橘中佐

投稿者Epi‐nastineプレイ回数79
楽曲情報 橘中佐  森繁 久彌  作詞文部省唱歌  作曲岡野 貞一
難易度(3.5) 4366打 歌詞 かな 長文モード可タグ軍歌 唱歌
橘中佐 上一番から十九番 下一番から十三番
漢字の読み方に自信がないので間違えていましたら教えていただけると幸いです。
※このタイピングは「橘中佐」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

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歌詞(問題文)

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(りょうようじょうとうよはたけてありあけづきのかげすごく)

遼陽城頭夜は闌けて 有明月の影すごく

(きりたちこむるこうりょうのなかなるざんごうこえたえて)

霧立ちこむる高梁の 中なる塹壕声絶えて

(めざめがちなるてきへいのきもおどろかすあきのかぜ)

目醒め勝ちなる敵兵の 胆驚かす秋の風

(わがせいえいのさんぐんをようげきせんとけなげにも)

わが精鋭の三軍を 邀撃せん健気にも

(おもいさだめててきしょうがあつめしへいはにじゅうまん)

思い定めて敵将が 集めし兵は二十万

(ぼうぎょいたらぬくまもなくけっせんすとぞきこえたる)

防御至らぬ隅もなく 決戦すとぞ聞えたる

(ときははちがつすえつかたわがちゅうりゃくはさだまりて)

時は八月末つ方 わが籌略は定まりて

(そうこうげきのめいくだりさんぐんのいきてんをつく)

総攻撃の命下り 三軍の意気天を衝く

(はいざんのしょういかでかはせいぎにてきするゆうあらん)

敗残の将いかでかは 正義に敵する勇あらん

(てきのじんちのちゅうけんぞまずしゅざんぽをのっとれと)

「敵の陣地の中堅ぞ まず首山堡を乗っ取れ」と

(さんじゅうにちのよるふかくぜんしんめいれいたちまちに)

三十日の夜深く 前進命令忽ちに

(くだるさんじゅうよれんたいたちばなだいたいいっせんに)

下る三十四連隊 橘大隊一線に

(みなぎるみずをせんじんのたににけっするいきおいか)

漲る水を千仭の 谷に決する勢か

(いわおをくだくきょうらんのおどるににたるだいたいは)

巌を砕く狂瀾の 躍るに似たる大隊は

(さいうんたなびくあけのそらてきるいちかくせめよせぬ)

彩雲たなびく明の空 敵塁近く攻め寄せぬ

(かくとさとりしてきるいのいそそぐたまのはげしくて)

斯くと覚りし敵塁の 射注ぐ弾の烈しくて

(せんぽうあまたたおるればたいちょうどはつてんをつき)

先鋒数多斃るれば 隊長怒髮天を衝き

(よびたいつづけとたちをふりししふんじんとはせのぼる)

「予備隊続け」と太刀を振り 獅子奮迅と馳せ登る

(けんげきましてっかちりてきのいっせんまずやぶる)

剣戟摩して鉄火散り 敵の一線まず敗る

(たいちょうほうこうやくしんしそっせんざんごうとびこえて)

隊長咆吼躍進し 卒先塹壕飛び越えて

(せんでんてきにきりこめばつづくけっしのすうひゃくめい)

閃電敵に切り込めば 続く決死の数百名

(てきがんきょうにふせぎしもついにとりでをうばいとり)

敵頑強に防ぎしも 遂に堡塁を奪いとり

(ばんざいせいりひのみはたあさひにたかくひるがえし)

万歳声裡日の御旗 朝日に高くひるがえし

(やいばをぬぐうひまもなくあれぎゃくしゅうのときのこえ)

刃を拭う暇もなく 彼れ逆襲の鬨の声

(じゅうじのほうかあめのごとよるべきちぶつさらになき)

十字の砲火雨のごと よるべき地物更になき

(このさんじょうにしのつけばいっしゅんへんてんああひさん)

この山上に篠つけば 一瞬変転ああ悲惨

(ふくしるいるいやまをおおいせんけつようようごうにみつ)

伏屍累々山を被い 鮮血漾々壕に満つ

(おりしものどをうちぬかれたおれししょういかわむらを)

折しも喉を打ちぬかれ 倒れし少尉川村を

(たいちょうみずからひっさげてごうのこかげにほうたいし)

隊長躬ら提げて 壕の小蔭に繃帯し

(ふたたびむかうしゅらのみちああかみなるかおになるか)

