ロマ書11章　part2

(もっとたやすくかみのだいぎにつぎきされるのではないでしょうか。)

もっとたやすく神の台木につぎ木されるのではないでしょうか。

(あいするみなさん。このかみのしんりをしっていただきたいのです。)

愛する皆さん。この神の真理を知っていただきたいのです。

(そうすれば、たかぶったり、じまんしたりすることもないでしょう。)

そうすれば、高ぶったり、自慢したりすることもないでしょう。

(たしかにいま、ゆだやじんのあるものはこのすくいのしんりにはんたいしていますが、)

確かに今、ユダヤ人のある者はこの救いの真理に反対していますが、

(そのようなじょうたいがつづくのは、あなたがたがいこくじんのうち、すくいをねがうものが)

そのような状態が続くのは、あなたがた外国人のうち、救いを願うものが

(すべてきりすとのもとにくるまでのあいだにすぎません。)

すべてキリストのもとに来るまでの間にすぎません。

(そのときがくれば、いすらえるはみなすくわれます。)

その時が来れば、イスラエルはみな救われます。

(このことについて、よげんしゃはなんといっているでしょう。)

このことについて、預言者は何と言っているでしょう。

(「ひとりのすくいてがしおんからでて、ゆだやじんをあらゆるふけいけんからたちかえらせる)

「一人の救い手がシオンから出て、ユダヤ人をあらゆる不経験から立ち返らせる

(そのときわたしは、やくそくどおり、かれらのつみをとりのぞく。」)

その時わたしは、約束どおり、彼らの罪を取り除く。」

(いまのところ、ゆだやじんのおおくはふくいんにてきたいし、それをにくんでいます。)

今のところ、ユダヤ人の多くは福音に敵対し、それを憎んでいます。

(しかし、そのことはかえって、あなたがたにはえきとなりました。)

しかし、そのことはかえって、あなたがたには益となりました。

(というのは、かみがそのすくいのたまものをあなたがたがいこくじんに)

というのは、神がその救いの賜物をあなたがた外国人に

(あたえてくださることになったからです。)

あたえてくださることになったからです。

(しかしゆだやじんは、かみがあぶらはむ、いさく、やこぶにおあたえになった)

しかしユダヤ人は、神がアブラハム、イサク、ヤコブにお与えになった

(やくそくのゆえに、いまでもあいされているのです。)

約束のゆえに、今でも愛されているのです。

(かみのたまものとまねきはけっしてとりけされないからです。)

神の賜物と招きは決して取り消されないからです。

(あなたがたはいぜんはかみにさからっていましたが、)

あなたがたは以前は神に逆らっていましたが、

(ゆだやじんがかみのたまものをこばんだので、)

ユダヤ人が神の賜物を拒んだので、

(かわりにかみのあわれみをうけることになりました。そしていま、)

代わりに神のあわれみを受けることになりました。そして今、

(ゆだやじんはかみにさからっていますが、いつのひかかれらもまた、)

ユダヤ人は神に逆らっていますが、いつの日か彼らもまた、

(あなたがたのうけているいつくしみとあわれみをともにうけるようになるのです。)

あなたがたの受けている慈しみとあわれみを共に受けるようになるのです。

(なぜなら、かみはすべてのひとをおなじようにあわれもうとして、)

なぜなら、神はすべての人を同じようにあわれもうとして、

(すべてのひとがふじゅうじゅんのつみにおちるままにされたからです。)

すべての人が不従順の罪に落ちるままにされたからです。

(ああ、なんとすばらしいかみを、わたしたちはしんじていることでしょう。)

ああ、なんとすばらしい神を、私たちは信じていることでしょう。

(そのちえとちしきととみは、なんとゆたかなことでしょう。)

その知恵と知識と富は、なんと豊かなことでしょう。

(かみのなされるほうほうをりかいすることなど、とうていできません。)

神のなされる方法を理解することなど、とうていできません。

(いったいだれが、しゅのおこころをしることができますか。)

いったいだれが、主のお心を知ることが出来ますか。

(だれが、しゅのごけいかくのそうだんにくわわるほどのちしきをもっていますか。)

だれが、主のご計画の相談に加わるほどの知識を持っていますか。

(また、いったいだれが、しゅからむくいがいただけるほどじゅうぶんに)

また、いったいだれが、主から報いがいただけるほど十分に

(しゅにささげましたか。というのは、すべてのものはかみからでて、)

主にささげましたか。というのは、すべてのものは神から出て、

(かみにいかされ、かみのえいこうのためにそんざいしているからです。)

神に生かされ、神の栄光のために存在しているからです。

(どうか、このかみにえいこうがとこしえにありますように。)

どうか、この神に栄光がとこしえにありますように。