エルの絵本【笛吹き男とパレード】
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歌詞(問題文)
(そのぱれーどはどこからやってきたのだろうか)
そのパレードは何処からやって来たのだろうか
(ああそのぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
嗚呼そのパレードは何処までも続いてゆく
(おぉともよつみもなきしゅうじんたちよ)
「おぉ友よ!罪も無き囚人達よ、
(われらはこのせかいというくさりからときはなたれた)
我らはこの世界という鎖から解き放たれた。
(くるものはこばまないがさるものはけっしてゆるさない)
来る者は拒まないが、去る者は決して赦さない。
(たそがれのそうれつらくえんぱれーどへようこそ)
黄昏の葬列楽園パレードへようこそ!」
(ぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
パレードは何処までも続いてゆく
(せかいのはてをめざして)
世界の果てを目指して
(せんとうでかめんのおとこがふえをふく)
先頭で仮面の男が笛を吹く
(しずむゆうひにせをむけて)
沈む夕陽に背を向けて
(ぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
パレードは何処までも続いてゆく
(せかいのはてをめざして)
世界の果てを目指して
(おとこのかたにすわったしょうじょがうたう)
男の肩に座った少女が歌う
(そのふえのねにあわせて)
その笛の音に合わせて
(こころにふかいきずをおったものにとって)
心に深い傷を負った者にとって
(あらがえないましょうのね)
抗えない魔性の音
(やぁともよさちうすきりんじんたちよ)
「やぁ友よ!幸薄き隣人達よ、
(われらはこのせかいというくさりからときはなたれた)
我らはこの世界という鎖から解き放たれた。
(くるものはこばまないがさるものはけっしてゆるさない)
来る者は拒まないが、去る者は決して赦さない。
(かりそめのしゅうえんらくえんぱれーどへようこそ)
仮初めの終焉楽園パレードへようこそ!」
(ぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
パレードは何処までも続いてゆく
(せかいのはてをめざして)
世界の果てを目指して
(もえるようなあかいかみのおんながおどる)
燃えるような紅い髪の女が踊る
(しずむゆうひをせにうけて)
沈む夕陽を背に受けて
(ぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
パレードは何処までも続いてゆく
(せかいのはてをめざして)
世界の果てを目指して
(ぐろいくびつりぴえろのたとぅーがわらう)
《気味が悪い》首吊り道化師の刺青が笑う
(あのふえのねにあわせて)
あの笛の音に合わせて
(こころにふかいやみをかったものにとって)
心に深い闇を飼った者にとって
(さからえないましょうのね)
逆らえない魔性の音
(ふえのねにいざなわれ)
笛の音に誘われ
(ひとりまたひとりれつにならんでゆく)
一人また一人列に並んでゆく
(やがてそのぱれーどは)
やがてそのパレードは
(ゆうひをさえぎってちへいせんをうめつくす)
夕陽を遮って地平線を埋め尽くす
(たとえばはこぶねをしんじたしょうじょ)
喩えば箱舟を信じた少女
(たとえばゆがんだしんじゅのおとめ)
喩えば歪んだ真珠の乙女
(たとえばしゅうかくをあやまったむすめ)
喩えば収穫を誤った娘
(たとえばいもうとをぎせいにされたあね)
喩えば妹を犠牲にされた姉
(たとえばほしくずにおどらされたおんな)
喩えば星屑に踊らされた女
(だれもかめんのおとこあびすからはにげられない)
誰も仮面の男ABYSSからは逃げられない
(ごきげんようかわいそうなおじょうさん)
「ごきげんよう、可哀相なお嬢さん。
(らくえんぱれーどへようこそ)
楽園パレードへようこそ!」
(ふえのねをあやつって)
笛の音を操って
(ひとりまたひとりれつにくわえてゆく)
一人また一人列に加えてゆく
(やがてそのぱれーどは)
やがてそのパレードは
(ゆうひをうらぎってちへいせんをやきつくす)
夕陽を裏切って地平線を灼き尽くす
(ああそのぱれーどはどこまでもつづいてゆく)
嗚呼そのパレードは何処までも続いてゆく
(そのぱれーどはどこへむかってゆくのだろうか)
そのパレードは何処へ向かってゆくのだろうか