鳥の感動物語(part7)
鳥の感動物語、ついにpart7です!
追記
4/28(日)背景変更・題名変更しました。
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問題文
(うちにはかわいいおうむがいる。そのおうむはせんてんせいのあしのしょうがいだった)
うちには可愛いオウムがいる。そのオウムは先天性の足の障害だった
(あしをふんばれずに、そとがわにあしがむいているというじょうたいだ。あるひ、ともだちをいえに)
足を踏ん張れずに、外側に足が向いているという状態だ。ある日、友達を家に
(さそって、おうむのいるへやにともだちをいれた。するとともだちが)
誘って、オウムのいる部屋に友達を入れた。すると友達が
(「なにこれ。なんでこんなあしまがってんの?げい?そうだったらまじきもいわ」)
「なにこれ。なんでこんな足曲がってんの?芸?そうだったらまじきもいわ」
(といわれたのでわたしは「ひどいよ。げいなんかじゃないし。せんてんせいのしょうがいだよ」)
と言われたので私は「ひどいよ。芸なんかじゃないし。先天性の障害だよ」
(「せんてんせい?そんなのどうでもいいし。なおせないのこれ?」というとおうむのあしを)
「先天性?そんなのどうでもいいし。治せないのこれ?」というとオウムの足を
(ひっぱったり、ひねったりした。「やめてよ」というと、きゅうにおうむがおおきなこえ)
引っ張ったり、ひねったりした。「やめてよ」というと、急にオウムが大きな声
(でないた。「ぎゃぁ!」「なにようるさいな」「ちょっと!あしがもっとまがって)
で鳴いた。「ギャァ!」「なにようるさいな」「ちょっと!足がもっと曲がって
(るじゃん!なにするのよ!つういんだい、はらってよね。いっかいなんえんするとおもうの?)
るじゃん!なにするのよ!通院代、払ってよね。一回何円すると思うの?
(しかもおうむだからけっこうかかるのよ!それ、いっしゅうかんずっとはらえるの!?」)
しかもオウムだから結構かかるのよ!それ、一週間ずっと払えるの!?」
(「いっかいのしんりょうで13000えんするのよ!それを7かいよ。91000えんよ。)
「一回の診療で13000円するのよ!それを7回よ。91000円よ。
(ぜったいはらってよね。もしもしはらわなかったらそれをじゅうばいにしてはらってよね」)
絶対払ってよね。もしも支払わなかったらそれを十倍にして払ってよね」
(「はらうわけないじゃん」「なんでよ!ちょっといまからあんたのいえいくから」)
「払うわけないじゃん」「なんでよ!ちょっと今からあんたの家行くから」
(かのじょのいえにはいぬがいる。そのいぬのあしをまげてしまえばいい。)
彼女の家には犬がいる。その犬の足を曲げてしまえばいい。
(いぬをみつけてあしをひっぱったりまげたりした。「やめて!」)
犬を見つけて足を引っ張ったり曲げたりした。「やめて!」
(それもやさしくしてつういんだいをはらわなくした。)
それも優しくして通院代を払わなくした。
(「ちょっと!うちのこがかわいそうでしょ!つういんだいはらってくれるの?」)
「ちょっと!うちの子がかわいそうでしょ!通院代払ってくれるの?」
(「つういんだい、わたしのははらわないのに?おかしくない?ね?」)
「通院代、私のは払わないのに?おかしくない?ね?」
(「わかったよ。あしまがってないよね。よかったぁ」)
「わかったよ。足曲がってないよね。よかったぁ」
(つぎのひからがっこうでれいのつういんだいをもってこさせた)
次の日から学校で例の通院代を持って来させた
(「たりないじゃない。どういうことなのこれ?せんえんだけなんてむりよ」)
「足りないじゃない。どういうことなのこれ?千円だけなんて無理よ」
(「あなたのしょうがいおうむなんかにいちまんえんいじょうもはらうつもりなんてありませんから」)
「あなたの障害オウムなんかに一万円以上も払うつもりなんてありませんから」
(「それと、せんえんいじょうもむりだね」)
「それと、千円以上も無理だね」
(「なにそれ?あなたのくそいぬなんかにもはらうつもりはない。」)
「なにそれ?あなたのクソ犬なんかにも払うつもりはない。」
(「そして、わたしはわざとやさしくやったのよ?いまだったらあのいぬ、ころしてるけどね」)
「そして、私はわざと優しくやったのよ?今だったらあの犬、殺してるけどね」
(「うざいんだよ、あのいぬ」「なによ」「うざいいぬなんてきもい」「ひどいよ」)
「うざいんだよ、あの犬」「なによ」「うざい犬なんてきもい」「ひどいよ」
(いえにかえっておうむとたわむれた。つういんはあしたからだ。とつぜんおしえていた「ぼくにまかせて」)
家に帰ってオウムと戯れた。通院は明日からだ。突然教えていた「僕に任せて」
(ということばをしゃべったので、ぐうぜんではないとおもい、「よろしくね」といった。)
という言葉を喋ったので、偶然ではないと思い、「よろしくね」と言った。
(つぎのひ、がっこうにくるとともだちのあしがおおきくまがっていた。まるであのおうむのよう)
次の日、学校に来ると友達の足が大きく曲がっていた。まるであのオウムのよう
(だった。ほかのひとがわらった。だんしのひとりが「なにやってんだよ。きもいな」)
だった。他の人が笑った。男子の一人が「何やってんだよ。きもいな」
(「おまえすかーとはいてんのにさ、きもいよ」「なおしてあげようよ」)
「お前スカート履いてんのにさ、きもいよ」「治してあげようよ」
(そして、かのじょのあしをつよくひっぱったり、まげたりした。「いたいよ!」)
そして、彼女の足を強く引っ張ったり、曲げたりした。「痛いよ!」
(かのじょのあしはさらにおおきくまがった。「つういんだい、はらってよね」「は?はらわないし」)
彼女の足はさらに大きく曲がった。「通院代、払ってよね」「は?払わないし」
(「どうせじまんだろ?ばれえならってるからからだやわらかいでしょじまんだろうな」)
「どうせ自慢だろ?バレエ習ってるから体柔らかいでしょ自慢だろうな」
(「ちがうよ、きのうくすりのみわすれて、せんてんせいのしょうがいがでちゃったんだよ」)
「違うよ、昨日薬飲み忘れて、先天性の障害がでちゃったんだよ」
(「うそばっかり」「ちがうのに・・・」じつはかのじょもせんてんせいのしょうがいだったらしい)
「うそばっかり」「ちがうのに・・・」実は彼女も先天性の障害だったらしい
(いえにかえるとおうむがうれしそうなかおでむかえてくれた。おうむは「だからまかせてって)
家に帰るとオウムが嬉しそうな顔で迎えてくれた。オウムは「だから任せてって
(いったんだよ」ととつぜんことばをしゃべった。おうむがじぶんがやられたことをやりかえし)
いったんだよ」と突然言葉を喋った。オウムが自分がやられたことをやりかえし
(したのだ。わたしはうれしくてうれしくてたまらなかった。だって、うらんでいたひとが)
したのだ。私は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。だって、恨んでいた人が
(つらいめにあったのだから。ありがとう。そうかんしゃした)
辛い目にあったのだから。ありがとう。そう感謝した