最愛なる魔王さま
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歌詞(問題文)
(くろにそむつばさにつつまれて)
黒に染(そ)む 翼に包まれて
(しするためにわたしはうまれてきた)
死するために わたしは生まれてきた
(ただひとめおあいしてわかった)
ただ一目 お逢いしてわかった
(むねをつらぬいたなつかしさのなかで)
胸を貫いた 懐かしさのなかで
(ひざまずきましょうどんなつみよりも)
跪きましょう どんな罪よりも
(こうしてあなたをあいしたまことが)
こうして貴方を愛した真(まこと)が
(なによりわたしをくさびにうつはげしくふかく)
何よりわたしを 楔(くさび)に打つ 激しく深く
(きむすめのようにはなをうんで)
生娘のように 花を産んで
(ときにしょうふのごとくてんをゆらす)
ときに娼婦の如く 天を揺らす
(よこたえるこのみはぜんもあくもこえて)
横たえるこの身は 善も悪も超えて
(ひそやかなるいけにえとなり)
密やかなる 生け贄となり
(ささげつづけましょうどんなことばより)
捧げ続けましょう どんな言葉より
(こんなにあなたがこいしいとさけぶ)
こんなに貴方が恋しいと叫ぶ
(こえにならぬこえたましいがいだくことだまを)
声にならぬ声 魂が抱く言霊を
(このくびをつかまれいきをとめていたい)
この首を掴まれ 息を止めていたい
(うつくしいやみのふちでそのおかおみていたい)
美しい闇の淵で そのお顔 見ていたい
(たおれふすでしょうえそらごとよりも)
倒れ臥すでしょう 絵空事よりも
(こうしてあなたをあいしたまことが)
こうして貴方を愛した真(まこと)が
(みせるげんえいのおそろしくもうるわしいさま)
見せる幻影の 恐ろしくも麗しい様(さま)
(このくびをつかんでだきよせてください)
この首を掴んで 抱き寄せて下さい
(にどとあかぬまぶたにそのおすがたをとわに)
二度と開かぬ瞼に そのお姿を永久(とわ)に