小鳥無限ループ(感動物語part6)
多分この少女もこの先無限ループになる可能性が高いと・・・
おっと。ネタバレしそうになりました。この先はどうぞプレイしてから!
関連タイピング
-
プレイ回数1988長文1945打
-
プレイ回数574かな60秒
-
プレイ回数1658長文2323打
-
プレイ回数1561長文1675打
-
プレイ回数299長文1736打
-
プレイ回数481長文3939打
-
プレイ回数361長文60秒
-
プレイ回数389長文2492打
問題文
(そらにむかってとんでいった。きいちゃん!まってよお!そういいながらあるしょうじょ)
空に向かって飛んで行った。きいちゃん!待ってよお!そう言いながらある少女
(が、ことりをおいかけている。どうしたの?ときいたら、しょうじょは)
が、小鳥を追いかけている。どうしたの?と聞いたら、少女は
(「きいちゃんがとんでいっちゃったの。かごにもどしたいんだけど・・・」)
「きいちゃんが飛んで行っちゃったの。カゴに戻したいんだけど・・・」
(わたしはてつだってあげることにした。せきせいちゃんなの?それともかなりあ?)
私は手伝ってあげることにした。セキセイちゃんなの?それともカナリア?
(ぶんちょうかな?ときくと、しょうじょは「せきせいいんこのおすだよ」とかえしたので)
文鳥かな?と聞くと、少女は「セキセイインコのオスだよ」と返したので
(いえからすまほをいそいでもってきてあるにんきいんこのおしゃべりどうがをながした)
家からスマホを急いで持ってきてある人気インコのおしゃべり動画を流した
(それでもきいちゃんはもどってこなかった。わたしはしょうじょにまっていてといい、はしった)
それでもきいちゃんは戻ってこなかった。私は少女に待っていてといい、走った
(しょうじょはいえのまえでこんわくしていた。おねえちゃんはしらないひとだからにげないかしら?)
少女は家の前で困惑していた。お姉ちゃんは知らない人だから逃げないかしら?
(とでもいっているようなかおをしていた。わたしはとにかくはしった。)
とでも言っているような顔をしていた。私はとにかく走った。
(よこからからすがとんできた。きいちゃん!しんじゃう!そうおもってからすに)
横からカラスが飛んできた。きいちゃん!死んじゃう!そう思ってカラスに
(いしをなげつけた。すると、からすのひょうてきはわたしになった。するときいちゃんが)
石を投げつけた。すると、カラスの標的は私になった。するときいちゃんが
(ひゅーっとこうかしてきた。からすにでもくわれようとしているのか?)
ヒューっと降下してきた。カラスにでも喰われようとしているのか?
(おもわず、おうだんほどうにとびだしてしまった。おおがたとらっくがぶれーきをふんだ)
おもわず、横断歩道にとびだしてしまった。大型トラックがブレーキを踏んだ
(からすはびっくりしてとびさってしまった。きいちゃんはいつのまにかしょうじょの)
カラスはびっくりして飛び去ってしまった。きいちゃんはいつの間にか少女の
(もとにいた。いっしゅんだがあんしんしたとたん、とらっくがわたしにつっこんできた)
元にいた。一瞬だが安心した途端、トラックが私に突っ込んできた
(うわぁ!とこえをあげたしゅんかんにはねとばされた。どん!とおおきなおとがなった)
うわぁ!と声を上げた瞬間に跳ね飛ばされた。ドン!と大きな音がなった
(そこで、わたしはあしにげきつうがはしった。おきあがろうとしてもいたみでおきられない)
そこで、私は足に激痛が走った。起き上がろうとしても痛みで起きられない
(そのあと、くびにもいたみがはしった。うんてんしゅはだいじょうぶですか!?と、まずい、という)
そのあと、首にも痛みが走った。運転手は大丈夫ですか!?と、まずい、という
(ようなかおをした。あしがうごかない。とてもいたくてうごけない。とだけとぎれとぎれで)
ような顔をした。足が動かない。とても痛くて動けない。とだけとぎれとぎれで
(つたえた。くびからうえがきゅうにいたくなった。ぱたりとたおれた。しょうじょがちかづいてくる)
伝えた。首から上が急に痛くなった。ぱたりと倒れた。少女が近づいてくる
(きゅうきゅうしゃがやってきた。しょうぼうしょがちかいところでよかった。とおもった。しょうじょが、)
救急車がやってきた。消防署が近いところでよかった。と思った。少女が、
(「おねえちゃん、ありがとう。すまほ、わたしもちっぱなしだった。」といい、)
「お姉ちゃん、ありがとう。スマホ、私持ちっぱなしだった。」といい、
(わたしにかえしてくれた。ちだらけになったあしをもちあげられてげきつうがはしった。)
私に返してくれた。血だらけになった足を持ち上げられて激痛が走った。
(きいちゃんは?ときくと、きいちゃんはけがしちゃってたの。つばさがおれて、)
きいちゃんは?と聞くと、きいちゃんは怪我しちゃってたの。翼が折れて、
(あしもこっせつかねんざしてるっぽいの。というので、いっしょにきゅうきゅうしゃにのる?とやさしい)
足も骨折か捻挫してるっぽいの。というので、一緒に救急車に乗る?と優しい
