第57回パソコンスピード認定試験問題

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プレイ回数3.7万難易度(5.0) 5657打 長文
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 sai 8549 8.7 97.7% 644.5 5639 129 92 2024/04/14
2 ヤゴ 7890 8.2 95.4% 674.7 5589 265 92 2024/03/24
3 ビッグマム 6852 S++ 7.1 95.4% 777.1 5593 268 92 2024/03/01
4 ビッグマム 6762 S++ 7.2 94.1% 776.1 5597 349 92 2024/04/09
5 鉄オタ 6509 S+ 6.8 95.5% 840.2 5733 264 92 2024/03/16

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問題文

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(けっこんしきのしょうたいじょうに、とうじつはへいふくでおこしくださいといったぶんしょうが)

結婚式の招待状に、当日は平服でお越しくださいといった文章が

(かかれていることがある。しかしこれをがくめんどおりにうけとって、)

書かれていることがある。しかしこれを額面どおりに受け取って、

(ふだんぎでいくのはまちがいであり、じょうしきしらずだと)

普段着で行くのは間違いであり、常識知らずだと

(おもわれてしまうかもしれない。いっぱんてきにいわれるへいふくとは、)

思われてしまうかもしれない。一般的にいわれる平服とは、

(あらたまったばしょにいってもはずかしくないふくそうのことをさすため、)

改まった場所に行っても恥ずかしくない服装のことを指すため、

(かじゅあるなすたいるでいくのはさけたほうがよいだろう。)

カジュアルなスタイルで行くのは避けた方がよいだろう。

(さらに、かいじょうがわしつであるばあい、すあしでたたみにあがることは)

さらに、会場が和室である場合、素足で畳に上がることは

(しつれいにあたるのできをつけよう。げんざい、まなーはびじねすすきるの)

失礼に当たるので気を付けよう。現在、マナーはビジネススキルの

(ひとつとしてかんがえられることがおおく、しごとをするさいにたいせつなのは、)

一つとして考えられることが多く、仕事をする際に大切なのは、

(おおきくわけてたいどとことばづかい、みだしなみのみっつだといわれている。)

大きく分けて態度と言葉遣い、身だしなみの三つだといわれている。

(それではきゃりああっぷのぶきとなるようないちりゅうのまなーとは、)

それではキャリアアップの武器となるような一流のマナーとは、

(どのようなものなのだろうか。まずきほんといえば)

どのようなものなのだろうか。まず基本といえば

(おじぎではないだろうか。これは、あいさつのことばを)

お辞儀ではないだろうか。これは、あいさつの言葉を

(かわすときだけでなくかんしゃやしゃざい、けいいなどをたいどで)

交わすときだけでなく感謝や謝罪、敬意などを態度で

(ひょうげんするためにおこなうどうさである。からだをかたむけるかくどによって)

表現するために行う動作である。体を傾ける角度によって

(3しゅるいにわけられており、それぞれのようともことなる。)

3種類に分けられており、それぞれの用途も異なる。

(あいてとはなしができるばあいは、まずしせんをむけてあいさつの)

相手と話ができる場合は、まず視線を向けてあいさつの

(ことばをのべる。そのご、おじぎをしてじょうたいをおこしてから)

言葉を述べる。その後、お辞儀をして上体を起こしてから

(さいどあいてにめをむけるのがただしいものとされている。)

再度相手に目を向けるのが正しいものとされている。

(よくはなしながらあたまをさげるひとをみかけることがあるが、)

よく話しながら頭を下げる人を見掛けることがあるが、

など

(びじねすのせかいではあまりこのましくないようだ。)

ビジネスの世界ではあまり好ましくないようだ。

(さらに、あいてよりたかいいちであいさつをしないのがれいぎだとされている。)

さらに、相手より高い位置であいさつをしないのが礼儀だとされている。

(かいだんでであったときはかならず、おなじめせんになるばしょで)

階段で出会ったときは必ず、同じ目線になる場所で

(おじぎをするようにしよう。また、なにかをしながらおこなうことも)

お辞儀をするようにしよう。また、何かをしながら行うことも

(しつれいにあたるというのでちゅういしよう。しゃないでのせきじもそのひとつだ。)

失礼に当たるというので注意しよう。車内での席次もその一つだ。

(きほんてきには、あんぜんじょうのりゆうからうんてんしゅのうしろのせきが)

基本的には、安全上の理由から運転手の後ろの席が

(かみざとされているが、これはたくしーやせんにんのどらいばーが)

上座とされているが、これはタクシーや専任のドライバーが

(いるときである。じょうしやおきゃくさまとどうじょうするときのように、)

いるときである。上司やお客様と同乗するときのように、

(とうじしゃがうんてんするときは、そのなかのだれがはんどるをにぎるかで)

当事者が運転するときは、その中の誰がハンドルを握るかで

(せきじがかわってくるのだ。つまりそれは、そのひとのたちばを)

席次が変わってくるのだ。つまりそれは、その人の立場を

(こうりょしなくてはならないということである。たとえば、)

