【第120回 検定試験】3級

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プレイ回数3679難易度(3.9) 1181打 長文 かな
日本語ワープロ検定試験
第120回(令和元年10月)速度問題
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 newton 5642 A 5.8 96.9% 203.1 1183 37 26 2024/11/01
2 なり 4719 C++ 5.0 93.9% 233.7 1179 76 26 2024/10/23
3 1 4015 C 4.1 96.3% 283.4 1183 45 26 2024/11/12

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問題文

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(ふすまとは、わがくににふるくからあるたてぐのいっしゅです。)

ふすまとは、わが国に古くからある建具の一種です。

(にほんかおくがすくなくなったため、)

日本家屋が少なくなったため、

(いまではみるきかいがへってしまいました。)

今では見る機会が減ってしまいました。

(これはへやどうしをしきるもので、)

これは部屋同士を仕切るもので、

(いわばとりはずしができるよこびらきのどあです。)

いわば取り外しができる横開きのドアです。

(きでふれーむをつくり、そのりょうがわにかみやぬのがはられており、)

木でフレームを作り、その両側に紙や布が張られており、

(そこにはひきてがつけられています。)

そこには引き手が付けられています。

(むかしのおしろには、たくさんのふすまがつかわれているので、)

昔のお城には、たくさんのふすまが使われているので、

(もしきんじょにあればみにいってみましょう。)

もし近所にあれば見に行ってみましょう。

(なかでもとくちょうてきなのはそこにえがかれているえではないでしょうか。)

中でも特徴的なのはそこに描かれている絵ではないでしょうか。

(これは、とうじつかえていたえしがてーまにそってひょうげんしたものです。)

これは、当時仕えていた絵師がテーマに沿って表現したものです。

(そのおおくには、はなやき、ふうけいやどうぶつといったものがえらばれていたようです。)

その多くには、花や木、風景や動物といったものが選ばれていたようです。

(なかには、いくつものへやがつらなり、)

中には、いくつもの部屋が連なり、

(そこにぱのらまのようにひろがるふすまをきゃんばすとした、)

そこにパノラマのように広がるふすまをキャンバスとした、

(とてもおおきなさくひんができあがることもありました。)

とても大きな作品が出来上がることもありました。

(すべておなじさいずでなんそうにもかさなってみえるさまは、)

すべて同じサイズで何層にも重なって見える様は、

(とてもうつくしいものです。)

とても美しいものです。

(ときのけんりょくしゃたちは、ちいをしょうちょうするそんざいとして、)

時の権力者たちは、地位を象徴する存在として、

(きそうようにごうかなかいがをえがかせたといいます。)

競うように豪華な絵画を描かせたといいます。

(きんやあお、みどりといった)

金や青、緑といった

など

(とうじではてにいれることがむずかしかったいろをふんだんにつかいました。)

当時では手に入れることが難しかった色をふんだんに使いました。

(それらはいまみてもおどろくようなかがやきをはなっています。)

それらは今見ても驚くような輝きを放っています。

(そのごもえしたちは、)

その後も絵師たちは、

(ぎじゅつをあとのよにけいしょうするためしていせいどをしっかりとまもり、)

技術を後の世に継承するため師弟制度をしっかりと守り、

(なんだいにもわたってはってんさせたそうです。)

何代にもわたって発展させたそうです。

(ふすまをあーとへとしょうかさせたにほんじんのせんすにはだつぼうします。)

ふすまをアートへと昇華させた日本人のセンスには脱帽します。

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