黄昏の賢者
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歌詞(問題文)
(かれのなはさヴぁん)
彼の名は『賢者』
(せいかくにはそのよびなもつうしょうほんみょうはまったくもってふしょう)
正確にはその呼び名も通称…本名は全く以って不詳…
(わたしがはじめてかれとであったのはあるはるのひのたそがれ)
私が初めて彼と出逢ったのは…ある春の日の黄昏…
(さびれたこうがいのこうえんだった)
寂れた郊外の公園だった……
(ヴぉんそわーる)
今晩和
(まずはだれもいないそれがぜろだ)
まずは誰もいない → 其れが零だ…
(そこにもわがあらわれたそれがあんだ)
其処に私が現れた → 其れが壱だ…
(そしてとわがあらわれたそれがどぅーだ)
そして君が現れた → 其れが弐だ…
(たんじゅんなしきにこそしんりがやどる)
単純な数式にこそ ← 真理が宿る…
(そんなよういなことにさえみずからをとざして)
そんな容易なことに0301え自らを閉ざして
(きづけないときもあるのだ)
気づけない時もあるのだ……
(さりゅまどもわぜる)
やぁ、御機嫌よう
(あさとよるとのおりぞんそれはどぅーだ)
朝と夜との地平線 → 其れは弐だ…
(ときのろわがねむるぼしょそれはとろわだ)
時の王が眠る墓所 → 其れは参だ…
(きらめくとわのほしくずそれはさんくだ)
煌めく永遠の星屑 → 其れは伍だ…
(たんじゅんなかずにさえしんりはやどる)
単純な素数に0301え ← 真理は宿る…
(どんなよういなことにさえみずからをとざして)
どんな容易なことに0301え自らを閉ざして
(きづけないこともあるのだ)
気づけない事もあるのだ……
(きみのかなしみをばらしてみようか)
君の哀しみを因数分解してみようか?
(しあわせのかずをもとめてみようか)
幸福の最大公約数を求めてみようか?
(なみだをぬぐってさぁおたちなさい)
涙を拭って…0301ぁ…お立ちな0301い…
(きみのみちはまだつづくのだから)
君の途はまだ続くのだから……
(あんえっふぇ)
なるほど
(うむべきかうまざるべきか)
産むべきか ←→ 産まざるべきか…
(それがさいだいのいわばもんだいだ)
それが最大の…謂わば問題だ…
(よろこびのあさもかなしみのよるもすべてはきみのもの)
歓びの朝も…哀しみの夜も…全ては君の物…
(まだみぬものへつながるものがたりうたをともすろまん)
未見ぬ者へ…繋がる歌物語…詩を灯す物語…
(ふうしゃがまわりつづけるたびにうつくしきげんそうがしずかにつむがれ)
『風車』が廻り続ける度に 『美しき』幻想が静かに紡がれ
(ほのおのゆらめきのそとにうでをのばすおろかなものたちは)
『焔』の揺らめきの外に 『腕』を伸ばす愚かな者達は
(ほうせきをよりおおくつかもうとあさとよるのはざまをさまよいつづける)
『宝石』をより多く掴もうと 『朝と夜』の狭間を彷徨い続ける
(ほしくずのすなのきらめきにもぶどうしゅはほのあまいゆめをみせ)
『星屑』の砂の煌めきにも 『葡萄酒』は仄甘い陶酔を魅せ
(けんじゃがきひするおりのなかからでんごんのしんいをかれらにとうだろう)
『賢者』が忌避する檻の中から 『伝言』の真意を彼等に問うだろう
(てんしがわかれをつげしときちへいせんはだいごのものがたりをしる)
『天使』が別れを告げし時 『地平線』は第五の物語を織る
(きみがきたあさをこうかいするならさらなるいたみをうむべきではない)
君が来た朝を後悔するなら…更なる痛みを産むべきではない…
(きみがゆくよるをこうていするならそのこもまたせいをあいすだろう)
君が行く夜を肯定するなら…その子もまた《人生》を愛すだろう……
(くろえきみのかなしみをばらしてみようか)
お譲0301ん君の哀しみを因数分解してみようか?
(しあわせのかずをもとめてみようか)
幸福の最大公約数を求めてみようか?
(ほこりをはらってさぁおたちなさい)
埃を払って…0301ぁ…お発ちな0301い…
(きみのたびはまだつづくのだから)
君の旅はまだ続くのだから……
(おるヴぉわーる)
0301ようなら