美由紀と美雪4

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プレイ回数357難易度(4.5) 2642打 長文
タグ小説
自作第二弾

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問題文

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(なかはらくんのおくさんからのてがみをよんでなぜなみだがでたのか)

中原君の奥さんからの手紙を読んで何故涙が出たのか

(じぶんにもわからない。)

自分にもわからない。

(でも、みゆきちゃんをみているとぶむしょうにかんじょうを)

でも、美雪ちゃんを見ていると無性に感情を

(おさえることができなかった。)

押さえることが出来なかった。

(しゃいんりょこうでゆきやとよきせぬさいかいをしたわたし)

社員旅行で幸也と予期せぬ再会をした私

(あのひからわたしのまわりでおかしなことがおこりはじめた。)

あの日から私の周りでおかしなことが起こり始めた。

(でぱーとのうけつけにわたしをなざしでよびだしをうけたり、)

デパートの受付に私を名指しで呼び出しを受けたり、

(たのんでもいないはながとどいたり、ぴざがとどくこともあった。)

頼んでもいない花が届いたり、ピザが届くこともあった。

(「みゆきもしかしたらあいつじゃないの?」)

「美由紀もしかしたらあいつじゃないの?」

(「うん、そうかもしれないけど、たしかじゃないし。」)

「うん、そうかもしれないけど、確かじゃないし。」

(「たしかめようなんてかんがえちゃだめよ、あいつはなにかんがえてるかわからないわよ。」)

「確かめようなんて考えちゃだめよ、あいつは何考えてるかわからない。」

(あきのいうこともそうだけど、なんとかしないと)

亜紀の言うこともそうだけど、何とかしないと

(がいしゃにめいわくがかかる、わたしはゆきやをよびだした。)

会社に迷惑がかかる、私は幸也を呼び出した。

(しことがおわったあと、みるきーでまちあわせをした。)

仕事が終わった後、ミルキーで待ち合わせをした。

(ここなら、ますたーもいるかいしゃにもちかい。)

ここなら、マスターもいる会社にも近い。

(いつもはいちばんおくのせきだけど、きょうはかうんたーしょうめんの4にんがけのてーぶる。)

いつもは一番奥の席だけど、今日はカウンター正面の四人掛のテーブル。

(「いらっしゃい。」)

「いらっしゃい。」

(「れんらくくれてありがとう。」)

「連絡くれてありがとう。」

(「どうぞ。」)

「どうぞ。」

(「ごちゅうもんは。」)

「ご注文は。」

など

(「わたしはほっと。」)

「私はホット。」

(「ぼくもおなじで」)

「僕も同じで」

(「ほっと2つですね。」)

「ホット2つですね。」

(「みゆき、もういちどやりなおさないか。おれのわるいところはなおすから。」)

「美由紀、もう一度やり直さないか。俺の悪いところは直すから。」

(「ごめんなさい、ほんとうにもうむりなの・・・。」)

「ごめんなさい、本当にもう無理なの・・・。」

(ますたーがこーひーをふたつもってきた。)

マスターがコーヒーを二つ持ってきた。

(「おまたせしました。」)

「お待たせしました。」

(ひとくちこーひーをのんで)

一口コーヒーを飲んで

(「とりあえずここをでてべつのばしょでゆっくりはなそう」)

「取り合えずここを出て別の場所でゆっくり話そう」

(「それはできない、まだしごとがのこってるからかいしゃにもどらないと。」)

「それは出きない、まだ仕事が残ってるから会社に戻らないと。」

(「おわるまでまつよ。」)

「終わるまで待つよ。」

(「おそくなるからむりよ。」)

「遅くなるから無理よ。」

(こうやはわたしのうでをつかんでみせをでようとした。)

幸也は私の腕をつかんで店を出ようとした。

(「はなしてもらえませんか。」)

「放してもらえませんか。」

(なかはらくんがわたしとゆきやのあいだにわってはいった。)

中原君が私と幸也の間に割って入った。

(「おまえにはかんけいないだろ!だまっていてくれないか。」)