考慮しなくてはならないということである。例えば、

(おきゃくさまがうんてんするくるまにどうじょうするようなばあいは、うんてんをするひとにけいいを)

お客様が運転する車に同乗するような場合は、運転をする人に敬意を

(はらうといういみでじょしゅせきがかみざになるといわれている。)

払うという意味で助手席が上座になるといわれている。

(さらに、おうせつしつやかいぎしつなどのせきじについても、いすじたいに)

さらに、応接室や会議室などの席次についても、椅子自体に

(かくづけがあることやおちゃをだすときのじゅんばん、ぬいだこーとの)

格付けがあることやお茶を出すときの順番、脱いだコートの

(ただしいもちかた、しゃしんをとるときのたちいちまでじょうしきだと)

正しい持ち方、写真を撮るときの立ち位置まで常識だと

(おもっていたことがじだいとともにすこしずつかわってきているという。)

思っていたことが時代とともに少しずつ変わってきているという。

(しごとをするうえでたいせつなこころえといえば、ほうこくとれんらく、そうだんといった)

仕事をするうえで大切な心得といえば、報告と連絡、相談といった

(ことばをきいたことがあるだろう。これににたびじねすのきほんとして、)

言葉を聞いたことがあるだろう。これに似たビジネスの基本として、

(さいきんひろまっているものがあるという。それはおこらない、ひていしない、)

最近広まっているものがあるという。それは怒らない、否定しない、

(たすける、しじするのそれぞれのかしらもじをとった「おひたし」である。)

助ける、指示するのそれぞれの頭文字を取った「おひたし」である。

(これはほうこくやそうだんをうけたがわのたいおうじにちゅういするてんとしてわだいになった。)

これは報告や相談を受けた側の対応時に注意する点として話題になった。

(しごとをすむーずにすすめるうえでのひんとになるかもしれない。)

仕事をスムーズに進めるうえでのヒントになるかもしれない。

(きょうとには、でんとうてきなうつくしいきぬおりものがある。)

京都には、伝統的な美しい絹織物がある。

(ゆたかなしきさいひょうげんとこうどなぎじゅつによって、こうたくとひんかくがうまれ、)

豊かな色彩表現と高度な技術によって、光沢と品格が生まれ、

(いっぱんてきなものとはくべつしてかたられてきた。そのとくべつなぬのは)

一般的なものとは区別して語られてきた。その特別な布は

(「にしきおり」とよばれており、くみおりがいくつもかさなっていることから、)

「錦織」と呼ばれており、組み織りが幾つも重なっていることから、

(へいめんではなくりったいてきでたさいなしあがりになるという。)

平面ではなく立体的で多彩な仕上がりになるという。

(にほんじんがあこがれをいだきつづけ、せかいにほこるこうげいひんとして)

日本人があこがれを抱き続け、世界に誇る工芸品として

(いまもむかしもにんしきされている。そのなのかしらもじについている)

今も昔も認識されている。その名の頭文字に付いている

(にしきというかんじは、もともとうつくしいものをけいようするときや)

錦という漢字は、もともと美しいものを形容するときや

(さいこうほうをしめすときにつかわれており、ふるいことわざやひょうげんなどにも)

最高峰を示すときに使われており、古いことわざや表現などにも

(もちいられているので、しっているひともおおいだろう。)

用いられているので、知っている人も多いだろう。

(また、えどまっきがぶたいのじだいげきではこのことばがでてくることもあるので、)

また、江戸末期が舞台の時代劇ではこの言葉が出てくることもあるので、

(れきしがすきなひとは、きいたことがあるかもしれない。)

歴史が好きな人は、聞いたことがあるかもしれない。

(このおりものには、こまかなひだまであらわしたちょうこくのように、)

この織物には、細かなひだまで表した彫刻のように、

(ひょうめんにうつくしくなめらかなでこぼこがある。また、いとのいろののうたんをこまかく)

表面に美しく滑らかなでこぼこがある。また、糸の色の濃淡を細かく

(つかいわけることでりったいかんがうまれる。さらにきぬいとははんとうめいの)

使い分けることで立体感が生まれる。さらに絹糸は半透明の

(がらすぼうのようなけいじょうをしているといい、そのだんめんは)

ガラス棒のような形状をしているといい、その断面は

(ややまるみをおびたさんかくけいで、ひかりをはんしゃさせたりとうかさせたりするこうかを)

やや丸みを帯びた三角形で、光を反射させたり透過させたりする効果を

(もっている。つまり、このこうぞうによってまるでだいやもんどのような)

持っている。つまり、この構造によってまるでダイヤモンドのような

(ふくざつなかがやきをはっしている。しょうめいがあたるといんえいができ、)

複雑な輝きを発している。照明が当たると陰影ができ、

(ほろぐらむのようにかくどによってひょうじょうをへんかさせ、みるものをおどろかせている。)

ホログラムのように角度によって表情を変化させ、見る者を驚かせている。

(さくひんができあがるまでに、そうぞうをこえるてまとじかんがかかっているのだという。)

