ちょっと難しい四字熟語とその説明-4-
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問題文
(きょくじつしょうてんいきおいがさかんなようすものごとがじゅんちょうにはこぶことのたとえ)
旭日昇天 勢いが盛んな様子 物事が順調に運ぶことのたとえ
(かいうんけんじつあんうんをふきはらってふたたびこうみょうやきぼうをみいだすぎわくやごかいがとける)
開雲見日 暗雲を吹き払って再び光明や希望を見いだす 疑惑や誤解が解ける
(ちょうさんぼしめさきのりがいにこだわりおなじけっかになることをしらないくちさきでだます)
朝三暮四 目先の利害にこだわり同じ結果になることを知らない 口先でだます
(さんがいるてんせいあるものはさんがいにせいしをくりかえしてまよいつづけるということ)
三界流転 生あるものは三界に生死を繰り返して迷い続けるということ
(いちいたいすいいっぽんのおびのようなせまいかわやうみまたそれをへだててきんせつしていること)
一衣帯水 一本の帯のような狭い川や海 またそれを隔てて近接していること
(とういそくみょうそのばそのばできてんをきかせることきのきいたげんどうをすること)
当意即妙 その場その場で機転を利かせること 気の利いた言動をすること
(そうせきちんりゅうしっぱいをみとめずへりくつでいいのがれすることまけおしみのつよいこと)
漱石枕流 失敗を認めずへりくつで言い逃れすること 負け惜しみの強いこと
(いらんとうせきむだでしょうぶにならずそんがいばかりでえきのないこと)
以卵投石 無駄で勝負にならず損害ばかりで益のないこと
(ひゃっきやこうおおくのひとがかってにあくじやあやしいおこないをするたとえ)
百鬼夜行 多くの人が勝手に悪事や怪しい行いをするたとえ
(やろうじだいりきりょうをわきまえずなかまうちでいばることちからがないのにそんだいにふるまう)
夜郎自大 力量をわきまえず仲間内で威張ること 力がないのに尊大に振る舞う
(こうせいのさいこのよにくらべることができるものがそんざいしないほどすぐれたさいのう)
曠世之才 この世に比べることができるものが存在しないほど優れた才能
(ちゆうけんびちえとゆうきをあわせもっていること)
知勇兼備 知恵と勇気を併せ持っていること
(ちしゃふわくけんじゃはものごとのどうりをわきまえているからはんだんにまよわないというたとえ)
知者不惑 賢者は物事の道理をわきまえているから判断に迷わないというたとえ
(ざつぜんふんぜんいろいろいりまじってごたごたとしていること)
雑然紛然 いろいろ入り交じってごたごたとしていること
(せいかくむひほかとはくらべものにならないくらいせいかくであること)
正確無比 ほかとは比べものにならないくらい正確であること
(どくりつじそんほかのなにものにもえいきょうをうけずにじぶんのちからだけでそんざいしていること)
独立自存 他の何物にも影響を受けずに自分の力だけで存在していること
(じかいじせいじぶんでじぶんをいましめじぶんのこういのぜんあくをかんがえてみること)
自戒自制 自分で自分を戒め自分の行為の善悪を考えてみること
(むみょうじょうやぼんのうにさまよってさとりをひらけないじょうたいのこと)
無明長夜 煩悩にさまよって悟りを開けない状態のこと
(やくろうちゅうのものひつようにおうじてつかうことのできるみにつけたちしきやぎじゅつまたひとのこと)
薬籠中物 必要に応じて使うことのできる身につけた知識や技術また人のこと
(きじんのゆうむようなしんぱいとりこしぐろう)
杞人之憂 無用な心配 取り越し苦労
(どうこういきょくしゅほうやぎじゅつがおなじでもおもむきがちがうがいけんはことなっているがなかみはおなじ)
同工異曲 手法や技術が同じでも趣が違う 外見は異なっているが中身は同じ
(どうしょういむなかまでももくてきやかんがえかたがことなること)
同床異夢 仲間でも目的や考え方が異なること
(どほうがかいものごとがこんていからくずれててのつけようがないこと)
土崩瓦解 物事が根底から崩れて手の付けようがないこと
(ぼうようのたんあれかこれかとしあんにくれるがくもんのみちがひろすぎてしんりをとらえにくい)
亡羊之嘆 あれかこれかと思案に暮れる 学問の道が広すぎて真理を捉えにくい
(けんどちょうらいいちどやぶれたりしっぱいしていたものがふたたびいきおいをもりかえしてくること)
捲土重来 一度敗れたり失敗していたものが再び勢いを盛り返してくること
(てんのびろくさけをたたえていうことば)
天之美禄 酒をたたえていう言葉
(たじょうたこんかんじょうにえいきょうをうけやすいためうらみかなしみのかんじょうになることがおおいこと)
多情多恨 感情に影響を受けやすいため恨み悲しみの感情になることが多いこと
(そくいんのこころあわれみやおもいやりのこころ)
惻隠之心 憐れみや思いやりの心
(たざんのいしたにんのつまらないげんこうでもじぶんのちとくをみがくためのさんこうにすること)
他山之石 他人のつまらない言行でも自分の知徳を磨くための参考にすること
(せいきんりょうぎょくせいかくがおだやかでじゅんすいなたとえ)
精金良玉 性格が穏やかで純粋なたとえ
(りょうやくくこういさめることばはひなんされているようにきこえすなおにきけないものだ)
良薬苦口 いさめる言葉は非難されているように聞こえ素直に聞けないものだ
(ばんこふえきえいきゅうにかわらないこと)
万古不易 永久に変わらないこと
(すいがんもうろうよってぼんやりしあたりのものがはっきりみえないさま)
酔眼朦朧 酔ってぼんやりし辺りの物がはっきり見えないさま
(ふせいじゃくむじんせいはゆめのようにはかないものということ)
浮生若夢 人生は夢のようにはかないものということ
(きうそうだいどりょうこうそうなどがなみはずれておおきいさま)
気宇壮大 度量 構想などが並外れて大きいさま