ヨハネの第三の手紙　

(ちょうろうのわたしから、しんじつにあいしているしんあいなるがいおへ。)

長老のわたしから、真実に愛している親愛なるガイオへ。

(あいするものよ。あなたのたましいがいつもめぐまれているとおなじく、)

愛する者よ。あなたのたましいがいつも恵まれていると同じく、

(あなたがすべてのことにめぐまれ、またすこやかであるようにと、わたしはいのっている。)

あなたが全てのことに恵まれ、また健やかであるようにと、私は祈っている。

(きょうだいたちがきて、あなたがしんりにいきていることを、)

兄弟たちがきて、あなたが真理に生きていることを、

(あかししてくれたので、ひじょうによろこんでいる。)

あかししてくれたので、ひじょうに喜んでいる。

(じじつ、あなたはしんりのうちをあるいているのである。)

事実、あなたは真理のうちを歩いているのである。

(わたしのこどもたちがしんりのうちをあるいていることをきくいじょうに、おおきいよろこびはない。)

私の子供たちが真理のうちを歩いていることを聞く以上に、大きい喜びはない。

(あいするものよ。あなたが、きょうだいたち、しかもたびさきにあるものに)

愛する者よ。あなたが、兄弟たち、しかも旅先にある者に

(つくしていることは、みなしんじつなわざである。)

つくしていることは、みな真実なわざである。

(かれらは、しょきょうかいで、あなたのあいについてあかしをした。)

彼らは、諸教会で、あなたの愛についてあかしをした。

(それらのひとびとを、かみのみこころにかなうようにおくりだしてくれたら、)

それらの人々を、神のみこころにかなうように送り出してくれたら、

(それはねがわしいことである。)

それは願わしいことである。

(かれらは、みなのためにたびだったものであって、いほうじんからはなにもうけていない。)

彼らは、御名のために旅立った者であって、異邦人からは何も受けていない。

(それだから、わたしたちは、しんりのためのどうろうしゃとなるように、)

それだから、わたしたちは、真理のための同労者となるように、

(こういうひとびとをたすけねばならない。)

こういう人々を助けねばならない。

(わたしはすこしばかりきょうかいにかきおくっておいたが、)

わたしは少しばかり教会に書きおくっておいたが、

(みんなのかしらになりたがっているでおてれぺすが、)

みんなのかしらになりたがっているデオテレペスが、

(わたしたちをうけいれてくれない。)

わたしたちを受けいれてくれない。

(だから、わたしがそちらへいったとき、かれのしわざをしてきしようとおもう。)

だから、わたしがそちらへ行った時、彼のしわざを指摘しようと思う。

(かれはくちぎたなくわたしたちをののしり、そればかりか、きょうだいたちをうけいれよう)

彼は口ぎたなくわたしたちをののしり、そればかりか、兄弟たちを受けいれよう