声
関連タイピング
-
江戸川乱歩全集 第5巻より。青空文庫から引用。
プレイ回数1490 長文かな3533打 -
山川方夫の短編小説です。青空文庫から引用
プレイ回数743 長文2056打 -
プレイ回数581 長文2081打
-
プレイ回数81 かな14打
-
プレイ回数684 長文かな3741打
-
プレイ回数3460 長文1231打
-
山川方夫の短編小説です。青空文庫から引用
プレイ回数1378 長文4453打 -
人間についての不思議な雑学
プレイ回数292 長文1023打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(これは、わたしがまだひとりぐらしをしていたころのはなし。)
これは、私がまだ一人暮らしをしていた頃の話。
(そのひはしごとがおそくなって、いえについたのはよるの11じすぎだった。)
その日は仕事が遅くなって、家に着いたのは夜の11時過ぎだった。
(つかれていたわたしは、こんびにでかったごはんをたべながらすまほをみていた。)
疲れていた私は、コンビニで買ったご飯を食べながらスマホを見ていた。
(すると、とつぜんでんわがなった。
がめんをみると、ははからだった。)
すると、突然電話が鳴った。
画面を見ると、母からだった。
(「もしもし?」
でんわにでると、はははなにもいわなかった。)
「もしもし?」
電話に出ると、母は何も言わなかった。
(「もしもし?どうしたの?」
しばらくして、やっとちいさなこえがきこえた。)
「もしもし?どうしたの?」
しばらくして、やっと小さな声が聞こえた。
(「.....いま、いえ?」
「え?うん。いまかえってきたところだけど」)
「.....今、家?」
「え?うん。今帰ってきたところだけど」
(するとははが、
「そっか.....。」)
すると母が、
「そっか.....。」
(とだけいってでんわをきった。)
とだけ言って電話を切った。
(わたしはすこしきになったけど、つかれていたのでそのままねた。
つぎのひのあさ。)
私は少し気になったけど、疲れていたのでそのまま寝た。
次の日の朝。
(ははからlineがきていた。
「きのう、でんわした?」)
母からLINEが来ていた。
『昨日、電話した?』
(わたしは、
「きのうそっちからでんわきたじゃん」)
私は、
『昨日そっちから電話来たじゃん』
(とかえした。
するとすぐにへんしんがきた。)
と返した。
するとすぐに返信が来た。
(「え?してないよ」
わたしはじょうだんだとおもった。)
『え?してないよ』
私は冗談だと思った。
(でも、ちゃくしんりれきをかくにんすると、たしかにははのなまえがのこっている。)
でも、着信履歴を確認すると、確かに母の名前が残っている。
(じかんは、きのうの23じ17ふん。
ははにそのがめんをおくると、)
時間は、昨日の23時17分。
母にその画面を送ると、
(「そのじかん、わたしねてたよ。」
といわれた。)
『その時間、私寝てたよ。』
と言われた。
(なんとなくこわくなって、わたしはそのはなしをそれいじょうしなかった。
それからすうじつご。)
なんとなく怖くなって、私はその話をそれ以上しなかった。
それから数日後。
(ははからでんわがかかってきた。
こんどはちゃんとひるまだった。)
母から電話がかかってきた。
今度はちゃんと昼間だった。
(「そういえばさ」
ははがとつぜんいった。)
「そういえばさ」
母が突然言った。
など
(「このまえ、あんたからでんわかかってきたよ」
「え?」)
「この前、あんたから電話かかってきたよ」
「え?」
(「よなかの3じくらい。でたら、なにもしゃべらないの」)
「夜中の3時くらい。出たら、何も喋らないの」
(わたしはいっしゅん、ことばがでなかった。
[.....わたし、そのじかんねてたよ」)
私は一瞬、言葉が出なかった。
[.....私、その時間寝てたよ」
(「だよね」
ははもすこしわらいながらいった。)
「だよね」
母も少し笑いながら言った。
(「だからきったんだけど」
そこでわたしはきになってきいた。)
「だから切ったんだけど」
そこで私は気になって聞いた。
(「ねえ、そのでんわ.....いつだった?」
)
「ねえ、その電話.....いつだった?」
(ははがこたえたひづけをきいて、わたしはかたまった。
それは、)
母が答えた日付を聞いて、私は固まった。
それは、
(わたしがははからでんわをうけたひのよくじつだった。
そしてははは、さいごにこういった。)
私が母から電話を受けた日の翌日だった。
そして母は、最後にこう言った。
(「そういえば、でんわがなるちょくぜんにね」
「なに?」)
「そういえば、電話が鳴る直前にね」
「何?」
(「だれかが、でんわのむこうで「もしもし」っていったきがした」)
「誰かが、電話の向こうで『もしもし』って言った気がした」
(そのこえは、
わたしのこえだったらしい。)
その声は、
私の声だったらしい。