呪い狂える魂の歌
関連タイピング
歌詞(問題文)
(このちのそこふかくから)
この地の底深くから
(きこえてくるそのひびきは)
聞こえて来るその響きは
(うるわしきのろいのうた)
麗しき呪いの歌
(そののろいがきこえるか)
その呪いが聞こえるか
(おまえたちのたましいのそのふかくいずるよどみ)
お前たちの魂のその深く出ずる澱み
(そのてしばろうとも)
その手縛ろうとも
(そのあしかせもてつないでしまおうとも)
その足枷もて繋いでしまおうとも
(おまえのそのこころはいつともただじゆうにあれば)
お前のその心は何時ともただ自由に在れば
(そのおろかさがためにみずからそのみおとしてゆくばかり)
その愚さがために自ら その身堕してゆくばかり……
(そのみにくさがためにみずからそのみこわしてゆくばかり)
その醜さがために自ら その身壊してゆくばかり……
(よろこばしきかなそのよくぼうにこころまかせるかぎりには)
悦ばしき哉 その欲望に心 任せる限りには
(このみもかくてふめつなり)
この身もかくて 不滅なり-
(きょうふあいらくますぞうおただえんさに)
恐怖 哀楽 増す憎悪 ただ怨嗟に
(それはかねかともがらそれかただにくむために)
それは金か 国 それかただ憎むために
(いくつのつみも)
いくつの罪も
(そのちのきおくから)
その血の記憶から
(たましいのそこよりめいじられたのろいのうたごえを)
魂の底より命じられた 呪いの歌声を
(そのくびくくられても)
その頸括られても
(そのみとらわせてふうじたとしても)
その身囚わせて封じたとしても
(おまえのそのこころだけはないつまでもただじゆうにあれば)
お前のその心だけは何時までもただ自由に在れば
(そのあわれさがためにみずからそのみこがしてゆくばかり)
その憐れさがために自ら その身焦してゆくばかり……
(そのいやしさがためにみずからそのみつぶしてゆくばかり)
その賤しさがために自ら その身潰してゆくばかり……
(くるえるものよつどえそのきょうきでせかいよにえたぎれ)
狂えるものよ集え その狂気で 世界よ煮え滾れ
(のろわれたそのこころおのれとしてどれいとしてしたがえうたえ)
呪われたその心 己として<<奴隷>>として従え 謳え
(うつくしきかなそのよくぼうにこころみたせるかぎりには)
美しき哉 その欲望に心 満たせる限りには
(このみもともにえいえんなり)
この身も伴に 永遠なり-
(ながくただながく)
永く ただ 永く
(ひとのうまれて)
人の 生まれて
(ほろぶまで。)
-亡ぶまで。