アーベルジュの戦い
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歌詞(問題文)
(だいはちかんさんびゃくにじゅうよんぺーじ)
『第八巻 三二四頁』
(あーべるじゅじだいがもとめたえいゆう)
「…Arbelge」 時代が求めた英雄
(それとてみちたりたことではないいやむしろかけてさえいる)
それとて 満ち足りたことではない いや むしろ欠けてさえいる
(たいせつななにかをおきわすれてきてしまった・・・)
大切な何かを 置き忘れてきてしまった……
(あーべるじゅりゆうなどにいみはない)
「…Arbelge」 理由などに意味は無い
(きってしまえばおなじあくいなきつるぎなどなし)
斬ってしまえば 同じ 悪意なき剣など 無し
(みをよせるばしょもなくただちのあめのなかをかけぬけたじだい・・・)
身を寄せる 場所もなく ただ血の雨の中を 駆け抜けた時代……
(あーべるじゅくりかえすいたみ)
「…Arbelge」 繰り返す痛み
(ねがわくばもどりたいとさえおもったなにもしらなかったあのころに)
願わくば 戻りたいとさえ想った 何も知らなかった あの頃に
(なにひとつれきしはかわらないとしても・・・)
何一つ歴史は 変わらないとしても……
(さいしょのさんげき)
・・・ 最初の惨劇 ・・・
(「わかものよおくするなふるえるひざをむちうってすすめ)
「若者よ臆するな 震える膝を鞭打って進め
(せまりくるてきぐんはごせんなんとしてもこのもりでくいとめろ・・・」)
迫りくる敵軍は 五千 何としても この森で食い止めろ…」
(おさなきひのおもいでよなきむしだったしょうねんは)
幼き日の思い出よ 泣き虫だった少年は
(せんしのほこりしんねんをむねに)
戦士の誇り 信念を胸に
(ぜつぼうがうずまくせんじょうへ・・・)
絶望が渦巻く 戦場へ……
(そのみくちはてようともまもりたいものがあった・・・)
その身 朽ち果てようとも 守りたいものが あった……
(かあさんときのみをひろったもり・・・とうさんとつりをしたかわ・・・)
母さんと 木の実を拾った森... 父さんと 釣りをした川...
(きみとやくそくをかわしたおか・・・)
君と 約束を交わした 丘...
(おさなきひのおもいでよあのなつのしょうねんは)
幼き日の思い出よ あの夏の少年は
(みぎてにつるぎにぶいひかりをはなち)
右手に剣 鈍い光を放ち
(しにがみがまねくせんじょうへ・・・)
死神が招く 戦場へ……
(そのみくちはてようともまもりたいものがあった・・・)
その身 朽ち果てようとも 守りたいものが あった……
(かれはにげないうんめいはだれをえらぶ・・・)
彼は 逃げない 運命は 誰を選ぶ……
(かれはにげないれきしはなにをつむぐ・・・)
彼は 逃げない 歴史は 何を紡ぐ……