ダイバーシティとは

(がいてきそくめん：えくすたーなるだいばーしてぃ)

外的側面：エクスターナルダイバーシティ

(えくすたーなるだいばーしてぃとは、たにんやしゅういのかんきょうにえいきょうされてへんか)

エクスターナルダイバーシティとは、他人や周囲の環境に影響されて変化

(するものです。また、じかんのけいかとともにかわることもとくちょうです。たとえば、)

するものです。また、時間の経過とともに変わることも特徴です。例えば、

(しゅみ、こうさいじょうきょう、がいけん、しんこうしているしゅうきょうなどがあります。)

趣味、交際状況、外見、信仰している宗教などがあります。

(だいばーしてぃは、だれもがひつぜんてきにみとめられるべきけんりです。しかしその)

ダイバーシティは、誰もが必然的に認められるべき権利です。しかしその

(だいばーしてぃをめぐるもんだいはかずおおくあります。たとえばせいてきたようせい。)

ダイバーシティをめぐる問題は数多くあります。例えば性的多様性。

(せいてきたようせいはしゃかいのにんちどにかかわらずすでにそんざいしており、わたしたちはそのたようせいに)

性的多様性は社会の認知度に関わらず既に存在しており、私達はその多様性に

(きづくひつようがあります。せいてきたようせいにかんするもんだいとしては、)

気づく必要があります。性的多様性に関する問題としては、

(いかのようなれいがあります。)

以下のような例があります。

(しゅういのりかいどがひくいためにかみんぐあうとできない。ほんらいのじぶんをいつわるひつよう)

周囲の理解度が低いためにカミングアウトできない。本来の自分を偽る必要

(によるすとれす。どうせいこんがみとめられない。)

によるストレス。同性婚が認められない。

(ほかにも、じんしゅやみんぞくのたようせいのもんだいもあります。にほんでながくせいかつをしていると)

他にも、人種や民族の多様性の問題もあります。日本で長く生活をしていると

(じんしゅや、みんぞくのたようせいにかんするもんだいについてせっするきかいはすくないとかんがえる)

人種や、民族の多様性に関する問題について接する機会は少ないと考える

(ひともいるかもしれません。しかし、ぐろーばるかがすすんでいるげんだいにおいて、)

人もいるかもしれません。しかし、グローバル化が進んでいる現代において、

(せかいきぼでものごとをかんがえることはたいせつなことです。)

世界規模で物事を考えることは大切なことです。

(だいばーしてぃのそくしんは、かんようをうながすだけでなく、じゅようのいっぽでもあります。)

ダイバーシティの促進は、寛容を促すだけでなく、受容の一歩でもあります。

(いままでじぶんとことなるとおもっていたひとが、おたがいのだいばーしてぃをみとめあう)

今まで自分と異なると思っていた人が、お互いのダイバーシティを認め合う

(ことで、じっさいにはおおくのきょうつうてんをもっていることにきづくかもしれません。)

ことで、実際には多くの共通点を持っていることに気づくかもしれません。

(このようなちがいやきょうつうてんにせいつうすることで、わたしたちはいままでもっていたしてんを)

このような違いや共通点に精通することで、私達は今まで持っていた視点を

(あらため、さべつをじょちょうするごかいやへんけんをへらすことができます。)

改め、差別を助長する誤解や偏見を減らすことができます。

(だいばーしてぃがみとめられていないしゃかいは、だれかがさべつやへんけんにくるしみ、)

ダイバーシティが認められていない社会は、誰かが差別や偏見に苦しみ、

(ほんらいのじぶんをおしころさなくてはならないじょうきょうをいみします。そのようなしゃかいは)

本来の自分を押し殺さなくてはならない状況を意味します。そのような社会は

(だれもがいきやすいしゃかいとはいえません。かんきょうやじかんのへんかによりみずからのみに)

誰もが生きやすい社会とは言えません。環境や時間の変化により自らの身に

(おとずれるかのうせいもあります。じぶんやまわりのたようせいにきづき、みとめあうことで、)

訪れる可能性もあります。自分や周りの多様性に気づき、認め合うことで、

(だれもがいきやすいしゃかいをじつげんするだいいっぽになるのではないでしょうか。)

誰もが生きやすい社会を実現する第一歩になるのではないでしょうか。