では最後まで可愛い姿でいたかったな

(こんなかわいくないすがたぜったいにしえるにだけはみせたくなかった)

こんな可愛くない姿絶対にシエルにだけは見せたくなかった