狭い鳥籠の中で
セリフなしの歌詞のみタイピングです。
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歌詞(問題文)
(しかくくきりとられたそらおさなきひのわたしのせかい)
四角く切り取られた空 幼き日の私の世界
(まどべにおりたったきみはげっこうのようにやさしくわらった)
窓辺に降り立った君は 月光のように 優しく笑った…
(つめたいつちのしたにうめられたはずの)
冷たい土の下に 埋められたはずの
(れきしのやみのなかにほうむられたはずのかげのそんざい)
歴史の闇の中に 葬られたはずの 陰の存在
(ともだちがほしかったけどそれがどんなものかしらなかったよ)
友達が欲しかったけど それがどんな物か 知らなかったよ…
(むみょうのときのはてにあばかれるままの)
無明の刻の果てに 暴かれるままの
(あしげのうまのせなにゆらされるままのよわきそんざい)
葦毛の馬の背なに 揺らされるままの 弱き存在
(とりかごのなかにいることそれがどんなことかしらなかったよ)
鳥籠の中にいる事 それがどんな事か 知らなかったよ…
(きみにあうまではさびしさのいろもいとしさのいみもしらなかったよ)
君に遇うまでは 寂しさの色も 愛しさの意味も 知らなかったよ…
(きみはああわたしだけのうぃんぐそとにひろがるせかいを)
君は― 嗚呼 私だけの翼 外に広がる世界を
(ああやさしいきみのうぃんくおしえてくれた)
嗚呼 優しい君の瞳 教えてくれた
(うっそうとおいしげるよるのもりあしもとにきれいなはなを)
鬱蒼と生い茂る夜の森 足下に綺麗な花を
(ずじょうにほしくずちりばめてふたりはわらった)
頭上に星屑散りばめて 二人は笑った…
(どんなしあわせなであいにもわかれのひがある)
どんな幸福な出逢いにも 別離の日がある
(そしてそれはとつぜんおとずれるしゃようのくちづけ)
そして それは突然訪れる 斜陽の接吻
(せめてわたしのかわりにこのこをいっしょにつれていってね)
「せめて私の代わりに、この娘を一緒に連れていってね」
(むじょうにながれるときがもたらしたものは)
無情に流れる時がもたらしたものは
(ああきみのいないはいいろのきせつとただのぞみもしないこんれい)
嗚呼 君の居ない灰色の季節と 唯 望みもしない婚礼
(いまみなもにゆれるおもかげすりぬけるかこのひかり)
現在 水面に揺れる面影 すり抜ける過去の幻燈
(いどはかれるまでいろをたたえるけど)
衝動は枯れるまで 情欲を湛えるけど
(えごはしっているかれいがいもうあいせないと)
自我は知っている 《彼以外もう愛せない》と
(せまいとりかごのなかきみをなくしたこのせかいで)
狭い鳥籠の中 翼を亡くした この世界で
(ちにおちるそのときまでげっこうのようにはばたいてみせよう)
地に堕ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう…