山頭火
関連タイピング
-
俳聖と呼ばれた芭蕉の有名な句を集めました。
プレイ回数1219長文かな60秒 -
「俳句の教科書」から色んな俳人の句を紹介
プレイ回数693長文かな948打 -
プレイ回数7短文かな33打
-
俳句を口ずさみながら、タイピングを楽しみましょう。
プレイ回数1121長文かな344打 -
高杉晋作の名言タイピングです。
プレイ回数447かな60打 -
猿原真一や桃谷ジロウ等が詠んだ俳句や短歌のタイピング
プレイ回数321長文かな926打 -
前向きに 生きれるヒントが あるかもよ
プレイ回数1534長文かな311打 -
俳句と短歌のちがいしっていたらコメントで教えてください
プレイ回数283短文かな32打
問題文
(わけいってもわけいってもあおいやま)
分け入っても分け入っても青い山
(まっすぐなみちでさみしい)
まっすぐな道でさみしい
(しぐるるやしなないでいる)
しぐるるや死なないでいる
(きのめくさのめあるきつづける)
木の芽草の芽あるきつづける
(どうしようもないわたしがあるいている)
どうしようもないわたしが歩いている
(つきがのぼってなにをまつでもなく)
月が昇って何を待つでもなく
(ひとりのひのもえさかりゆくを)
ひとりの火の燃えさかりゆくを
(なんとかしたいくさのはのそよげども)
何とかしたい草の葉のそよげども
(もうあけさうなまどあけてあおば)
もう明けさうな窓あけて青葉
(けふもいちにちかぜをあるいてきた)
けふもいちにち風をあるいてきた
(うつむいていしころばかり)
うつむいて石ころばかり
(ひとをみおくりひとりでかへるぬかるみ)
人を見送りひとりでかへるぬかるみ
(そらのふかさはおちばしづんでいるみず)
空のふかさは落葉しづんでいる水
(よびかけられてふりかへったがらくようりん)
よびかけられてふりかへったが落葉林
(くもはあみはるわたしはわたしをこうていする)
蜘蛛は網張る私は私を肯定する
(いつとなくさくらがさいてあうてはわかれる)
いつとなくさくらが咲いて逢うてはわかれる
(なにをもとめるかぜのなかゆく)
何を求める風の中ゆく
(あんたがきてくれさうなころのふうりん)
あんたが来てくれさうなころの風鈴
(たたずめばかぜわたるそらのとほくとほく)
たたずめば風わたる空のとほくとほく
(しづけさはしぬるばかりのみずがながれて)
しづけさは死ぬるばかりの水がながれて
(わたしとうまれたことがあきふかうなるわたし)
わたしと生まれたことが秋ふかうなるわたし
(ふっとかげがかすめていったかぜ)
ふっと影がかすめていった風
(やっぱりひとりはさみしいかれくさ)
やっぱり一人はさみしい枯草
(おこつこえなくみずのうへをゆく)
お骨声なく水のうへをゆく
(くさのあおさよはだしでもどる)
草の青さよはだしでもどる
(あきかぜ、いきたいほうへいけるところまで)
秋風、行きたい方へ行けるところまで
(からすとんでゆくみずをわたらう)
鴉とんでゆく水をわたらう
(なみおとおだやかなゆめのふるさと)
波音おだやかな夢のふるさと
(ほろほろほろびゆくわたくしのあき)
ほろほろほろびゆくわたくしの秋
(あきかぜあるいてもあるいても)
秋風あるいてもあるいても
(にごれるみずのながれつつすむ)
濁れる水の流れつつ澄む
(ひとりとなればあおがるるそらのあおさかな)
ひとりとなれば仰がるる空の青さかな