禁じられた遊び

(ばらのくびわつなげてぎんのくさりくわえて)

薔薇の首輪つなげて　銀の鎖くわえて

(こよいもひとりはてるあなたがにくらしい)

今宵もひとり果てる　あなたが憎らしい

(ひざまずいておなめよにがいあいのしずくを)

跪いてお嘗めよ　苦い愛の雫を

(てんしにほどこすあおいどれさーじゅ)

天使に施す　青いドレサージュ

(じぶんというひつぎのなかこころはまだうごいてる)

自己(じぶん)と云う柩の中　魂(こころ)はまだ動いてる

(ちぎれたはねはげっこうにいきかえりうるむわ)

千切れた翅は月光に　生き返り潤むわ

(やみよりもこわいのはこどく)

闇よりも　怖いのは孤独

(ふたりのあかしじゅうじかのもとでむさぼりませう)

ふたりの証　十字架の元で貪りませう

(ばらのてじょうはずしてしろいてくびかさねて)

薔薇の手錠はずして　白い手首かさねて

(ふれあうことのきせきあなたがいとおしい)

触れ合うことの奇跡　あなたが愛おしい

(ひざまずいてささげよいたいあいのことばは)

跪いて捧げよ　痛い愛の言葉は

(がーぜににじんだあかいあらべすく)

包帯(ガーゼ)に滲んだ　赤いアラベスク

(つみでもいいすきといってきんだんのくちびるを)

罪でもいい好きと言って　禁断のくちびるを

(せかいはそびえたつおしろげーとをあけるのはかみ)

世界は聳え建つお城　門(ゲート)を開けるのは神

(そんなふうにみちびきつづけて)

そんなふうに導きつづけて

(そしてわたしのめをふさいだら)

そしてわたしの目を　塞いだら

(だれよりやさしくなまえをよんで)

誰よりやさしく　名前を呼んで

(そのときしるでしょうえいえんのいみを)

その時知るでしょう　永遠の意味を

(ばらのゆびわまじえてかわのりぼんむすんで)

薔薇の指輪まじえて　革のリボンむすんで

(かがみのまのぶとうかいすべてがくるおしい)

鏡の間の舞踏会　すべてが狂おしい

(まよいこんでさとれよめぐるあいのれきしを)

迷い込んで悟れよ　巡る愛の歴史を

(なみだでかざろうくろいまりあーじゅ)

涙で飾ろう　黒いマリアージュ

(うそではいやすきといってじゅんけつのくちびるで)

嘘では嫌　好きと言って　純潔のくちびるで

(ばらのくびわつなげてぎんのくさりくわえて)

薔薇の首輪つなげて　銀の鎖くわえて

(こよいもひとりはてるあなたがにくらしい)

今宵もひとり果てる　あなたが憎らしい

(ひざまずいておなめよにがいあいのしずくを)

跪いてお嘗めよ　苦い愛の雫を

(てんしにほどこすあおいどれさーじゅ)

天使に施す　青いドレサージュ

(ばらのてじょうはずしてしろいてくびかさねて)

薔薇の手錠はずして　白い手首かさねて

(ふれあうことのきせきあなたがいとおしい)

触れ合うことの奇跡　あなたが愛おしい

(ひざまずいてささげよいたいあいのことばは)

跪いて捧げよ　痛い愛の言葉は

(がーぜににじんだあかいあらべすく)

包帯(ガーゼ)に滲んだ　赤いアラベスク

(こころからすきというわけがれなきくちづけを)

心から好きと言うわ　穢れなきくちづけを