創世記 第4章
関連タイピング
-
プレイ回数908長文3944打
-
プレイ回数153長文3308打
-
プレイ回数198長文かな3755打
-
プレイ回数287長文かな3086打
-
プレイ回数1532長文かな3239打
-
プレイ回数220長文2953打
-
プレイ回数1314長文2661打
-
プレイ回数1158長文3231打
問題文
(ひとはそのつまえばをしった。かのじょはみごもり、かいんをうんでいった、「わたしは)
人はその妻エバを知った。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは
(しゅによって、ひとりのひとをえた」。かのじょはまた、そのおとうとあべるをうんだ。)
主によって、ひとりの人を得た」。彼女はまた、その弟アベルを産んだ。
(あべるはひつじをかうものとなり、かいんはつちをたがやすものとなった。ひがたって、)
アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。日がたって、
(かいんはちのさんぶつをもってきて、しゅにそなえものとした。あべるもまた、そのむれの)
カインは地の産物を持ってきて、主に供え物とした。アベルもまた、その群れの
(ういごとこえたものとをもってきた。しゅはあべるとそのそなえものとをかえりみられた。)
ういごと肥えたものとを持ってきた。主はアベルとその供え物とを顧みられた。
(しかしかいんとそのそなえものとはかえりみられなかったので、かいんはおおいにいきどおって、)
しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、
(かおをふせた。そこでしゅはかいんにいわれた、「なぜあなたはいきどおるのですか、)
顔を伏せた。そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、
(なぜかおをふせるのですか。ただしいことをしているのでしたら、かおをあげたらよい)
なぜ顔を伏せるのですか。正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよい
(でしょう。もしただしいことをしていないのでしたらつみがかどぐちにまちぶせています。)
でしょう。もし正しい事をしていないのでしたら罪が門口に待ち伏せています。
(それはあなたをしたいもとめますが、あなたはそれをおさめなければなりません」。)
それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。
(かいんはおとうとあべるにいった、「さあ、のはらへいこう」。かれらがのにいたとき、)
カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。彼らが野にいたとき、
(かいんはおとうとあべるにたちかかって、これをころした。しゅはかいんにいわれた、)
カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。主はカインに言われた、
(「おとうとあべるはどこにいますか」。かいんはこたえた、「しりません。わたしがおとうとの)
「弟アベルはどこにいますか」。カインは答えた、「知りません。わたしが弟の
(ばんにんでしょうか」。しゅはいわれた、「あなたはなにをしたのです。あなたのおとうとの)
番人でしょうか」。主は言われた、「あなたは何をしたのです。あなたの弟の
(ちのこえがつちのなかからわたしにさけんでいます。いまあなたはのろわれてこのとちを)
血の声が土の中からわたしに叫んでいます。今あなたはのろわれてこの土地を
(はなれなければなりません。このとちがくちをあけて、あなたのてからおとうとのちをうけ)
離れなければなりません。この土地が口をあけて、あなたの手から弟の血を受け
(たからです。あなたがとちをたがやしても、とちは、もはやあなたのためにみをむすび)
たからです。あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結び
(ません。あなたはちじょうのほうろうしゃとなるでしょう」。かいんはしゅにいった、「わたしの)
ません。あなたは地上の放浪者となるでしょう」。カインは主に言った、「私の
(ばつはおもくておいきれません。あなたは、きょう、わたしをちのおもてからついほう)
罰は重くて負いきれません。あなたは、きょう、わたしを地のおもてから追放
(されました。わたしはあなたをはなれて、ちじょうのほうろうしゃとならねばなりません。)
されました。わたしはあなたを離れて、地上の放浪者とならねばなりません。
(わたしをみつけるひとはだれでもわたしをころすでしょう」。しゅはかいんにいわれた、)
私を見付ける人はだれでもわたしを殺すでしょう」。主はカインに言われた、
(「いや、そうではない。だれでもかいんをころすものはななばいのふくしゅうをうけるでしょう」)
「いや、そうではない。誰でもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」
(そしてしゅはかいんをみつけるものが、だれもかれをうちころすことのないように、かれに)
そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に
(ひとつのしるしをつけられた。かいんはしゅのまえをさって、えでんのひがし、のどのちに)
一つのしるしをつけられた。カインは主の前を去って、エデンの東、ノドの地に
(すんだ。かいんはそのつまをしった。かのじょはみごもってえのくをうんだ。かいんは)
住んだ。カインはその妻を知った。彼女はみごもってエノクを産んだ。カインは
(まちをたて、そのまちのなをそのこのなにしたがって、えのくとなづけた。えのく)
町を建て、その町の名をその子の名にしたがって、エノクと名づけた。エノク
(にはいらでがうまれた。いらでのこはめほやえる、めほやえるのこはめとさえる、)
にはイラデが生れた。イラデの子はメホヤエル、メホヤエルの子はメトサエル、
(めとさえるのこはれめくである。れめくはふたりのつまをめとった。ひとりのなは)
メトサエルの子はレメクである。レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名は
(あだといい、ひとりのなはちらといった。あだはやばるをうんだ。かれはてんまくに)
アダといい、ひとりの名はチラといった。アダはヤバルを産んだ。彼は天幕に
(すんで、かちくをかうもののせんぞとなった。そのおとうとのなはゆばるといった。かれはことや)
住んで、家畜を飼う者の先祖となった。その弟の名はユバルといった。彼は琴や
(ふえをとるすべてのもののせんぞとなった。ちらもまたとばるかいんをうんだ。かれは)
笛を執るすべての者の先祖となった。チラもまたトバルカインを産んだ。彼は
(せいどうやてつのすべてのはものをきたえるものとなった。とばるかいんのいもうとをなあまと)
青銅や鉄のすべての刃物を鍛える者となった。トバルカインの妹をナアマと
(いった。れめくはそのつまたちにいった、「あだとちらよ、わたしのこえをきけ、)
いった。レメクはその妻たちに言った、「アダとチラよ、わたしの声を聞け、
(れめくのつまたちよ、わたしのことばにみみをかたむけよ。わたしはうけるきずのために、)
レメクの妻たちよ、わたしの言葉に耳を傾けよ。わたしは受ける傷のために、
(ひとをころし、うけるうちきずのために、わたしはわかものをころす。かいんのためのふくしゅうが)
人を殺し、受ける打ち傷のために、わたしは若者を殺す。カインのための復讐が
(ななばいならば、れめくのためのふくしゅうはななじゅうななばい」。あだむはまたそのつまをしった。)
七倍ならば、レメクのための復讐は七十七倍」。アダムはまたその妻を知った。
(かのじょはおとこのこをうみ、そのなをせつとなづけていった、「かいんがあべるをころし)
彼女は男の子を産み、その名をセツと名づけて言った、「カインがアベルを殺し
(たので、かみはあべるのかわりに、ひとりのこをわたしにさずけられました」。)
たので、神はアベルの代りに、ひとりの子をわたしに授けられました」。
(せつにもまたおとこのこがうまれた。かれはそのなをえのすとなづけた。)
セツにもまた男の子が生れた。彼はその名をエノスと名づけた。
(このとき、ひとびとはしゅのなをよびはじめた。)
この時、人々は主の名を呼び始めた。