故事・諺 (あ~さ行)
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問題文
(あいおくうにおよぶ)
愛屋烏におよぶ
(あいさつはときのうじがみ)
挨拶は時の氏神
(あいたくちへぼたもち)
開いた口へ牡丹餅
(あきのひはつるべおとし)
秋の日は釣瓶落とし
(あぶはちとらず)
虻蜂取らず
(あやうきことるいらんのごとし)
危うきこと累卵の如し
(いえまずしくてこうしあらわれ、よみだれてちゅうしんをしる)
家貧しくて孝子顕れ、世乱れて忠臣を識る
(いしょくたりてえいじょくをしる)
衣食足りて栄辱を知る
(いそぎわでふねをわる)
磯際で船を破る
(いち・もつのたかもはなさねばとらず)
逸物の鷹も放さねば捕らず
(いっかはとおのくのみはちかよる)
一家は遠のく蚤は近寄る
(いってきけんこんをとす)
一擲乾坤を賭す
(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
一斑を見て全豹を卜す
(いぬほねおってたかのえじき)
犬骨折って鷹の餌食
(いのちながければほうらいをみる)
命長ければ蓬莱を見る
(いはつをつぐ)
衣鉢を継ぐ
(いわしのかしらもしんじんから)
鰯の頭も信心から
(うけにいる)
有卦に入る
(うどのたいぼく)
独活の大木
(うのまねするからす)
鵜の真似する烏
(うりのつるになすびはならぬ)
瓜の蔓に茄子はならぬ
(うろのあらそい)
烏鷺の争い
(えてにほをあげる)
得手に帆を揚げる
(えんおうのちぎり)
鴛鴦の契り
(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや
(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず
(おやのよくめとたにんのひがめ)
親の欲目と他人の僻目
(かいけいのはじをすすぐ)
会稽の恥を雪ぐ
(かこうありといえども、くらわずんばそのうまきをしらず)
嘉肴有りといえども、食らわずんばその旨きをしらず
(かせいはとらよりもたけし)
苛政は虎よりも猛し
(かちゅうのくりをひろう)
火中の栗を拾う
(かっしてもとうせんのみずをのまず、ねっしてもあくぼくのかげにいこわず)
渇しても盗泉の水を飲まず、熱しても悪木の陰に憩わず
(かでんにくつをいれず)
瓜田に履を納れず
(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
門松は冥土の旅の一里塚
(かなえのけいちょうをとう)
鼎の軽重を問う
(かなづちのかわながれ)
金槌の川流れ
(かにはこうらににせてあなをほる)
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(かねやたいこでさがす)
鉦や太鼓で探す
(かふくはあざなえるなわのごとし)
禍福は糾える縄の如し
(かめのとしをつるがうらやむ)
亀の年を鶴が羨む
(かれきもやまのにぎわい)
枯れ木も山の賑わい
(がんこうしはいにてっす)
眼光紙背に徹す
(かんたんあいてらす)
肝胆相照らす
(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
歓楽極まりて哀情多し
(きかおくべし)
奇貨居くべし
(きしんやのごとし)
帰心矢の如し
(きゅうそねこをかむ)
窮鼠猫を嚙む
(きりののうちゅうにおるがごとし)
錐の嚢中に処るがごとし
(きりんもおいてはどばにおとる)
麒麟も老いては駑馬に劣る
(くつわのおとにもめをさます)
轡の音にも目を覚ます
(くににいさむるしんあればそのくにかならずやすし)
国に諫むる臣あればその国必ず安し
(くものこをちらす)
蜘蛛の子を散らす
(けさところもはこころにきよ)
袈裟と衣は心に着よ
(がいめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
外面似菩薩、内心如夜叉
(こうきせいじゅうわがことにあらず)
紅旗征戎吾が事に非ず
(こうさはせっせいにしかず)
巧詐は拙誠に如かず
(こうじのもとかならずしぎょあり)
香餌の下必ず死魚あり
(こうぜんのきをやしなう)
浩然の気を養う
(こしょうならしがたし)
孤掌鳴らし難し
(ことがのびればおひれがつく)
事が延びれば尾鰭が付く