トカトントン7 太宰治【終】
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | nk826 | 4754 | B | 5.0 | 95.0% | 238.1 | 1194 | 62 | 28 | 2026/02/21 |
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問題文
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(おしえてください。このおとは、なんでしょう。)
教えて下さい。この音は、なんでしょう。
(そうして、このおとからのがれるには、どうしたらいいのでしょう。)
そうして、この音からのがれるには、どうしたらいいのでしょう。
(わたしはいま、じっさい、このおとのためにみうごきができなくなっています。)
私はいま、実際、この音のために身動きが出来なくなっています。
(どうか、ごへんじをください。)
どうか、ご返事を下さい。
(なおさいごにもうひとことつけくわえさせていただくなら、)
なお最後にもう一言つけ加えさせていただくなら、
(わたしはこのてがみをはんぶんもかかぬうちに、)
私はこの手紙を半分も書かぬうちに、
(もう、とかとんとんが、さかんにきこえてきていたのです。)
もう、トカトントンが、さかんに聞えて来ていたのです。
(こんなてがみをかく、つまらなさ。)
こんな手紙を書く、つまらなさ。
(それでも、がまんしてとにかく、これだけかきました。)
それでも、我慢してとにかく、これだけ書きました。
(そうして、あんまりつまらないから、)
そうして、あんまりつまらないから、
(やけになって、うそばっかりかいたようなきがします。)
やけになって、ウソばっかり書いたような気がします。
(はなえさんなんておんなもいないし、でももみたのじゃないんです。)
花江さんなんて女もいないし、デモも見たのじゃないんです。
(そのほかのことも、たいがいうそのようです。)
その他の事も、たいがいウソのようです。
(しかし、とかとんとんだけは、うそでないようです。)
しかし、トカトントンだけは、ウソでないようです。
(よみかえさず、このままおおくりいたします。けいぐ。)
読みかえさず、このままお送り致します。敬具。
(このきいなるてがみをうけとったぼうさっかは、)
この奇異なる手紙を受け取った某作家は、
(むざんにもむがくむしそうのおとこであったが、つぎのごときへんとうをあたえた。)
むざんにも無学無思想の男であったが、次の如き返答を与えた。
(はいふく。きどったくのうですね。)
拝復。気取った苦悩ですね。
(ぼくは、あまりどうじょうしてはいないんですよ。)
僕は、あまり同情してはいないんですよ。
(じっしのゆびさすところ、じゅうもくのみるところの、)
十指の指差すところ、十目の見るところの、
など
(いかなるべんめいもせいりつしないしゅうたいを、きみはまださけているようですね。)
いかなる弁明も成立しない醜態を、君はまだ避けているようですね。
(しんのしそうは、えいちよりもゆうきをひつようとするものです。)
真の思想は、叡智よりも勇気を必要とするものです。
(またいじゅっしょう、にはち、)
マタイ十章、二八、
(みをころしてたましいをころしえぬものどもをおそるな、)
「身を殺して霊魂をころし得ぬ者どもを懼るな、
(みとたましいとをげへなにてほろぼしうるものをおそれよ)
身と霊魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ」
(このばあいのおそるは、いけいのいにちかいようです。)
この場合の「懼る」は、「畏敬」の意にちかいようです。
(このいえすのことに、へきれきをかんずることができたら、)
このイエスの言に、霹靂を感ずる事が出来たら、
(きみのげんちょうはやむはずです。ふじん。)
君の幻聴は止む筈です。不尽。