天野月子 菩提樹
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歌詞(問題文)
(ごまかさないで)
ごまかさないで
(あなたにおちるつめたいあめをかぎわけて)
あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて
(りょうてをそらにかざしているから)
両手を空に翳しているから
(あなたにさくぼだいじゅ)
あなたに咲く菩提樹
(かるはずみなふり)
軽はずみなふり
(いたずらにからかいあそんでいるあなた)
いたずらにからかい遊んでいるあなた
(わたしはてさぐりしながらあなたをおもう)
わたしは手探りしながらあなたを想う
(とびたつとりのように)
飛び立つ鳥のように
(こどくとここうにゆれるせなか)
孤独と孤高に揺れる背中
(わたしはここでまつ)
わたしはここで待つ
(ただのとまりぎでしかない)
ただの止まり木でしかない
(ごまかさないで)
ごまかさないで
(あなたにおちるつめたいあめをかぎわけて)
あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて
(りょうてをそらにかざしているから)
両手を空に翳しているから
(あなたにさくぼだいじゅ)
あなたに咲く菩提樹
(もたれかかりまたとおのいてく)
もたれかかりまた遠のいてく
(さめるあなたのたいおん)
冷めるあなたの体温
(わたしはどれほどのつよさをまとえばいい)
わたしはどれほどの強さを纏えばいい
(ゆめのさきはもっとかこくで)
夢の先はもっと過酷で
(あなたのむねをつらぬく)
あなたの胸を貫く
(わたしはここにいる)
わたしはここにいる
(ながくあなたのかたわらに)
永くあなたの傍らに
(もうまよわないで)
もう迷わないで
(あなたにささるするどいとげをぬきとって)
あなたに刺さる鋭い棘を抜き取って
(そのきずぐちをだいていてあげる)
その傷口を抱いていてあげる
(あなたがわらうひまで)
あなたが笑う日まで
(どうかあなたがこわれてしまうのならば)
どうかあなたが壊れてしまうのならば
(どうかこのからだをもやしてほしい)
どうかこの体を燃やしてほしい
(そしてまたはいとなって)
そしてまた灰となって
(あなたをつつみこむ)
あなたを包み込む
(つのるつのるつのるおもいのかず)
募る 募る 募る 想いの数
(もうごまかさないで)
もうごまかさないで
(あなたにおちるつめたいあめをかぎわけて)
あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて
(りょうてをそらにかざしているから)
両手を空に翳しているから
(あなたにさくぼだいじゅ)
あなたに咲く菩提樹
(もうまよわないで)
もう迷わないで
(あなたにささるするどいとげをぬきとって)
あなたに刺さる鋭い棘を抜き取って
(そのきずぐちをだいていてあげる)
その傷口を抱いていてあげる
(あなたがわらうひまで)
あなたが笑う日まで
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