大東亜戦争 終戦の詔勅 ②

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八月十五日 玉音放送です
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問題文

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(ちんは、ていこくとともにしゅうしとうあのかいほうにきょうりょくせるしょめいほうにたいし、)

朕は、帝国と共に終始東亞の解放に協力せる諸盟邦に対し、

(いかんのいをひょうせざるをえず。)

遺憾の意を表せざるを得ず。

(ていこくしんみんにしてせんじんにしし、しょくいきにじゅんじひめいにたおれたるものおよび)

帝国臣民にして戰陣に死し、職域に殉じ非命に斃れたる者及

(そのいぞくにおもいをいたせはごないためにさく。)

其の遺族に想を致せは五内爲に裂く。

(かつ、せんしょうをおいさいかをこうむり、かぎょうをうしないたるものの)

且、戦傷を負ひ災禍を蒙り、家業を失いたる者の

(こうせいにいたりてはちんのふかくしんねんするところなり。)

厚生に至りては朕の深く軫念する所なり。

(おもうにこんごていこくのうくべきくなんはもとよりじんじょうにあらず。)

惟うに今後帝国の受くべき苦難は固より尋常にあらず。

(なんじしんみんのちゅうじょうもちんよくこれをしる。)

爾臣民の衷情も朕善之を知る。

(しかれどもちんはじうんのおもむくところ、たえがたきをたえしのびかたきをしのび、)

然れども朕は時運の趨く所、堪え難きを堪え忍び難きを忍び

(もってばんせいのためにたいへいをひらかんとほっす。)

以て万世の爲に太平を開かんと欲す。

(ちんは、ここにこくたいをごじしえて、ちゅうりょうなるなんじしんみんのせきせいにしんきし、)

朕は、茲に国体を護持し得て、忠良なる爾臣民の赤誠に信倚し、

(つねになんじしんみんとともにあり。)

常に爾臣民と共に在り。

(もしそれじょうのげきするところみだりにじたんをしげくしあるいは)

若し夫れ情の激する所濫に事端を滋くし或は

(どうほうはいせいたがいにじきょくをみだりためにだいどうをあやり、)

同胞排擠互に時局を亂り爲に大道を誤り、

(しんぎをせかいにうしなうかごときはちんもっともこれをいましむ。)

信義を世界に失ふか如きは朕最も之を戒む。

(よろしくきょこくいっかしそんあいつたえかたくしんしゅうのふめつをしんじ、)

宜しく挙國一家子孫相傳え確く神州の不滅を信じ、

(にんおもくしてみちとおきをおもいそうりょくをしょうらいのけんせつにかたむけ)

任重くして道遠きを念い総力を將來の建設に傾け

(どうぎをあつくししそうをかたくしちかってこくたいのせいかをはつようし)

道義を篤くし志操を鞏くし誓て国体の精華を発揚し

(せかいのしんうんにおくれさらんことをきすべし。)

世界の進運に後れさらんことを期すべし。

(なんじしんみんそれよくちんがいをたいせよ。)

爾臣民其れ克く朕が意を體せよ。

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