百人一首(71~100)
タイピングというより、百人一首覚えるよう?
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問題文
(ゆふさればかどたのいなばおとづれて あしのまろやにあきかぜぞふく)
夕されば門田の稲葉おとづれて 芦のまろやに秋風ぞ吹く
(おとにきくたかしのはまのあだなみは かけじやそでのぬれもこそすれ)
音に聞く高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ
(たかさごのをのへのさくらさきにけり とやまのかすみたたずもあらなむ)
高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ
(うかりけるひとをはつせのやまおろしよ はげしかれとはいのらぬものよ)
憂かりける人を初瀬の山おろしよ はげしかれとは祈らぬものよ
(ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにて あはれことしのあきもいぬめり)
契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり
(わたのはらこぎいでてみればひさかたの くもいにまたがふおきつしらなみ)
わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの 雲居にまたがふ 沖つ白波
(せをはやみいはにせかるるたきかはの われてもすえにあはむとぞおもふ)
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ
(あわじしまかよふちどりのなくこえに いくよるねざめぬすまのせきもり)
淡路島かよふ千鳥の鳴く声に いく夜寝覚めぬ須磨の関守
(あきかぜにたなびくくものたえまより もれでづるつきのかげのさやけさ)
秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ
(ながからむこころもしらずくろかみの みだれてけさはものをこそおもへ)
長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝はものをこそ思へ
(ほととぎすなきつるほうをながむれば ただありあけのつきぞのこれる)
ほととぎす泣きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる
(おもひわびさてもいのちはあるものを うきにたへぬはなみだなりけり)
思ひわびさても命はあるものを 憂きにたへぬは涙なりけり
(よのなかよみちこそなけれおもひいる やまのおくにもしかぞなくなる)
世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
(ながらへばまたこのごろやしのばれむ うきしみしよぞいまはこひしき)
ながらへばまたこのごろやしのばれむ 憂しみし世ぞ今は恋しき
(よもすがらものおもふころはあけやらで ねやのひまさへつれなかりけり)
夜もすがらもの思ふころは明けやらで 閨のひまさへつれなかりけり
(なげけとてつきはものをおもはする かこちがほなるわがなみだかな)
嘆けとて月はものを思はする かこち顔なるわが涙かな
(むらさめのつゆもまだひぬまきのはに きりたちのぼるあきのゆふぐれ)
村雨の露もまだひぬ真木の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮れ
(なにわえのあしのかりねのひとよゆえ みをつくしてやこひわたるべき)
難波江の芦のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき
(たまのをよたえなばたえねながらへは しのぶることのよわりもぞする)
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへは 忍ぶることのよわりもぞする
(みせばやなをじまのあまのそでだにも ぬれにぞぬれしいろはかはらず)
見せばやな雄島のあまの袖だにも ぬれにぞぬれし色はかはらず
(きりぎりすなくやしもよのさむしろに ころもかたしきひとりかもねむ)
きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
(わがそではしほひにみえぬおきのいしの ひとこそしらねかわくまもなし)
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らねかわく間もなし
(よのなかはつねにもがななぎさこぐ あまのをぶねのつなでかなしも)
世の中は常にもがな渚こぐ 天の小舟の綱手かなしも
(みよしののやまのあきかぜさよふけて ふるさとさむくころもうつなり)
み吉野の山の秋風さ夜ふけて ふるさと寒く衣うつなり
(おほけなくうきよのたみにおほふかな わがたつそまにすみぞめのそで)
おほけなくうき世の民におほふかな わがたつ杣に墨染の袖
(はなさそふあらしのにはのゆきならで ふりゆくものはわがみなりけり)
花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり
(こぬひとをまつほのうらのゆふなぎに やくやもしほのみもこがれつつ)
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ
(かぜそよぐならのをがはのゆふぐれは みそぎぞなつのしるしなりける)
風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける
(ひともをしひともうらめしあぢきなく よをおもふゆえにものおもふみは)
人も惜し人も恨めしあぢきなく 世を思ふゆゑにもの思ふ身は
(ももしきやふるきのきばのしのぶにも なほあまりあるむかしなりけり)
ももしきや古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり