みだれ髪(春思 1)
与謝野晶子の短歌「みだれ髪」の春思
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問題文
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(いとせめてもゆるがままにもえしめよかくぞかくゆるくれてゆくはる)
いとせめて もゆるがままに もえしめよ 斯くぞ覚ゆる 暮れて行く春
(はるみじかしなににふめつのいのちぞとちからあるちちをてにさぐらせぬ)
春みじかし 何に不滅の命ぞと ちからある乳を手にさぐらせぬ
(よのむろにえのぐかぎよるけさうのこたいこのかみにはるにたらずや)
夜の室に 絵の具かぎよる 懸想の子 太古の神に 春似たらずや
(そのはてにのこるはなんととうなとくなともようたあれついのじゅうじか)
そのはてに のこるは何と 問ふな説くな 友よ歌あれ 終の十字架
(わかきごがむねのしょうきんのねをしるやたびねのきみよたまくらかさむ)
わかき子が 胸の小琴の 音を知るや 旅ねの君よ たまくらかさむ
(まつかげにまたもあいみるきみとわれえにしのかみをにくしとおぼすな)
松かげに またも相見る 君とわれ ゑにしの神を にくしとおぼすな
(きのふをばせんとせのまえのよともおもいみてなほかたにありともおもふ)
きのふをば 千とせの前の 世とも思ひ 御手なほ肩に 有りとも思ふ
(うたはきみよいのすさびとすみひかばさてもけゆべしさてもけぬべし)
歌は君 酔ひのすさびと 墨ひかば さても消ゆべし さても消ぬべし
(かみよとはにわかきまどひのあやまちとこのこのくゆるうたききますな)
神よとは にわかきまどひの あやまちと この子の悔ゆる 歌ききますな
(ゆあがりをみかぜめすなのわがうわぎえんじむらさきひとうつくしき)
湯あがりを 御風めすなのわが上衣 ゑんじむらさき人うつくしき