第46回パソコンスピード認定試験問題

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プレイ回数3万順位1808位  難易度(5.0) 5822打 長文
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ナガンM1895 7569 8.1 93.6% 708.5 5756 393 91 2024/01/31
2 かなこ 7281 7.7 94.8% 768.7 5920 323 91 2024/02/15
3 ビッグマム 6734 S+ 7.1 94.7% 808.8 5764 317 91 2024/01/28
4 ぽれ 5440 B++ 5.8 93.3% 980.5 5743 409 91 2024/02/16
5 文也の腕の中 5149 B+ 5.3 97.1% 1080.5 5734 170 91 2024/02/05

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問題文

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(わたしたちにほんじんは、しゅしょくであるごはんをよりおいしくいただくために、)

わたしたち日本人は、主食であるご飯をよりおいしくいただくために、

(こらいよりさまざまなくふうをしてきました。 じょうもんじだいのやきじおにはじまり、)

古来よりさまざまな工夫をしてきました。 縄文時代の焼き塩に始まり、

(せんごくのぶしょうがあいしたこざかなのつくだに、きんねんぶーむになっているたまごかけごはんなど、)

戦国の武将が愛した小魚のつくだ煮、近年ブームになっている卵かけご飯など、

(どんなじだいにも、おいしいぱーとなーをうみだしてきました。)

どんな時代にも、おいしいパートナーを生み出してきました。

(わきやくながらにほんがせかいにほこるしょくぶんかのひとつとしてあげられるのが、)

脇役ながら日本が世界に誇る食文化の一つとして挙げられるのが、

(こうしたごはんのおともではないでしょうか。)

こうしたご飯のお供ではないでしょうか。

(そのていぎとはどういったものなのでしょうか。それはきほんてきにはたべるときに、)

その定義とはどういったものなのでしょうか。それは基本的には食べる時に、

(ちょうりをしなくてもすぐしょくたくにだせて、たきたてのごはんにのせるだけで、)

調理をしなくてもすぐ食卓に出せて、炊きたてのご飯に乗せるだけで、

(おいしくいただけるものをいいます。)

おいしくいただけるものをいいます。

(そしてにほんのしょくたくにはかかせないしょくざいです。そうするとまずおもいうかぶのは、)

そして日本の食卓には欠かせない食材です。そうするとまず思い浮かぶのは、

(ひのまるべんとうにはかかせないうめぼしではないでしょうか。)

日の丸弁当には欠かせない梅干しではないでしょうか。

(さらに、ごはんにかけてたべるためだけにかいはつされたといわれているのが)

さらに、ご飯にかけて食べるためだけに開発されたといわれているのが

(ふりかけで、これはにほんどくじのもののようです。)

ふりかけで、これは日本独自のもののようです。

(そのたんじょうはたいしょうじだいのはじめごろだとされています。)

その誕生は大正時代の初めごろだとされています。

(にほんじんのかるしうむぶそくがしんぱいされていたなか、きゅうしゅうのあるやくざいしが、)

日本人のカルシウム不足が心配されていた中、九州のある薬剤師が、

(こなにしたさかなのほねをごはんにかけてたべることをおもいつき、)

粉にした魚の骨をご飯にかけて食べることを思い付き、

(かいはつしたとされています。しょうわにはいると、ふんまつにしたさかなのほねに、)

開発したとされています。昭和に入ると、粉末にした魚の骨に、

(あおのりやごまをくわえてかこうされ、きちょうなかるしうむげんとして)

青のりやゴマを加えて加工され、貴重なカルシウム源として

(ひろくしたしまれるようになりました。 げんざいではじもとのめいさんをとりいれた)

広く親しまれるようになりました。現在では地元の名産を取り入れた

(ごとうちものなどがぞくぞくととうじょうし、ぜんこくでおよそ1200しゅるいものふりかけが)

ご当地ものなどが続々と登場し、全国でおよそ1200種類ものふりかけが

など

(はんばいされているといわれています。せかいてきにみてみると)

販売されているといわれています。世界的に見てみると

(おこめをしゅしょくにしているくにはおおいのですが、ふりかけのような、)

お米を主食にしている国は多いのですが、ふりかけのような、

(どらいたいぷのしょくひんといっしょにたべるのはにほんだけのようです。)

ドライタイプの食品と一緒に食べるのは日本だけのようです。

(ほかにも、きんねんとくににんきなのがたまごかけごはんです。たきたてのごはんになまたまごをおとし、)

他にも、近年特に人気なのが卵かけご飯です。炊きたてのご飯に生卵を落とし、

(しょうゆであじつけすればかんせいするおてがるめにゅーのだいひょうともいえます。)

しょうゆで味付けすれば完成するお手軽メニューの代表ともいえます。

(だれもがいちどはあじわったことがあるのではないでしょうか。)

誰もが一度は味わったことがあるのではないでしょうか。

(しかし、こらいのにほんではたまごどころかとりにくさえもしょくたくには)

しかし、古来の日本では卵どころか鶏肉さえも食卓には

(あがっていなかったようです。えどじだいになり、)