再び向う修羅の道 ああ神なるか鬼なるか

(めいとうせきのかねみつがつばをくだきてだんがんは)

名刀関の兼光が 鍔を砕きて弾丸は

(かいなをけずりさらにまたつづいてうちこむよつのたま)

腕をけずりさらにまた つづいて打ちこむ四つの弾

(ちけむりさっとのぼれどもたいちょうさらにおどろかず)

血煙さっと上れども 隊長さらに驚かず

(げんぜんとしてたちどまりなおわがへいをはげまして)

厳然として立ちどまり なおわが兵を励まして

(しゆうをけっするときなるぞこのちをてきにうばわるな)

「雌雄を決する時なるぞ この地を敵に奪わるな

(とくうちはらへこのてきとてんにもひびくげじのこえ)

とくうち払へこの敵」と 天にも響く下知の声

(しゅうをたのめるてきへいもおたけびくるうわがへいに)

衆をたのめる敵兵も 雄たけび狂うわが兵に

(つきいりかねていろうごきうきあしだてしいっせつな)

つきいりかねて色動き 浮足立てし一刹那

(ばくぜんてきのほうだんはさけぬずじょうにらいのごと)

爆然敵の砲弾は 裂けぬ頭上に雷のごと

(あたりのへいにあびせつつたまはあられとたばしれば)

辺りの兵にあびせつつ 弾はあられとたばしれば

(うちたおされしたいちょうはぶれいぞうぬとちからこめ)

打ち倒されし隊長は 「無礼ぞ奴」と力こめ

(たたんとすれどくちおしやこしははへんにくだかれぬ)

立たんとすれど口惜しや 腰は破片に砕かれぬ

(たいちょうきずはあさからずしばしここにとぐんそうの)

「隊長傷は浅からず 暫しここに」と軍曹の

(ごうにはこびていたわるをいなみようちだあさきぞと)

壕に運びていたわるを 「否みよ内田浅きぞ」と

(じゅういをぬげばくれないのちしおりんりほとばしる)

戎衣をぬげば紅の 血潮淋漓迸る

(ちゅうさはさらにおどろかでたいちょうわれはここにあり)

中佐はさらに驚かで 「隊長われはここにあり

(うけたるきずはふかからずにほんだんじのなをおもい)

受けたる傷は深からず 日本男子の名を思い

(いのちのかぎりふせげよとぶかをはげますこえたかし)

命の限り防げよ」と 部下を励ます声高し

(よせてはかえしまたよするてきのあらてをいくたびか)

寄せては返しまた寄する 敵の新手を幾度か

(うちかえししもいかにせんみかたのざんぺいすくなきに)

打ち返ししもいかにせん 味方の残兵少きに

(ちゅうさはさらにめいずらくぐんそうつつをとってたて)

中佐はさらに命ずらく 「軍曹銃をとって立て」

(ぐんそうやがてたちもどりからくもてきははらえども)

軍曹やがて立ちもどり 「辛くも敵は払えども

(ふせぎまもらんへいなくてこのちをしめんことがたし)

防ぎ守らん兵なくて この地を占めん事難し

(こうえんきたるそれまでとちゅうさをおいてくだりけり)

後援きたるそれまで」と 中佐を負いて下りけり

(しかばねふみわけごうをとびかたなをつえにいわをこえ)

屍ふみ分け壕をとび 刀を杖に岩をこえ

(ようやくくだるおりもおりこくうをましていちだんは)

ようやく下る折も折 虚空を摩して一弾は

(またもちゅうさのせをぬきてうちだのむねをやぶりけり)

またも中佐の背をぬきて 内田の胸を破りけり

(ああああひさんさんのきょくふしあいいだくごとくにて)

嗚呼々々悲惨参の極 父子相抱く如くにて

(ともにたおれししょうとしがさんせんふるうかちどきに)

ともに倒れし将と士が 山川震う勝鬨に

(いきふきかえしみかえればさんじょうすでにてきのゆう)

息吹き返し見返れば 山上すでに敵の有

(とびくるたまのしげければぐんそうふたたびおきあがり)

飛び来る弾の繁ければ 軍曹ふたたび起き上り

(むねんのひとなみだはらいつつちゅうさをたすけてやまのかげ)

無念の一涙払いつつ 中佐を扶けて山の影

(たどりいでたるまつばやしわずかにのこるわがみかた)

