中島敦 光と風と夢 2

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投稿者投稿者神楽@社長推しいいね0お気に入り登録
プレイ回数462難易度(4.5) 7045打 長文
中島敦の中編小説です

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問題文

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(はじめのものおとは、なにかのこだまでもあろうか?しょうせいはとりのこえ?このへんのとりは、)

はじめの物音は、何かの木魂でもあろうか?笑声は鳥の声?此の辺の鳥は、

(みょうににんげんににたさけびをするのだ。にちぼつじのヴぇえあやまは、こどものかんせいににた、)

妙に人間に似た叫をするのだ。日没時のヴェエア山は、子供の喚声に似た、

(するどいとりどものなきごえでみたされる。しかし、いまのこえは、それともすこしちがっている。)

鋭い鳥共の鳴声で充たされる。しかし、今の声は、それとも少し違っている。

(けっきょく、おとのしょうたいはわからずじまいであった。)

結局、音の正体は判らずじまいであった。

(きと、ふとひとつのさくひんのこうそうがうかんだ。このみつりんをぶたいとした)

帰途、ふと一つの作品の構想が浮んだ。この密林を舞台とした

(めろどらまである。だんがんのようにそのおもいつきが(また、そのなかのじょうけいのひとつが))

メロドラマである。弾丸の様に其の思いつきが(又、その中の情景の一つが)

(わたしをつらぬいたのだ。うまくまとまるかどうかわからないが、とにかくわたしはこのおもいつきを)

私を貫いたのだ。巧く纏まるかどうか分らないが、とにかく私は此の思いつきを

(しばらくあたまのすみにあたためておこう。にわとりがたまごをかえすときのように。)

暫く頭の隅に暖めて置こう。鶏が卵をかえす時のように。

(ごじ、ゆうしょく、びーふしちう・やきばなな・ぱいなっぷるいりくられっと。)

五時、夕食、ビーフシチウ・焼バナナ・パイナップル入クラレット。

(しょくごへんりにえいごをおしえる。というよりも、さもあごとのこうかんきょうじゅだ。)

食後ヘンリに英語を教える。というよりも、サモア語との交換教授だ。

(へんりがまいにちまいにち、このゆううつなゆうがたのべんがくに、どうしてこらえられるか、)

ヘンリが毎日毎日、此の憂鬱な夕方の勉学に、どうして堪えられるか、

(ふしぎでならぬ。(きょうはえいごだが、あしたはしょとうすうがくだ。)きょうらくてきな)

不思議でならぬ。(今日は英語だが、明日は初等数学だ。)享楽的な

(ぽりねしあじんのなかでもとくにようきなのがかれらさもあじんだのに。さもあじんは)

ポリネシア人の中でも特に陽気なのが彼等サモア人だのに。サモア人は

(みずからしいることをこのまない。かれらのこのむものは、うたとおどりとびふく(かれらはなんかいの)

自ら強いることを好まない。彼等の好むものは、歌と踊と美服(彼等は南海の

(だんでぃだ。)と、すいよくとかヴぁざけとだ。それから、だんしょうとえんぜつと、)

伊達者[ダンディ]だ。)と、水浴とカヴァ酒とだ。それから、談笑と演説と、

(まらんがこれは、わかものがおおぜいあつまってむらからむらへといくにちもたびをつづけて)

マランガ之は、若者が大勢集まって村から村へと幾日も旅を続けて

(あそびまわること。たずねられたむらではかならずかれらをかヴぁざけやおどりでかんたいしなければ)

遊び廻ること。訪ねられた村では必ず彼等をカヴァ酒や踊で歓待しなければ

(ならないことになっている。さもあじんのそこぬけのようきさは、かれらのこくごに)

ならないことになっている。サモア人の底抜の陽気さは、彼等の国語に

(「しゃくざい」あるいは「かりる」ということばのないことだ。ちかごろつかわれているのは)