上がっていなかったようです。江戸時代になり、

(にわとりをかうひとがふえたことで、ようやくたべるしゅうかんができていきました。)

ニワトリを飼う人が増えたことで、ようやく食べる習慣ができていきました。

(それでもまだこうきゅうしょくざいとしてあつかわれ、いちぶのひとたちがぜいたくひんとして)

それでもまだ高級食材として扱われ、一部の人たちが贅沢品として

(たのしんでいただけのようで、しょみんがあじわうことはなかなかできなかったのです。)

楽しんでいただけのようで、庶民が味わうことは中々できなかったのです。

(そのご、めいじにはいるとにほんにはたしゅたようなおうべいのぶんかがはいってきました。)

その後、明治に入ると日本には多種多様な欧米の文化が入ってきました。

(このころにはにほんでもぎゅうにくをたべるようになっていて、)

このころには日本でも牛肉を食べるようになっていて、

(ぎゅうなべというぎゅうにくをしようしたなべりょうりがぶーむとなりました。)

牛鍋という牛肉を使用した鍋料理がブームとなりました。

(いまでいう「すきやき」です。 このりょうりがぜんこくにひろまったことが、)

今でいう「すき焼き」です。 この料理が全国に広まったことが、

(なまたまごをたべるきっかけになったともいわれているようです。)

生卵を食べるきっかけになったともいわれているようです。

(さいきんでは、つきみうどんやなっとうにいれたり、どんぶりもののうえにとっぴんぐしたりなど、)

最近では、月見うどんや納豆に入れたり、丼物の上にトッピングしたりなど、

(にほんしょくにはなまのたまごをしようしたりょうりがたくさんとうじょうしています。)

日本食には生の卵を使用した料理がたくさん登場しています。

(さらにけんこうにもよいとされ、そのままのんでしまうひともいますが、)

さらに健康にも良いとされ、そのまま飲んでしまう人もいますが、

(かいがいのほとんどのくにではそのようなしゅうかんはありません。)

海外のほとんどの国ではそのような習慣はありません。

(それは、にほんではたまごをなまでたべることをぜんていとし、せんじょうやさっきんなどの)

それは、日本では卵を生で食べることを前提とし、洗浄や殺菌などの

(てっていしたえいせいかんりをおこなっているからできることです。)

徹底した衛生管理を行っているからできることです。

(なんじゅうおくねんものむかしから、たいようのひかりをりようし、みずからのえいようぶんをつくりだすことに)

何十億年もの昔から、太陽の光を利用し、自らの栄養分を作り出すことに

(せいこうしていたしょくぶつは、どのせいぶつよりもはやくうみからりくへとあがり)

成功していた植物は、どの生物よりも早く海から陸へと上がり

(あらたなしんかをとげたといわれています。そのかずはげんざいわかっているだけでも、)

新たな進化を遂げたといわれています。その数は現在わかっているだけでも、

(27まんしゅるいほどがちきゅうじょうにそんざいしているとされ、)

27万種類ほどが地球上に存在しているとされ、

(かれらにはどうぶつにはないきょうつうしたとくちょうがあります。それはうごきまわらないことです。)

彼らには動物にはない共通した特徴があります。それは動き回らないことです。

(じっとしているからこそ、かこくなかんきょうにたえ、いきぬくちえを)

じっとしているからこそ、過酷な環境に耐え、生き抜く知恵を

(みにつけしんかしてきたのではないかとかんがえられています。)

身に付け進化してきたのではないかと考えられています。

(どんなばあいでも、ちきゅうじょうのいのちをささえるとともに、)

どんな場合でも、地球上の命を支えるとともに、

(うごきまわらずしていきのこるためのちえをみにつけているのです。)

動き回らずして生き残るための知恵を身に付けているのです。

(はるかむかし、しょくぶつとどうぶつのせんぞは、おなじたんさいぼうせいぶつだったとかんがえられています。)

はるか昔、植物と動物の先祖は、同じ単細胞生物だったと考えられています。

(そうしたなかで、たいようのひかりによるえねるぎーをつかい、みずとくうきちゅうのにさんかたんそから)

そうした中で、太陽の光によるエネルギーを使い、水と空気中の二酸化炭素から

(たんすいかぶつをごうせいするのうりょくである、いわゆるこうごうせいをみにつけたものが、)

炭水化物を合成する能力である、いわゆる光合成を身に付けたものが、

(しょくぶつのるーつとなりました。このじてんから、にっこうがあたればうごくひつようがなくなり)

植物のルーツとなりました。この時点から、日光が当たれば動く必要がなくなり

(げんざいのようにしんかしたとされています。どうぶつのように)

現在のように進化したとされています。動物のように

(えものをさがしてうごきまわるのはきけんがおおいものです。)

獲物を探して動き回るのは危険が多いものです。

(じっとしていたほうが、せいめいかつどうにとってよりごうりてきだったのです。)

じっとしていた方が、生命活動にとってより合理的だったのです。

(そして、しそんはんえいのためにおどろきのせんりゃくをてんかいします。)

そして、子孫繁栄のために驚きの戦略を展開します。

(きほんてきにしょくぶつは、しゅしをつくるためはなをさかせ、おおくのしゅるいはそれぞれに)

