ブラインドタッチ大会　第25回ディンギー杯

(あきめいてきましたねひがんばながきれいなきせつです)

秋めいてきましたね　彼岸花がきれいな季節です

(のやまやかだんのうえこみなんかでもよくみるひがんばな)

野山や花壇の植え込みなんかでもよく見る彼岸花

(こんかいはあやしくもうつくしいひがんばながてーまです)

今回は妖しくも美しい彼岸花がテーマです

(ひがんばなはたねんそうとしてはめずらしいせいしつをもっています)

彼岸花は多年草としては珍しい性質を持っています

(９がつちゅうじゅんになるとつちのなかからいきなりくきをのばします)

9月中旬になると土の中からいきなり茎を伸ばします

(くきは１しゅうかんほどで５～６このつぼみをつけ)

茎は１週間ほどで5～6個のつぼみをつけ

(それぞれ６まいのかべんをもつはなをさかせるのです)

それぞれ6枚の花弁を持つ花を咲かせるのです

(かべんはおおきくそりかえりながいおしべとめしべをもちます)

花弁は大きく反り返りながいおしべとめしべを持ちます

(はながかれるとはがのびだしそのままふゆをこします)

花が枯れると葉が伸び出しそのまま冬を越します

(しかししょかにはかれてしまいそのあとあきまできゅうこんのじょうたいですごします)

しかし初夏には枯れてしまいその後秋まで球根の状態で過ごします

(くきがでてはながさきはながかれるとはがしげる)

茎が出て花が咲き　花が枯れると葉が茂る

(というふつうのしょくぶつとはまったくちがうじゅんばんでひがんばなははなをさかせるのです)

という普通の植物とは全く違う順番で彼岸花は花を咲かせるのです

(ちなみにきゅうこんにはどくがあるのでたべちゃだめですよ)

ちなみに球根には毒があるので食べちゃダメですよ

(そのどくをりようしどうぶつよけとしてたはたやおはかのまわりにうえられました)

その毒を利用し動物よけとして田畑やお墓のまわりに植えられました

(ひがんばなにはそのどくとくのせいしつとみためからさまざまないみょうがそんざいします)

彼岸花にはその独特の性質と見た目からさまざまな異名が存在します

(まんじゅしゃげさんすくりっとごであかいはなてんじょうのはなともよばれしんせいしされている)

曼珠沙華　サンスクリット語で赤い花　天上の花ともよばれ神聖視されている

(きつねばななにもないところからとつぜんくきをのばすさまがきつねにばかされたようにかんじるため)

狐花　何もないところから突然茎を伸ばす様が狐に化かされたように感じるため

(じごくばなじごくのごうかをおもわせるいろとかたちだったため)

地獄花　地獄の業火を思わせる色と形だったため

(はみずはなみずはとはながどうじにみられないせいしつからついたな)

葉見ず花みず　葉と花が同時に見られない性質からついた名

(ふきつないめーじもおおいひがんばなですがことしはゆっくりめでてみてはいかが？)

不吉なイメージも多い彼岸花ですが今年はゆっくり愛でてみてはいかが？