「借財」或いは「借りる」という言葉の無いことだ。近頃使われているのは

(たひてぃからしゃくようしたことばだ。さもあじんはもともと、かりるなどという)

タヒティから借用した言葉だ。サモア人は元々、借りるなどという

など

(めんどうなことはせずに、みなもらってしまうのだから、したがって、かりるということばも)

面倒な事はせずに、皆貰って了うのだから、従って、借りるという言葉も

(ないのである。もらうこうきょうせいする、ということばなら、じつに)

無いのである。貰う乞う強請する、という言葉なら、実に

(たくさんある。もらうもののしゅるいによって、さかなだとか、たろいもだとか、)

沢山ある。貰うものの種類によって、魚だとか、タロ芋だとか、

(かめだとか、むしろだとか、それによって「もらう」ということばがいくとおりにも)

亀だとか、筵だとか、それに依って「貰う」という言葉が幾通りにも

(くべつされているのだ。もうひとつののどかなれいきみょうなしゅうじんふくをきせられ)

区別されているのだ。もう一つの長閑な例奇妙な囚人服を着せられ

(どうろこうじにしえきされているどじんのしゅうじんのところへ、にちようぎのきらをかざった)

道路工事に使役されている土人の囚人の所へ、日曜着の綺羅を飾った

(しゅうじんらのいちぞくがいんしょくぶつけいたいであそびにいき、こうじさいちゅうのどうろのまんなかに)

囚人等の一族が飲食物携帯で遊びに行き、工事最中の道路の真中に

(むしろをしいて、しゅうじんたちといっしょにいちにちじゅうのんだりうたったりしてたのしくすごすのだ。)

筵を敷いて、囚人達と一緒に一日中飲んだり歌ったりして楽しく過すのだ。

(なんという、とぼけたあかるさだろう!ところで、うちのへんり・しめれくんはこうした)

何という、とぼけた明るさだろう!所で、うちのヘンリ・シメレ君は斯うした

(かれのしゅぞくいっぱんとどこかちがっている。そのばかぎりでないもの、そしきてきなものを)

彼の種族一般と何処か違っている。その場限りでないもの、組織的なものを

(もとめるけいこうが、このせいねんのなかにある。ぽりねしあじんとしてはいすうのことだ。)

求める傾向が、この青年の中にある。ポリネシア人としては異数のことだ。

(かれにくらべると、はくじんではあるが、りょうりにんのぽーるなど、はるかにちてきに)

彼に比べると、白人ではあるが、料理人のポールなど、遥かに知的に

(おとっている。かちくかかりのらふぁえれときては、これはまたてんけいてきなさもあじんだ。がんらい)

劣っている。家畜係のラファエレと来ては、之は又典型的なサモア人だ。元来

(さもあじんはたいかくがいいが、らふぁえれもろくふぃーとよんいんちくらいはあろう。)

サモア人は体格がいいが、ラファエレも六呎四吋[インチ]位はあろう。

(しんたいばかりおおきいくせにいっこういくじがなく、のろまなあいがんてきじんぶつである。)

身体ばかり大きいくせに一向意気地がなく、のろまな哀願的人物である。

(へらくれすのごとくあきれすのごとききょかんが、あまったれたくちょうで、わたしのことを)

ヘラクレスの如くアキレスの如き巨漢が、甘ったれた口調で、私のことを

(「ぱぱ、ぱぱ」とよぶのだから、やりきれない。かれはゆうれいをひどく)

「パパ、パパ」と呼ぶのだから、やり切れない。彼は幽霊をひどく

(こわがっている。ゆうがたひとりでばななばたけへいけないのだ。(いっぱんに、ぽりねしあじんが)

怖がっている。夕方一人でバナナ畑へ行けないのだ。(一般に、ポリネシア人が

(「かれはひとだ」というとき、それは、「かれがゆうれいではなく、いきたにんげんである。」)

