暴夜LAYLA幻談
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歌詞(問題文)
(せんものかぜふくむねをかかえてまいられた)
千もの風吹く胸を 抱えて参られた
(おいたわしいあなたののぞみなんでもかなえましょう)
お労しいあなたの望み 何でも叶えましょう
(alflaylawalayla)
Alf Layla wa Layla
(よとぎのかたり)
夜伽の語り
(さよなきのあえぎきたいのらたい)
小夜啼(さよな)きのアエぎ 奇態の裸体
(そのはだにまとわんふれるといきはしゅす)
その膚に纏わん 触れる吐息は繻子
(くちびるはひのびろーど)
口脣は緋の天鷲絨(びろーど)
(わがなはこい)
わが名は”恋”
(こころもからだもとろかすわたしにおぼれきらぬものはない)
心も躯も蕩かす私に 溺れきらぬ者はない
(いのちのほのおはけらくにもすもの)
命の炎は快楽に燃すもの
(かんろにしびれてああこうこつと)
甘露に痺れてああ恍惚と
(そのせいつきはてるまで)
その精尽き果てるまで
(それでもすぐれぬおかおこころのどうくつ)
それでも優れぬお顔 胸中(こころ)の洞窟
(とどかぬくつうのうずきふさいでしんぜましょう)
届かぬ苦痛の疼き 塞いで進ぜましょう
(iftahyasimsim)
Iftah Ya Simsim
(じゅもんをとなえひらけよとびらかがやくとばり)
呪文を唱え 開けよ扉 輝く帳
(おそれずにふみだすつまさきにはさんご)
畏れずに踏み出す 爪先には珊瑚
(よこたわるしとねはひすい)
横たわる褥(しとね)は翡翠
(わがなはとみ)
わが名は”富”
(きんぎんざいほうまばゆいわたしにめがくらまぬものはない)
金銀財宝 目映い私に 目が眩まぬ者はない
(おうじゃもぬかづくこのきらめきは)
王者も額づく この綺羅めきは
(このよのなによりああうつくしや)
この世の何より ああ美しや
(かねでうばえぬものはなし)
金で奪えぬ物はなし
(alflaylawalayla)
Alf Layla wa Layla
(まだはれぬならば)
まだ晴れぬならば
(だかれるがいいだろうきんだんのかいな)
抱かれるがいいだろう 禁断の腕(かいな)
(まぶたとじみつめよくろうまのたてがみ)
目蓋閉じ見つめよ 黒馬の鬣(たてがみ)
(おりたつしっこくのつばさ)
降り立つ漆黒の翼
(わがなはやみ)
わが名は”闇”
(すべてをだきとるわたしのふかさに)
すべてを抱き取る私の深さに
(あらがえるものなどない)
抗える者などない
(きょむへとそそげばあいのびしゅとなり)
虚無へと注げば愛の美酒となり
(あおざめたほほにばらのちがさす)
蒼冷めた頬に薔薇の血が差す
(abracadabra)
ABRACADABRA
(わたしはいつでもあなたによりそったかげ)
私はいつでも あなたに寄り添った影
(ゆめなどまとなるあくさえびとなる)
夢など魔となる 悪さえ美となる
(このよのけたいをおかすものなり)
この世の懈怠(けたい)を犯すものなり
(さあさたましいをこちらに)
さあさ魂をこちらに