作品が出来上がるまでに、想像を超える手間と時間がかかっているのだという。

(せっけいずにそってあらかじめいとをひつようないろにこまかくそめ、たてとよこでそれぞれに)

設計図に沿ってあらかじめ糸を必要な色に細かく染め、縦と横でそれぞれに

(たばねてならべておき、こうごにくみあわせてもようをおっていくのだ。)

束ねて並べておき、交互に組み合わせて模様を織っていくのだ。

(きょうとではむかしから、かんぜんぶんぎょうせいとなっているそうで、70にんいじょうのしょくにんがかかわって)

京都では昔から、完全分業制となっているそうで、70人以上の職人が関わって

(いちまいのたんものがかんせいする。それぞれのこうていは、せんもんようごでひょうげんされており、)

一枚の反物が完成する。それぞれの工程は、専門用語で表現されており、

(そのぎょうかいでしごとをしていないとりかいできないことばもそんざいする。)

その業界で仕事をしていないと理解できない言葉も存在する。

(こうしてじゅくれんのしょくにんによっておおくのぷろせすをていねいにじみちなさぎょうでつむいでいく。)

こうして熟練の職人によって多くのプロセスを丁寧に地道な作業で紡いでいく。

(しきしゃのもと、あらゆるがっきでおとをだしてまとめあげられるこうきょうきょくに)

指揮者の下、あらゆる楽器で音を出してまとめ上げられる交響曲に

(にているのかもしれない。ひかりのあたりかたによりたさいにかわりゆくきぬいとが)

似ているのかもしれない。光の当たり方により多彩に変わりゆく絹糸が

(ぜつみょうにいりまじったときに、にほんのおりものはおーけすとらのように)

絶妙に入り交じったときに、日本の織物はオーケストラのように

(そうごうげいじゅつとなりかんせいするのである。また、めでみたかんかくとふんいきで、)

総合芸術となり完成するのである。また、目で見た感覚と雰囲気で、

(ふうあいをかんじさせるのが、じょうとうなきぬおりもののじょうけんだといわれている。)

風合いを感じさせるのが、上等な絹織物の条件だといわれている。

(なんそうにもかさなっていてあつみがあるのに、もったしゅんかんかろやかという)

何層にも重なっていて厚みがあるのに、持った瞬間軽やかという

(なんともふしぎなしつかんなのである。このふうあいはしょくにんによって)

何とも不思議な質感なのである。この風合いは職人によって

(ぜつみょうにことなるそうだ。きおんやしつど、てんきなどをかくにんしながら)

絶妙に異なるそうだ。気温や湿度、天気などを確認しながら

(ぜつみょうにぐあいをかえてしごとをするしょくにんのぎじゅつがあってこそ、)

絶妙に具合を変えて仕事をする職人の技術があってこそ、

(このげいじゅつひんはうまれるのである。このぬのがうつくしくごうかないんしょうであるのに、)

この芸術品は生まれるのである。この布が美しく豪華な印象であるのに、

(けっしてはでではなく、むしろひんかくがただようのにはりゆうがあるようだ。)

決して派手ではなく、むしろ品格が漂うのには理由があるようだ。

(それは、いくつものいとをもちいるなかで、とくにきんがじゅうようしされている)

それは、幾つもの糸を用いる中で、特に金が重要視されている

(というてんにある。このいろだけでもおどろくほどのしゅるいがあり、)

という点にある。この色だけでも驚くほどの種類があり、

(のうたんやはいごうがことなるため、それだけでもひかりとかげをひょうげんできるのだ。)

濃淡や配合が異なるため、それだけでも光と影を表現できるのだ。

(そこに、ほかのいろがくわわることにより、じょうひんであざやかないろどりとなって)

そこに、他の色が加わることにより、上品で鮮やかな彩りとなって

(たがいをひきたててひびきあい、ゆるやかなりったいかんがひかりとかげをじざいにあやつる。)

互いを引き立てて響き合い、緩やかな立体感が光と影を自在に操る。

(しゅんかしゅうとうそれぞれのきせつでも、はれとあめ、あさとよるなど、)

春夏秋冬それぞれの季節でも、晴れと雨、朝と夜など、

(そのひょうげんはむげんだいである。げんざいでもこのでんとうとぎじゅつをまもりながら)

その表現は無限大である。現在でもこの伝統と技術を守りながら

(せいさくしているこうぼうがあるという。これは、いつのじだいもいろあせることのない)

製作している工房があるという。これは、いつの時代も色あせることのない

(げいじゅつひんだといえるのかもしれない。てまひまをかけてせいさくされたそうだいで)

芸術品だといえるのかもしれない。手間暇をかけて製作された壮大で

(いげんのあるうつくしいこのぬのは、なんびゃくねんものじかんがたっても)

威厳のある美しいこの布は、何百年もの時間がたっても

(かちとたんれいさをたもったままわたしたちをみりょうしつづけているのだろう。)

価値と端麗さを保ったままわたしたちを魅了し続けているのだろう。

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