木枯らしの花嫁
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歌詞(問題文)
(ことしもまたあのきせつが)
今年もまたあの季節が
(まどのそとこはくにそめる)
窓の外 琥珀に染める
(ふるいあるばむひらくとすぐ)
古いアルバム開くとすぐ
(であったころのえがおがふたつ)
出会ったころの笑顔が二つ
(みかえすようにめくってみても)
見返すようにめくってみても
(のこすよはくのきねんび)
残す余白の記念日
(あかつきはようしゃなくときをうばいこみ)
暁は容赦なく時を奪い込み
(あどけないえがおをそらへうかべた)
あどけない笑顔を空へ浮かべた
(めをとじればきのうのように)
目を閉じれば 昨日の様に
(あなたがよんでいるこえがきこえる)
あなたが呼んでいる声が聞こえる
(そちらがわをのぞむことも)
そちら側を 望む事も
(ゆるされないわたしはどこに)
許されない私は何処に…
(はじめていったえいがかんで)
初めて行った映画館で
(あなたはすぐにねてしまって)
あなたはすぐに寝てしまって
(あのときみたくてれくさそうに)
あの時みたく照れくさそうに
(めをさましてくれるでしょう)
目を覚ましてくれるでしょう？
(こいがあいにかわりとわをちかいあう)
恋が愛に変わり永遠を誓い合う
(そんなきもちすべてをささげたひと)
そんな気持ち、全てを捧げた人
(ふりかえればいまもそこに)
振り返れば 今もそこに
(あなたがわらってるきがしていた)
あなたが笑ってる気がしていた
(わたしのまえじゃよわかったひと)
私の前じゃ弱かった人
(いますぐにだきしめたいのに)
今すぐに抱きしめたいのに…
(かれたわたしはあなたをおうように)
枯れた私はあなたを追うように
(ばかをしてみてもゆうきはなく)
馬鹿をしてみても 勇気は無く
(どれすかわりのぬけがらをだき)
ドレス代わりの抜け殻を抱き
(まくらをぬらしてゆめをみれば)
枕を濡らして夢を見れば
(あきのかぜがふたりをつつみ)
秋の風が二人を包み
(きれいだよってあいしてるって)
「綺麗だよ」って「愛してる」って
(さいかいのくちづけをして)
再会の口づけをして
(ずっとこのまま)
ずっとこのまま
(さめないゆめのなか)
覚めない夢の中
(こがらしにかこまれながら)
木枯らしに囲まれながら
(しゅくふくのかねをならす)
祝福の鐘を鳴らす