(きゅうきゅうたいいんがいうので、わたしをびょういんにつれていくついでに、きいちゃんのしょちもした)
救急隊員が言うので、私を病院に連れて行くついでに、きいちゃんの処置もした
(のだ。しけつをして、はねをこていして、あしもねんざしていたのでぼうでこていしてもらった)
のだ。止血をして、羽を固定して、足も捻挫していたので棒で固定してもらった
(でんわをかけた。もしもし、わたしだけど、いまこうつうじこにまきこまれちゃって)
電話をかけた。もしもし、私だけど、今交通事故に巻き込まれちゃって
(きょうとうちゅうおうそうごうびょういんにいくから、あとできてくれる?というと、ははおやはきゅうに)
京東中央総合病院に行くから、後できてくれる?というと、母親は急に
(「いまいくから!ちょっとまってなさい!」というとでんわをきるのをわすれて)
「今行くから!ちょっと待ってなさい!」と言うと電話を切るのを忘れて
(ああもう!ほんとにもう!どうすればいいのよ!くずうんてんしゅ!というこえがおくで)
ああもう!ほんとにもう!どうすればいいのよ!クズ運転手!と言う声が奥で
(きこえてきたのでおおごえで「そのこえ、わたしにもきこえてるよー」というとははおやは)
聞こえてきたので大声で「その声、私にも聞こえてるよー」と言うと母親は
(ごめんごめんぼうげんはいちゃって。でんわきるからね!というと、でんわをきった)
ごめんごめん暴言吐いちゃって。電話切るからね!と言うと、電話を切った
(すこしは、いたみもおさまったのだが、なにかがぼーっとしていた。ぶあついくもがのうみそ)
少しは、痛みも治まったのだが、何かがぼーっとしていた。分厚い雲が脳みそ
(をおおったように。とたんにいしきがとおのいていくのがかんじられた。)
をおおったように。途端に意識が遠のいていくのが感じられた。
(そのようだいのへんかはきゅうきゅうたいいんもかんじていた。すぐにしょちがはじめられた)
その容体の変化は救急隊員も感じていた。すぐに処置が始められた
(くだをいれられて、いざというときのためにじんこうこきゅうができるようにしていた)
管を入れられて、いざという時のために人工呼吸ができるようにしていた
(びょういんについたころにはもういしきはなかった。じんこうこきゅうきでつながれてるだけだ。)
病院に着いた頃にはもう意識はなかった。人工呼吸器で繋がれてるだけだ。
(ははおやがびょういんについた。「おみまいにきたよー」とあかるいこえだったが、わたしをみた)
母親が病院に着いた。「お見舞いに来たよー」と明るい声だったが、私を見た
(しゅんかんにめろんをおとした。どうして?さっきまでぜんぜんげんきだったのに?)
瞬間にメロンを落とした。どうして?さっきまで全然元気だったのに?
(ああ。このまましんでいってしまうのだろうか。そうおもいながらめをあけようと)
ああ。このまま死んで行ってしまうのだろうか。そう思いながら目を開けようと
(からだがこころみた。すると、めがあいたのだ。じぶんでいきをすえた。)
体が試みた。すると、目が開いたのだ。自分で息を吸えた。
(わたしにもじつはとりがいちわいた。しかし、あるとき、きいちゃんのようににげだした。)
私にも実は鳥が一羽いた。しかし、ある時、きいちゃんのように逃げ出した。
(わたしもしょうじょのようにわたしよりもとしうえのおねえさんにてつだってもらった。)
私も少女のように私よりも年上のお姉さんに手伝ってもらった。
(おねえさんはわたしのようにおおがたとらっくのじこにまきこまれてしまった。)
お姉さんは私のように大型トラックの事故に巻き込まれてしまった。
(そのとき、おおがたとらっくのなんばーはきょうひがし504のさ582046だった。)
その時、大型トラックのナンバーは京東504のさ582046だった。
(じゃあ、きょうのやつは?・・・そうだ!あのおおがたとらっく、わたしのときもいっしょだった)
じゃあ、今日のやつは?・・・そうだ!あの大型トラック、私の時も一緒だった
(あのとき、おねえさんはうちどころがわるくざんねんながらなくなってしまった。)
あの時、お姉さんは打ち所が悪く残念ながら亡くなってしまった。
(おねえさん、ありがとうわたしのとりをすくってくれて。じぶんのいのちをすててまで・・・)
お姉さん、ありがとう私の鳥を救ってくれて。自分の命を捨ててまで・・・
(そのご、おおがたとらっくのうんてんしゅはたいほされた。ばっきんは、おねえさんのいぞくとわたしたちの)
その後、大型トラックの運転手は逮捕された。罰金は、お姉さんの遺族と私達の
(ものになった。とらっくのうんてんしゅはおねえさんのときはひきにげだった。)
ものになった。トラックの運転手はお姉さんの時はひき逃げだった。
(わたしのときはひきにげではないが、ただ、すぐにけいさつにじしゅしなかったからだ。)
私の時はひき逃げではないが、ただ、すぐに警察に自首しなかったからだ。
(このけいけんをいかして、わたしはいしゃになることをけついした。わたしのような、いや、)
この経験を生かして、私は医者になることを決意した。私のような、いや、
(おねえさんのようなひとをすくいたいから!)
お姉さんのような人を救いたいから!