たどり出でたる松林 僅に残る我が味方

(あしゅらのごときぐんしんのふうはつしったいまたえて)

阿修羅の如き軍神の 風発叱咤今絶えて

(ちにそむまなこうちひらきひいずるくにのくもせんり)

血に染む眼打ち開き 日出ずる国の雲千里

(ちよだのみやをふしおがみちゅうさかしこみそうすらく)

千代田の宮を伏し拜み 中佐畏み奏すらく

(しゅうたがかつてほうしせしもうけのきみのかしこくも)

「周太が嘗て奉仕せし 儲の君の畏くも

(うまれたまいしよきこのひぎゃくしゅううけていかんにも)

生れ給いしよき此の日 逆襲うけて遺憾にも

(しょうそつあまたうしないしつみはいかでかのがるべき)

将卒あまた失いし 罪はいかでか逃るべき

(さはさりながらもののふのとりはくたちはおもうまま)

さはさりながら武士の とり佩く太刀は思うまま

(てきのちしおにそめにけりしんがぶうんはめでたくて)

敵の血汐に染めにけり 臣が武運はめでたくて

(ただいまここにせんしすとげんげんひつうこえりんりん)

只今「ここに戦死す」と 言々悲痛 声凛凛

(ちゅうさはさらにかえりみてわがせんきょうはいまいかに)

中佐は更にかえりみて 「わが戦況はいまいかに

(れんたいちょうはぶじなるかしゅざんぽすでにてにいりて)

連隊長は無事なるか」 「首山堡すでに手に入りて

(せきやたいさはうちじにときくもかたるもちのなみだ)

関谷大佐は討死」と 聞くも語るも血の涙

(わがかちどきのこえかすかあたりにつつのおとたえて)

わが凱歌の声かすか 四辺に銃の音絶えて

(せきようとおくやまにおちてんらいげきぎゃくしずまれば)

夕陽遠く山に落ち 天籟闃寂静まれば

(やみのとばりにつつまれてあたりはくらしこまつばら)

闇の帳に包まれて あたりは暗し小松原

(あさなゆうなをかしこくもうちずんじたるおおきみの)

朝な夕なを畏くも 打ち誦じたる大君の

(みことのままにみをささげたかきとうときせいおんに)

勅諭のままに身を捧げ 高き尊き聖恩に

(こたえたてまつれるたいちょうのいまわのとこにつゆさむし)

答え奉れる隊長の 終焉の床に露寒し

(おいしいたでのふければなさけてあつきぐんそうの)

負いし痛手の深ければ 情手厚き軍曹の

(こころづくしもかいなくてえいこんここにとまらねど)

心尽しも甲斐なくて 英魂此処に止まらねど

(ちゅうさはかこをかえりみてしゅうえんのえみをもらしけん)

中佐は過去を顧みて 終焉の笑をもらしけん

(きみみをじしてげんなればきょどうにきくをうしなわず)

君身を持して厳なれば 挙動に規矩を失わず

(しょくをほうじてちゅうなればこうせきつねにしゅうをぬき)

職を奉じて忠なれば 功績常に衆を抜き

(きみまじわりてしんなればひとはかがみとうやまいぬ)

君交わりて信なれば 人は鑑と敬いぬ

(ちゅうかんぎたんさいひいできんべんこっくがくすぐれ)

忠肝義胆才秀で 勤勉刻苦 学勝れ

(じょうはふかくゆうをかねはなもみのりもあるもののふの)

情は深く勇を兼ね 花も實もある武士の

(きみがしゅうえんのことばにはせんざいだれかなかざらん)

君が終焉の言には 千載誰か泣かざらん

(はないさぎよくちりはててごこくのおにとちかいてし)

花潔く散り果てて 護国の鬼と盟いてし

(きみぐんしんとまつられぬ)

君軍神とまつられぬ

(ちゅうこんぎこんあとのよのひとのこころをはげまして)

忠魂義魂後の世の 人の心を励まして

(ぶうんはとわにつきざらん)

武運は永久に尽きざらん

(こくしつたうるいくせんねん)

国史伝うる幾千年

(ここにせいろのしをおこす)

ここに征露の師を起す

(ふみひもときてみるごとに)

史繙きて見る毎に

(わがひのもとのこくみんよ)

わが日の本の国民よ

(はなたちばなのかおりにも)

花橘の薫にも

(しのべぐんしんちゅうさをば)

偲べ軍神中佐をば

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