【第117回 検定試験】2級
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | newton | 5610 | A | 5.8 | 96.5% | 290.7 | 1691 | 60 | 35 | 2024/10/30 |
2 | なり | 4941 | B | 5.2 | 94.5% | 323.2 | 1695 | 98 | 35 | 2024/09/25 |
3 | miku | 3889 | D++ | 4.1 | 93.5% | 406.0 | 1695 | 116 | 35 | 2024/10/05 |
4 | y | 3867 | D++ | 4.0 | 95.1% | 416.5 | 1697 | 86 | 35 | 2024/09/26 |
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問題文
(わしつでのふるまいには、ふすまのあけかたやすわりかたにいたるまで、)
和室での振る舞いには、ふすまの開け方や座り方に至るまで、
(さまざまなきまりごとがあります。)
さまざまな決まり事があります。
(そのなかで、たたみのふちのぶぶんをふんではいけないという)
その中で、畳のふちの部分を踏んではいけないという
(れいぎさほうがあるのをしっていますか。)
礼儀作法があるのを知っていますか。
(これには、きちんとしたりゆうがあるようです。)
これには、きちんとした理由があるようです。
(たたみはにほんこくゆうのぶんかのひとつです。)
畳は日本国有の文化の一つです。
(げんぞんするなかでもっともふるいのは、)
現存する中で最も古いのは、
(ならじだいにつくられた「ござ」をすうまいかさねたもので、)
奈良時代に作られた「ござ」を数枚重ねたもので、
(とうだいじしょうそういんにほかんされています。)
東大寺正倉院に保管されています。
(ながいれきしのなかで、ふちをふんではいけないというまなーがうまれたりゆうは、)
長い歴史の中で、ふちを踏んではいけないというマナーが生まれた理由は、
(いくつかあるようです。)
幾つかあるようです。
(まず、かくしきをおもんじるといういみから、ここにかもんのはいったものがあります。)
まず、格式を重んじるという意味から、ここに家紋の入ったものがあります。
(いまでも、じんじゃぶっかくなどのれきしてきけんちくぶつにつかわれていることがあり、)
今でも、神社仏閣などの歴史的建築物に使われていることがあり、
(これをふむことは、)
これを踏むことは、
(ごせんぞさまやしゅじんのかおをきずつけるといういめーじにつながります。)
ご先祖様や主人の顔を傷つけるというイメージにつながります。
(そのため、とてもしつれいなこういにあたるのです。)
そのため、とても失礼な行為に当たるのです。
(ぶけやしょうかではおさないころから、)
武家や商家では幼いころから、
(れいぎさほうのひとつとしてきびしくしつけられていたといいます。)
礼儀作法の一つとして厳しくしつけられていたといいます。
(また、どうぶつやしょくぶつのえがらがはいっているものもおおく、)
また、動物や植物の絵柄が入っているものも多く、
(それらをさけるようにしずかにあるくことで、)
それらを避けるように静かに歩くことで、
(やさしいこころをやしなうといったいとがあるというせつもあります。)
優しい心を養うといった意図があるという説もあります。
(さらに、みをまもるためのいみあいもあったといいます。)
さらに、身を守るための意味合いもあったといいます。
(ゆかしたにしのびこんだものにこうげきされることがあったじだいでは、)
床下に忍び込んだ者に攻撃されることがあった時代では、
(すきまからもれるひかりのかげんでじぶんのいばしょをしらせてしまうかのうせいがありました。)
隙間から漏れる光の加減で自分の居場所を知らせてしまう可能性がありました。
(ほかにじつようめんでのりゆうもあったようです。)
他に実用面での理由もあったようです。
(むかしのたたみはげんざいのもののようにじょうぶではなく、)
昔の畳は現在のもののように丈夫ではなく、
(とくにふちのぬののぶぶんはしょくぶつとりょうでそめられていたため、)
特にふちの布の部分は植物塗料で染められていたため、
(ふまれるといろがおちてしまいました。)
踏まれると色が落ちてしまいました。
(たいきゅうせいもひくく、すぐにすれたりゆがんだりするので、)
耐久性も低く、すぐに擦れたりゆがんだりするので、
(たいせつにしようというこころづかいがあったのです。)
大切にしようという心遣いがあったのです。
(げんだいでは、ようしつでのせいかつがしゅりゅうになり、)
現代では、洋室での生活が主流になり、
(わしつですごすきかいはおおくないというひともいるでしょう。)
和室で過ごす機会は多くないという人もいるでしょう。
(このさほうをじっせんするばめんはすくないかもしれませんが、)
この作法を実践する場面は少ないかもしれませんが、
(なにかをおもいやるきもちやものをたいせつにするというこころづかいは、)
何かを思いやる気持ちやものを大切にするという心遣いは、
(ふだんのせいかつのなかでこころがけたいまなーだといえるかもしれません。)
普段の生活の中で心がけたいマナーだといえるかもしれません。