婦人従軍歌
楽曲情報
婦人従軍歌 歌森繁 久彌 作詞加藤 義清 作曲奥 好義
※このタイピングは「婦人従軍歌」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。
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歌詞(問題文)
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(ほづつのひびきとおざかる)
火筒の響き遠ざかる
(あとにはむしもこえたてず)
跡には虫も声たてず
(ふきたつかぜはなまぐさく)
吹きたつ風はなまぐさく
(くれないそめしくさのいろ)
紅染めし草の色
(わきてすごきはてきみかた)
わきて凄きは敵味方
(ぼうしとびさりそでちぎれ)
帽子飛び去り袖ちぎれ
(たおれしひとのかおいろは)
斃れし人の顔色は
(のべのくさばにさもにたり)
野辺の草葉にさも似たり
(やがてじゅうじのはたをたて)
やがて十字の旗を立て
(てんとをさしてにないゆく)
天幕をさして荷いゆく
(てんとにまつはひのもとの)
天幕に待つは日の本の
(じんとあいとにとむふじん)
仁と愛とに富む婦人
(ましろにほそきてをのべて)
真白に細き手をのべて
(ながるるちしおあらいさり)
流るる血潮洗い去り
(まくやほうたいしろたえの)
巻くや繃帯白妙の
(ころものそではあけにそみ)
衣の袖は朱に染み
(みかたのへいのうえのみか)
味方の兵の上のみか
(こともかよわぬあだまでも)
言も通わぬ仇迄も
(いとねんごろにかんごする)
いとねんごろに看護する
(こころのいろはせきじゅうじ)
心の色は赤十字
(あないさましやぶんめいの)
あな勇ましや文明の
(ははというなをおいもちて)
母という名を負い持ちて
(いとねんごろにかんごする)
いとねんごろに看護する
(こころのいろはせきじゅうじ)
心の色は赤十字
(こころのいろはせきじゅうじ)
心の色は赤十字