ロマ書9章　part2

(どうじにかみは、ゆだやじんであってもがいこくじんであっても、)

同時に神は、ユダヤ人であっても外国人であっても、

(ごじぶんのえいこうのためによびだし、あわれみをあたえることで、)

ご自分の栄光のために呼び出し、あわれみを与えることで、

(かみがどんなにいだいなかたかをすべてのひとにしめすけんりをもっておられます。)

神がどんなに偉大な方かをすべての人に示す権利を持っておられます。

(せいしょのほせあしょになんとかいてあるか、おもいだしてください。)

聖書のホセア書に何と書いてあるか、思い出してください。

(かみはこういっておられます。)

神はこう言っておられます。

(「わたしはじぶんのために、ほかのこらをみつけだし、)

「わたしは自分のために、ほかの子らを見つけ出し、

(だれからもあいされたことのない、そのこらをあいする。そして、かつては、)

だれからも愛されたことのない、その子らを愛する。そして、かつては、

(わたしのたみではないとせんげんされたいきょうとたちが、)

わたしの民ではないと宣言された異教徒たちが、

(いけるかみのこらとよばれるようになる。)

生ける神の子らと呼ばれるようになる。

(またゆだやじんについては、よげんしゃいざやがこうかたりました。)

またユダヤ人については、預言者イザヤがこう語りました。

(「たとえいすらえるのこどものかずがうみべのすなのようにおおくても、)

「たとえイスラエルの子どもの数が海辺の砂のように多くても、

(ひとにぎりのものしかすくわれない。しゅはおことばをかんぜんに、しかもすみやかに、)

一握りの者しか救われない。主はおことばを完全に、しかもすみやかに、

(ちじょうになしとげられる。」いざやはまた、ほかのかしょでこうかたっています。)

地上に成し遂げられる。」イザヤはまた、ほかの箇所でこう語っています。

(「かみのあわれみがなかったら、ゆだやじんはみな、)

「神のあわれみがなかったら、ユダヤ人はみな、

(ちょうどそどむやごもらにすむひとびとがぜんめつしたように、)

ちょうどソドムやゴモラに住む人々が全滅したように、

(ひとりのこらずほろぼされたにちがいない。」)

一人残らず滅ぼされたに違いない。」

(では、どういうことになるでしょう。しんこうによってあたえられる)

では、どういうことになるでしょう。信仰によって与えられる

(かみのすくいをもとめなかったがいこくじんは、すくいのきかいをえました。)

神の救いを求めなかった外国人は、救いの機会を得ました。

(まさに、しんこうによるすくいです。かみは、しんこうによってむざいとされる)

まさに、信仰による救いです。神は、信仰によって無罪とされる

(きかいをおあたえになりました。いっぽうゆだやじんは、りっぽうをまもることによって、)

機会をお与えになりました。一方ユダヤ人は、律法を守ることによって、

(かみのすくいをおいもとめようとどりょくしたのに、)

神の救いを追い求めようと努力したのに、

(それをえることができませんでした。なぜでしょう。)

それを得ることが出来ませんでした。なぜでしょう。

(しんこうによってではなく、おこないによってすくわれようとしたからです。)

信仰によってではなく、行いによって救われようとしたからです。

(かれらは、きりすとというつまづきのいしにつまづいたのです。)

彼らは、キリストというつまづきの石につまづいたのです。

(このことについて、かみはつぎのようにけいこくしておられます。)

このことについて、神は次のように警告しておられます。

(「わたしはゆだやじんのとおりみちに、ひとつのいわをおく。おおくのものが、)

「わたしはユダヤ人の通り道に、一つの岩を置く。多くの者が、

(それにつまづくであろう。しかし、このかたをしんじるものは、)

それにつまづくであろう。しかし、この方を信じる者は、

(けっしてしつぼうさせられることがない。」)

決して失望させられることがない。」