基本的に植物は、種子を作るため花を咲かせ、多くの種類はそれぞれに

(おしべとめしべをもっています。そのため、しそんをはんえいさせることは)

雄しべと雌しべを持っています。そのため、子孫を繁栄させることは

(そんなにたいへんではないとおもわれがちです。しかし、じつはじぶんじしんでじゅふんして)

そんなに大変ではないと思われがちです。しかし、実は自分自身で受粉して

(しそんをのこすことはしないのです。じぶんたちのいのちをつぎのせだいへ)

子孫を残すことはしないのです。自分たちの命を次の世代へ

(かくじつにつないでいくために、いろいろなせいしつのものがうまれたほうが)

確実につないでいくために、いろいろな性質のものが生まれた方が

(よいとかんがえるのは、どのいきものもおなじということなのでしょう。)

良いと考えるのは、どの生き物も同じということなのでしょう。

(しょくぶつもどうようで、じぶんじしんだけでしそんをのこすことはさけたいと)

植物も同様で、自分自身だけで子孫を残すことは避けたいと

(かんがえているのでしょう。それはこうぞうをみるとあきらかにおもえます。)

考えているのでしょう。それは構造を見ると明らかに思えます。

(はなのなかをみると、おおくにきょうつうしてめしべはおしべよりせをたかくして)

花の中を見ると、多くに共通して雌しべは雄しべより背を高くして

(ちゅうおうにいっぽんいちし、そのいっぽうでそっぽをむくかのようにそりかえっているおしべは)

中央に一本位置し、その一方でそっぽを向くかのように反り返っているおしべは

(めしべとはなれたところにあり、まるでおたがいにじゅふんすることを)

雌しべと離れた所にあり、まるでお互いに受粉することを

(さけているかのようにみえます。このように、おなじはなのなかにうまれてきたにも)

避けているかのように見えます。このように、同じ花の中に生まれてきたにも

(かかわらず、なるべくおたがいがせっしょくしないようにしています。)

かかわらず、なるべくお互いが接触しないようにしています。

(それはよりのぞましいかたちでしそんがはんえいしていくためであり、それをしょくぶつたちは)

それはより望ましい形で子孫が繁栄していくためであり、それを植物たちは

(しぜんにこころえているのです。しそんをのこすためには、)

自然に心得ているのです。子孫を残すためには、

(おしべのかふんをべつのめしべにであわせなければなりません。)

雄しべの花粉を別の雌しべに出合わせなければなりません。

(しかし、どうぶつのようにうごきまわることはできません。)

しかし、動物のように動き回ることはできません。

(そこで、かれらはじつにいろいろなほうほうをとっています。)

そこで、彼らは実にいろいろな方法を採っています。

(まずはこんちゅうにかふんをはこんでもらうものがあります。)

まずは昆虫に花粉を運んでもらうものがあります。

(それらはちょうやはちなどのかつどうにあわせてかいかし、であいをまちます。)

それらはチョウやハチなどの活動に合わせて開花し、出合いを待ちます。

(しきさいゆたかなはなびらは、こんちゅうにみつのあるばしょをおしえているとかんがえられています。)

色彩豊かな花びらは、昆虫に蜜のある場所を教えていると考えられています。

(たとえば、あまいかおりにさそわれてちょうやはちがゆりのみつをすいにやってくると、)

例えば、甘い香りに誘われてチョウやハチがユリの蜜を吸いにやって来ると、

(はねやあしにかふんがつきそれがべつのはなをおとずれたとき、めしべにふれます。)

羽や脚に花粉が付きそれが別の花を訪れた時、雌しべに触れます。

(このように、こんちゅうをりようしてじゅふんするものはちゅうばいかとよばれています。)

このように、昆虫を利用して受粉するものは虫媒花と呼ばれています。

(また、はなにはあざやかないろのはなびらやあまいみつをもたないものがあり、)

また、花には鮮やかな色の花びらや甘い蜜を持たないものがあり、

(そのほとんどはふうばいかとよばれていて、かぜにかふんをはこんでもらっています。)

そのほとんどは風媒花と呼ばれていて、風に花粉を運んでもらっています。

(そのほかにちょうばいかはとり、すいばいかはみずがじゅふんのてだすけをします。)

その他に鳥媒花は鳥、水媒花は水が受粉の手助けをします。

(そのほかにはたねをじぶんのまわりにおとすものもいます。)

その他には種を自分の周りに落とすものもいます。

(しかし、これだと、みずからのしゅうへんにしかひろまりません。)

しかし、これだと、自らの周辺にしか広まりません。

(そこで、たとえばたんぽぽははねをつけようとかんがえてわたげでふわふわと)

そこで、例えばタンポポは羽を付けようと考えて綿毛でふわふわと

(たびをするようになりました。にんげんがいきるためのしくみやのうりょくを)

旅をするようになりました。人間が生きるための仕組みや能力を

(みにつけているように、しょくぶつもいきるためにどくじののうりょくをもっているのです。)

身に付けているように、植物も生きるために独自の能力を持っているのです。

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