「彼は人だ」という時、それは、「彼が幽霊ではなく、生きた人間である。」

(といういみだ。)にさんにちぜんらふぁえれがおもしろいはなしをした。かれのゆうじんのひとりが、)

という意味だ。)二三日前ラファエレが面白い話をした。彼の友人の一人が、

(しんだちちのれいをみたというのだ。ゆうがた、そのおとこが、しんでからはつかばかりに)

死んだ父の霊を見たというのだ。夕方、その男が、死んでから二十日ばかりに

(なるちちのはかのまえにたたずんでいた。ふときがつくと、いつのまにか、いちわの)

なる父の墓の前に佇んでいた。ふと気がつくと、何時の間にか、一羽の

(せっぱくのつるがさんごくずのつかのうえにたっている。これこそはちちのたましいだと、)

雪白の鶴が珊瑚屑の塚の上に立っている。之こそは父の魂だと、

(そうおもいながらみているなかに、つるのかずがふえてきて、なかにはくろづるもまじっていた。)

そう思いながら見ている中に、鶴の数が殖えて来て、中には黒鶴も交っていた。

(そのなかに、いつかかれらのすがたがきえ、そのかわりにつかのうえには、こんどはしろねこが)

その中に、何時か彼等の姿が消え、その代りに塚の上には、今度は白猫が

(いっぴきいる。やがて、しろねこのまわりに、はいいろ、みけ、くろ、と、あらゆるけいろの)

一匹いる。やがて、白猫の周りに、灰色、三毛、黒、と、あらゆる毛色の

(ねこどもが、まぼろしのようにおともなく、なきごえひとつたてずにしのびよってきた。そのなかに、)

猫共が、幻のように音も無く、鳴声一つ立てずに忍び寄って来た。その中に、

(それらのすがたもしゅういのゆうやみのなかへととおりさってしまった。つるになったちちおやのすがたをみたと)

其等の姿も周囲の夕闇の中へ融去って了った。鶴になった父親の姿を見たと

(そのおとこはかたくしんじている・・・・・・・・・・・・うんぬん。)

其の男は堅く信じている・・・・・・・・・・・・云々。

(じゅうにがつばつばつにち)

十二月日

(ごぜんちゅう、ぷりずむらしんぎをかりてきてしごとにかかる。このきかいに)

午前中、稜鏡[プリズム]羅針儀を借りて来て仕事にかかる。この機械に

(わたしはせんはっぴゃくななじゅういちねんいらいふれたことがなく、また、それについてかんがえたことも)

私は一八七一年以来触れたことがなく、又、それに就いて考えたことも

(なかったのだが、とにかく、さんかっけいをいつつひいた。えでぃんばらだいがくこうか)

なかったのだが、兎に角、三角形を五つ引いた。エディンバラ大学工科

(そつぎょうせいたるのほこりをあらたにする。だが、なんというたいだながくせいでわたしはあったか!)

卒業生たるの誇を新たにする。だが、何という怠惰な学生で私はあったか!

(ぶらっきいきょうじゅやていときょうじゅのことを、ひょいとおもいだした。)

ブラッキイ教授やテイト教授のことを、ひょいと思出した。

(ごごはまた、しょくぶつどものあらわなせいめいりょくとのむごんのとうそう。こうしておのやかまをふるって)

午後は又、植物共のあらわな生命力との無言の闘争。こうして斧や鎌を揮って

(ろくぺんすぶんもはたらくと、わたしのこころはじこまんぞくでふくれかえるのに、、いえのなかで)

六片[ペンス]分も働くと、私の心は自己満足でふくれ返るのに、、家の中で

(つくえにむかってにじゅっぽんどかせいでも、おろかなりょうしんは、おのれのたいだと)

机に向って二十磅[ポンド]稼いでも、愚かな良心は、己の怠惰と

(じかんのくうひとをいたむのだ。これはいったいどうしたわけか。)

