ビブリア古書堂の事件手帖1
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(びぶりあこしょどうのじけんてちょう)
ビブリア古書堂の事件手帖
(みかみえん)
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(おもわずあしをとめるほどきれいなひとだった。)
思わず足を止めるほど綺麗な人だった。
(こんなにいきいきとたのしそうにどくしょするにんげんをみるのははじめてだった。)
こんなにいきいきと楽しそうに読書する人間を見るのは初めてだった。
(これはなんさつかのふるいほんのはなしだ。)
これは何冊かの古い本の話だ。
(ふるいほんとそれをめぐるにんげんのはなしだ。)
古い本とそれをめぐる人間の話だ。
(ひとのてをわたったふるいほんには、なかみだけでなくほんそのものにもものがたりがある。)
人の手を渡った古い本には、中身だけでなく本そのものにも物語がある。
(わたし、こしょがだいすきなんです。)
私、古書が大好きなんです。
(だざいおさむ)
太宰治
(ばんねん)
晩年