卒業13
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問題文
(ぶんかさいもおわり、3ねんせいはしゅうがくりょこうへ。)
文化祭も終わり、3年生は修学旅行へ。
(きょうとなら2はく3にち。)
京都奈良2泊3日。
(わたしはきょうとがだいすき。)
私は京都が大好き。
(すんでもいいとおもうほどだいすき。)
住んでもいいと思うほど大好き。
(いつかひとりたびをしたいとかんがえている。)
いつか一人旅をしたいと考えている。
(「きょうからしゅうがくりょこうだね。」)
「今日から修学旅行だね。」
(「みやげかってくるからな。」)
「土産買ってくるからな。」
(「ありがとう。たのしみにまってるね。」)
「ありがとう。楽しみに待ってるね。」
(さいきんではふつうにけいごをつかわないではなすことができるようになっていた。)
最近では普通に敬語を使わないで話すことが出来るようになっていた。
(「きをつけていってきてね。」)
「気を付けて行ってきてね。」
(「じゃあな。」)
「じゃあな。」
(よびかたもとしひこくんがいたについてきた。)
呼び方も俊彦君がいたについてきた。
(ほうかご、おさむさんのみせにとらんぺっとのばるぶおいるをかいにいった。)
放課後、修さんの店にトランペットのバルブオイルを買いに行った。
(「こんにちは。」)
「こんにちは。」
(「めぐみちゃんいらっしゃい。あれ?ひとり?」)
「恵ちゃんいらっしゃい。あれ?一人?」
(「きょうからしゅうがくりょこうです。」)
「今日から修学旅行です。」
(「あーそうだったね。きょうはどうしたの?」)
「あーそうだったね。今日はどうしたの?」
(「ばるぶおいるなくなりそうなので。」)
「バルブオイル無くなりそうなので。」
(「はい、これね。」)
「はい、これね。」
(「ありがとうございます。」)
「ありがとうございます。」
(「べんきょうははかどってる?」)
「勉強ははかどってる?」
(「としひこくんがおしえてくれるんですけどなかなかわからなくて・・・。」)
「俊彦君が教えてくれるんですけどなかなかわからなくて・・・。」
(「ぼくでよかったらおしえてあげるから、)
「僕でよかったら教えてあげるから、
(いつでもいてくれたらいいよ。」)
いつでもいてくれたらいいよ。」
(「はい。そのときはおねがいします。」)
「はい。その時はお願いします。」
(としひこくんのいないあいだはぶかついがいすることないし、)
俊彦君のいない間は部活以外すること無いし、
(おしえてもらったもんだいのふくしゅうをすることにした。)
教えてもらった問題の復讐をすることにした。
(ひがしこうをとりあえずもくひょうにしているけど・・・。)
東高をとりあえず目標にしているけど・・・。
(しょうじきじしんはない。)
正直自信はない。
(あさってさんしゃめんだんだったな。)
明後日三者面談だったな。
(ひがしこうにいくなんていったら、おかあさんびっくりするんだろうな。)
東高に行くなんて言ったら、お母さんびっくりするんだろうな。
(いまのせいせきじゃ、せんせいもいいかおしないよね。)
今の成績じゃ、先生もいい顔しないよね。
(さんしゃめんだんのひ。)
三者面談の日。
(「こばやしさんどうぞ。」)
「小林さんどうぞ。」
(「しつれいします、せんせいめぐみがいるもおせわになっております。」)
「失礼します、先生恵がいるもお世話になっております。」
(「どうぞ、おかけください。」)
「どうぞ、おかけください。」
(「きみもすわりなさい。」)
「君も座りなさい。」
(「はい。」)
「はい。」
(「せんじつ、しんろきぼうをせいとからていしゅつしてもらったのですが、)
「先日、進路希望を生徒から提出してもらったのですが、
(めぐみさんのきぼうはけんりつひがしこうこうでよろしいでしょうか?」)
恵さんの希望は県立東高校でよろしいでしょうか?」
(「めぐみ。けんりつなんておこなけるの?」)
「恵。県立なんて行けるの?」
(「わからないけど、いきたい。)
「わからないけど、行きたい。
(そのためにいまべんきょうがんばってる。」)
そのために今勉強頑張ってる。」
(「たしかに、ここさいきんのめぐみさんのせいせきはいぜんよりあがってはいますが、)
「確かに、ここ最近の恵さんの成績は以前より上がってはいますが、
(ひがしこうをめざすとなるといまいじょうのどりょくがひつようになります、)
東高を目指すとなると今以上の努力が必要になります、
(いまのせいせきでははっきりもうしあげてきびしい。」)
今の成績でははっきり申し上げて厳しい。」
(「せんせい、わたしがんばります、どうしてもひがしこうにいきたいんです。」)
「先生、私頑張ります、どうしても東高に行きたいんです。」
(「こばやし、そうとうどりょくしないといけないぞ。」)
「小林、相当努力しないといけないぞ。」
(「やります。」)
「やります。」
(「めぐみ、ほんきなの。」)
「恵、本気なの。」
(「うん。」)
「うん。」
(「せんせい。よろしくおねがいします。」)
「先生。よろしくお願いします。」
(「わたしのほうでもできるだけのことはします、)
「私の方でも出来るだけのことはします、
(ほんにんのがんばりにきたいしましょう。こばやし、がんばれよ。」)
本人の頑張りに期待しましょう。小林、がんばれよ。」
(「はい。」)
「はい。」
(もうあともどりはできない。)
もう後戻りは出来ない。
(「おかあさんわたしぶかつにもどるね。」)
「お母さん私部活に戻るね。」
(ははとわかれてぶしつへむかった。)
母と別れて部室へ向かった。
(「めぐみ。」)
「恵。」
(「としひこくん、おかえりなさい。」)
「俊彦君、お帰りなさい。」
(「いまからぶかつか?」)
「今から部活か?」
(「きょうさんしゃめんだんがあって。」)
「今日三者面談があって。」
(「そっか。これみやげ。」)
「そっか。これ土産。」
(「ありがとう。」)
「ありがとう。」
(「しんろどうした?」)
「進路どうした?」
(「ひがしこうにきめたよ。せんせいはかなりどりょくしないといけないって。」)
「東高に決めたよ。先生はかなり努力しないといけないって。」
(「いっしょにがんばればだいじょうぶだ。」)
「一緒に頑張れば大丈夫だ。」
(「がんばるね。じゃ、ぶかつにいくね。」)
「がんばるね。じゃ、部活に行くね。」
(「あしたな。」)
「明日な。」
(ふあんだらけのしんろだけどやるしかないよね。)
不安だらけの進路だけどやるしかないよね。
(わたしはじぶんにそういいきかせた。)
私は自分にそう言い聞かせた。