時間の空費とを悼むのだ。之は一体どうした訳か。

(はたらきながら、ふとかんがえた。おれはこうふくか?と。しかし、こうふくというやつはわからぬ。)

働きながら、ふと考えた。俺は幸福か?と。しかし、幸福というやつは解らぬ。

(それはじいしきいぜんのものだ。が、かいらくならいまでもしっている。)

それは自意識以前のものだ。が、快楽なら今でも知っている。

(いろいろなかたちの・おおくのかいらくを。(どれもこれもかんぜんなものとてないが。)それらの)

色々な形の・多くの快楽を。(どれも之も完全なものとてないが。)其等の

(かいらくのなかで、わたしは、「ねったいりんのせいじゃくのなかでただひとりおのをふるう」)

快楽の中で、私は、「熱帯林の静寂の中で唯一人斧を揮う」

(このばっさいさぎょうをたかいいちにおくものだ。まことに、「うたのごとく、じょうねつのごとく」)

この伐採作業を高い位置に置くものだ。誠に、「歌の如く、情熱の如く」

(これのしごとはわたしをみする。げんざいのせいかつを、わたしは、ほかのいかなるかんきょうともとりかえたく)

此の仕事は私を魅する。現在の生活を、私は、他の如何なる環境とも取換えたく

(おもわない。しかもいっぽう、しょうじきなところをいえば、わたしはいま、あるつよいけんおのじょうで、)

思わない。しかも一方、正直な所を云えば、私は今、或る強い嫌悪の情で、

(たえずぞっとしているのだ。ほんしつてきにそぐわないかんきょうのなかへしいてみを)

絶えずゾッとしているのだ。本質的にそぐわない環境の中へ強いて身を

(とうじたもののかんじねばならないにくたいてきなけんおというやつだろうか。しんけいを)

投じた者の感じねばならない肉体的な嫌悪というやつだろうか。神経を

(さかなでするあらっぽいざんこくさが、いつもわたしのこころをおしつける。うごめき、)

逆撫でする荒っぽい残酷さが、何時も私の心を押しつける。蠢き、

(まつわるものの、いやらしさ。しゅういのくうじゃくとしんぴとのめいしんてきなぶきみさ。)

まつわるものの、いやらしさ。周囲の空寂と神秘との迷信的な不気味さ。

(わたしじしんのこうはいのかんじ。たえざるさつりくのざんこくさ。しょくぶつどものせいめいがわたしの)

私自身の荒廃の感じ。絶えざる殺戮の残酷さ。植物共の生命が私の

(ゆびさきとおしてかんじられ、かれらのあがきが、わたしにはたんがんのようにこたえる。)

指先通して感じられ、彼等のあがきが、私には歎願のように応える。

(ちにまみれているようなじぶんをかんじる。)

血に塗れているような自分を感じる。

(ふぁにいのちゅうじえん。まだいたむらしい。)

ファニイの中耳炎。まだ痛むらしい。

(だいくのうまがけいらんじゅうよんこをふみつぶした。さくゆうは、うちのうまがだっしゅつして、)

大工の馬が鶏卵十四箇を踏みつぶした。昨夕は、うちの馬が脱出して、

(となり(といってもずいぶんはなれているが)ののうこうちにおおきなあなをあけたそうだ。)

隣(といっても随分離れているが)の農耕地に大きな穴をあけたそうだ。

(しんたいのちょうしはすこぶるよいのだが、にくたいろうどうがすこしすぎるらしい。よる、かやのしたの)

身体の調子は頗る良いのだが、肉体労働が少し過ぎるらしい。夜、蚊帳の下の

(べっどによこになると、せなかがしつうのようにいたい。とじたまぶたのうらに、わたしは、)

ベッドに横になると、背中が歯痛のように痛い。閉じた瞼の裏に、私は、

(ちかごろまいばんはっきりと、かぎりない、しょうじょうしたざっそうのしげみ、そのいっぽんいっぽんをみる。)

