卒業15
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問題文
(ことしはいつものふゆよりもさむい。)
今年はいつもの冬よりも寒い。
(くりすますがすぎると、あっというまにねんまつのせわしないにぎわい。)
クリスマスが過ぎると、あっという間に年末の忙しない賑わい。
(しょうてんがいにははごいた、こま、たこ、かるた。)
商店街には羽子板、駒、凧、かるた。
(こどものころあそんだものがならぶ。)
子供の頃遊んだものが並ぶ。
(「めぐみちゃん。かいものかい?」)
「恵ちゃん。買い物かい?」
(おさむさんがこえをかけてくれた。)
修さんが声をかけてくれた。
(「こんにちは、ははにたのまれてかいものに。」)
「こんにちは、母に頼まれて買い物に。」
(「えらいな、ごほうびにおちゃをごちそうしよう。」)
「えらいな、ご褒美にお茶をごちそうしよう。」
(”かうべる”へさそってくれた。)
”カウベル”へ誘ってくれた。
(すこしひくめのべるのおとがなる。)
少し低めのベルの音が鳴る。
(からんからん・・。)
カランカラン・・。
(「ますたー、ほっととめぐみちゃんは?」)
「マスター、ホットと恵ちゃんは?」
(「ここあを。」)
「ココアを。」
(「とびっきりうまいここあね!」)
「とびっきりうまいココアね!」
(「うちのみせはぜんぶとびっきりうまいよ。」)
「うちの店は全部とびっきり旨いよ。」
(そういって、おやゆびをたててかうんたーへはいった。)
そういって、親指を立ててカウンターへ入った。
(「べんきょうははかどってる?」)
「勉強ははかどってる?」
(「はいおかげさまで、がっきまつしけんせいせきがよかったんです。」)
「はいおかげさまで、学期末試験成績が良かったんです。」
(「そりゃよかった。」)
「そりゃよかった。」
(「おしえてもらってありがとうございます。」)
「教えてもらってありがとうございます。」
(「めぐみちゃんはすなおだから、きゅうしゅうがはやいんだよ。)
「恵ちゃんは素直だから、吸収が早いんだよ。
(このちょうしでことしもがんばろうね。」)
この調子で今年も頑張ろうね。」
(「おねがいします。それ、つかってくれてるんですね。」)
「お願いします。 それ、使ってくれてるんですね。」
(「あたりまえだよ、めぐみちゃんにもらったぷれぜんとなんだから。」)
「当たり前だよ、恵ちゃんにもらったプレゼントなんだから。」
(くりすますにおさむさんにはこぜにいれをぷれぜんとした。)
クリスマスに修さんには小銭入れをプレゼントした。
(「はつもうで、としひことぼくといっしょにおこなける?」)
「初詣、俊彦と僕と一緒に行ける?」
(「はい、3にんでいきましょう。たのしみです。」)
「はい、3人で行きましょう。楽しみです。」
(「すこしはやめにでて、としこしそばをたべてからいこう。」)
「少し早めに出て、年越しそばを食べてから行こう。」
(「うれしい~。」)
「嬉しい~。」
(「としひこにもつたえておいてくれる?」)
「俊彦にも伝えておいてくれる?」
(「はい、わかりました。」)
「はい、わかりました。」
(「じゃ、みせにもどるね。」)
「じゃ、店に戻るね。」
(「ごちそうさまでした。」)
「ごちそうさまでした。」
(おさむさんはみせにもどっていった。)
修さんは店に戻って行った。
(おおつごもり。)
大晦日。
(おおそうじをして、よる7じごろいえをでた。)
大掃除をして、夜7時頃家を出た。
(えきまえのしょうてんがいのしんごうまちにとしひこくんのすがたがあった。)
駅前の商店街の信号待ちに俊彦君の姿があった。
(「としひこくん。」)
「俊彦君。」
(「めぐみきたか。」)
「恵来たか。」
(としひこくんのくびにはもすぐりーんのまふらーがまいてあった。)
俊彦君の首にはモスグリーンのマフラーが巻いてあった。
(「さむくないか?」)
「寒くないか?」
(「うん、だいじょうぶ。」)
「うん、大丈夫。」
(しんごうのむこうがわにおさむさんのすがたがみえた。)
信号の向こう側に修さんの姿が見えた。
(「おさむさんがいるよ。」)
「修さんがいるよ。」
(「としこしそばごちそうしてくれるんだよな。」)
「年越しそばご馳走してくれるんだよな。」
(「そういってたけど。」)
「そういってたけど。」
(あおしんごうをわたりきると)
青信号を渡りきると
(「さあ、そばやにいくか。」)
「さあ、蕎麦屋に行くか。」
(「ゆうはんたべてこなくてよかった~。」)
「夕飯食べてこなくて良かった~。」
(「めぐみちゃんなんでもたのんでいいからね。」)
「恵ちゃんなんでも頼んでいいからね。」
(「やった~。」)
「やった~。」
(「おまえじゃない。めぐみちゃんだ!」)
「お前じゃない。恵ちゃんだ!」
(「ありがとうございます。」)
「ありがとうございます。」
(としひこくんのほっぺがひさしぶりにふくらんだ。)
俊彦君のほっぺが久し振りに膨らんだ。
(しょうてんがいをとおりぬけたところにあるおそばやさんへはいった。)
商店街を通り抜けたところにあるお蕎麦屋さんへ入った。
(「いらっしゃい。」)
「いらっしゃい。」
(おおつごもりとあってみせのなかはこんでいた。)
大晦日とあって店の中は混んでいた。
(「すみませんしばらくおまちください。」)
「すみませんしばらくお待ちください。」
(わたしたちはみせのなかのまちあわせのながいすにすわった。)
私たちは店の中の待合の長椅子に座った。
(めにゅーをわたされなにをちゅうもんするかきめていた。)
メニューを渡され何を注文するか決めていた。
(「なんでもたのんでいいからね。」)
「なんでも頼んでいいからね。」
(「おれはてんぷらそば。」)
「俺は天ぷらそば。」
(「わたしはなべやきうどん」)
「私は鍋焼きうどん」
(「めぐみとしこしそばだぞ?うどんたべるのか?」)
「恵年越しそばだぞ?うどん食べるのか?」
(「たいおんまるし。それにしょうかにいいから。」)
「体温まるし。それに消化にいいから。」
(「そばじゃなきゃだめなわけじゃないしな。」)
「そばじゃなきゃダメなわけじゃないしな。」
(おみせはおもったいじょうにこんでいて)
お店は思った以上に混んでいて
(1じかんくらいまってやっとたべることができた。)
1時間くらい待ってやっと食べることが出来た。
(はつもうでのじんじゃはでんしゃで4つめのえき。)
初詣の神社は電車で4つ目の駅。
(ひがしこうのちかくにあるじんじゃにわたしたちはむかった。)
東高の近くにある神社に私たちは向かった。
(ごうかくきがんのおみくじとわたしはないしょでれんあいじょうじゅのおまもりもかった。)
合格祈願のおみくじと私は内緒で恋愛成就のお守りも買った。
(としひこくんのごうかくとわたしのせいせきあっぷをおねがいします。)
俊彦君の合格と私の成績アップをお願いします。
(ながくいのった。)
長く祈った。
(ねんがあけるとすぐじゅけんがはじまる。)
年が明けるとすぐ受験が始まる。