「お前には関係ないだろ!黙っていてくれないか。」

(「いいえ、だまりませんよ、みゆきさんはいやがっている)

「いいえ、黙りませんよ、美由紀さんは嫌がっている

(むりやりにつれていくなんてぼくがさせない!」)

無理やりに連れて行くなんて僕がさせない!」

(いつものなかはらくんとはまったくちがう。)

いつもの中原君とは全く違う。

(「おまえはみゆきのなになんだ。」)

「お前は美由紀の何なんだ。」

(「おきゃくさま、ほかのきゃくさまのめいわくになりますのでおかえりください、)

「お客様、他の客様の迷惑になりますのでお帰り下さい、

(さもなければけいさつをよびますよ。」)

さもなければ警察を呼びますよ。」

(ますたーがたすけぶねをだしてくれた。)

マスターが助け舟を出してくれた。

(「またれんらくするからな。このまましまわれるとおもうな!」)

「また連絡するからな。このまま終われると思うな!」

(そういってみせをでていった。)

そう言って店を出て行った。

(つかまれたうでがあかくなっている。)

掴まれた腕が赤くなっている。

(すこしうごかすといたみがでた。)

少し動かすと痛みが出た。

(「いたっ!!」)

「イタッ!!」

(「いためたんですか?」)

「痛めたんですか?」

(ますたーがこおりをびにーるぶくろにいれてわたしてくれた。)

マスターが氷をビニール袋に入れて渡してくれた。

(「ありがとうますたー。」)

「ありがとうマスター。」

(「なにかのむかい?」)

「何か飲むかい?」

(「あったかいここあにしようかな。」)

「あったかいココアにしようかな。」

(「ぼくはこーひーを」)

「僕はコーヒーを」

(「みゆきちゃんは?」)

「美雪ちゃんは?」

(「ぼくのあねがおむかえにいってくれてます。」)

「僕の姉がお迎えに言ってくれてます。」

(「ありがとう、よくここがわかったわね。」)

「ありがとう、よくここがわかったわね。」

(「あきせんぱいがみゆきのことだから、よびだすだろうからみはってろって。」)

「亜紀先輩が美由紀の事だから、呼び出すだろうから見張ってろって。」

(「あきのそういうかんはするどいからな~。おなかすかない?」)

「亜紀のそういう感は鋭いからな~。ねえ、お腹すかない?」

(「ぺこぺこっす。」)

「ペコペコっす。」

(「ますたーちゅうもんしていい?」)

「マスター注文していい?」

(「いいよ。」)

「いいよ。」

(いためたうでをみながら、このさきどうしたらいいかふあんになっていた。)

痛めた腕を見ながら、この先どうしたらいいか不安になっていた。

(「かえりおくっていくから。」)

「帰り送って行くから。」

(「ありがとうございます。」)

「ありがとうございます。」

(あきにかんしゃだ、あきがなかはらくんをよんでくれなかったら、)

亜紀に感謝だ、亜紀が中原君を呼んでくれなかったら、

(きっとますたーだけではゆきやはかえらなかっただろう。)

きっとマスターだけでは幸也は帰らなかっただろう。

(「みゆきせんぱい、くりすますいぶなんかよていあります?」)

「美由紀先輩、クリスマスイブなんか予定有ります?」

(「ないわよ。」)

「無いわよ。」

(「みゆきのたんじょうびなんで、ごちそうしてもらうばかりなんで)

「美雪の誕生日なんで、ご馳走してもらうばかりなんで

(おかえしのいみもこめていっしょにごはんでもどうかなって。」)

お返しの意味も込めて一緒にご飯でもどうかなって。」

(「いいわね。しょっぴんぐにいかない?)

「いいわね。ついでにショッピングも行かない?

(みゆきちゃんのたんじょうびぷれぜんとかいたいし。」)

美雪ちゃんの誕生日プレゼント買いたいし。」

(「やった、みゆきよろこびます。」)

「やった、美雪喜びます。」

(ことしのくりすますはひとりでさびしくすごさなくてすみそう。)

今年のクリスマスは一人で淋しく過ごさなくてすみそう。

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