近頃毎晩ハッキリと、限りない、生々した雑草の茂み、その一本一本を見る。

(つまり、わたしは、くたくたになってよこたわったままなんじかんも、ひるのろうどうの)

つまり、私は、くたくたになって横たわった儘何時間も、昼の労働の

(せいしんてきふくしょうをやってのけるわけだ。ゆめのなかでも、わたしは、ごうじょうなしょくぶつどものつるを)

精神的復誦をやってのける訳だ。夢の中でも、私は、強情な植物共の蔓を

(ひっぱり、いらくさのとげになやまされ、しとろんのはりにつかれ、はちにはひのように)

引張り、蕁麻の棘に悩まされ、シトロンの針に突かれ、蜂には火の様に

(さされつづける。あしもとでぬるぬるするねんど、どうしてもぬけないね、)

螫され続ける。足許でヌルヌルする粘土、どうしても抜けない根、

(おそろしいあつさ、とつぜんのびふう、ちかくのもりからきこえるとりのこえ、だれかがふざけて)

恐ろしい暑さ、突然の微風、近くの森から聞える鳥の声、誰かがふざけて

(わたしのなをよぶこえ、しょうせい、くちぶえのあいず・・・・・・・・・・・・だいたい、ひるのせいかつを)

私の名を呼ぶ声、笑声、口笛の合図・・・・・・・・・・・・大体、昼の生活を

(ゆめのなかで、もういっぺん、しなおすのである。)

夢の中で、もう一ぺん、し直すのである。

(じゅうにがつばつばつにち)

十二月日

(さくやこぶたさんとうぬすまれる。)

昨夜仔豚三頭盗まれる。

(けさきょかんらふぁえれが、おずおずとわれわれのまえにあらわれたので、このことについて)

今朝巨漢ラファエレが、おずおずと我々の前に現れたので、この事に就いて

(しつもんし、やまをかけてみる。まったくこどもだましのとりっく。ただし、これはふぁにいが)

質問し、やまをかけて見る。全く子供欺しのトリック。但し、之はファニイが

(やったので、わたしはあまりこんなことをこのまぬ。まずらふぁえれをまえにすわらせ、)

やったので、私は余り斯んな事を好まぬ。先ずラファエレを前に坐らせ、

(こちらはすこしはなれてかれのまえにたち、りょううでをのばしりょうほうのひとさしゆびでらふぁえれの)

こちらは少し離れて彼の前に立ち、両腕を伸ばし両方の人差指でラファエレの

(りょうがんをさしながらじょじょにちかづいていく、こちらのもったいぶったようすにらふぁえれは)

両眼を指しながら徐々に近づいて行く、こちらの勿体ぶった様子にラファエレは

(すでにきょうふのいろをうかべ、ゆびがちかづくとめをとじてしまう。そのとき、ひだりてのひとさしゆびと)

既に恐怖の色を浮べ、指が近付くと眼を閉じて了う。其の時、左手の人差指と

(おやゆびとをひろげてかれのりょうめのまぶたにふれみぎてはらふぁえれのうしろに)

親指とを広げて彼の両眼の瞼に触れ右手はラファエレの背後[うしろ]に

(まわして、あたまやせをかるくたたく。らふぁえれは、じぶんのりょうめにさわっているのは)

廻して、頭や背を軽く叩く。ラファエレは、自分の両眼にさわっているのは

(さゆうのひとさしゆびとしんじているのだ。ふぁにいはみぎてをひいてもとのしせいにかえり、)

左右の人差指と信じているのだ。ファニイは右手を引いて元の姿勢に復り、

(らふぁえれにめをひらかせる。らふぁえれはへんなかおをして、せんこくあたまのうしろに)

ラファエレに眼を開かせる。ラファエレは変な顔をして、先刻頭の後に

(さわったのはなにです、ときく。「わたしについているまものだよ。」とふぁにいがいう。)

さわったのは何です、と聞く。「私に付いている魔物だよ。」とファニイが云う

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