【第117回 検定試験】準1級

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日本語ワープロ検定
第117回(平成30年12月)速度問題
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 茶々 5413 B++ 5.7 93.9% 340.8 1971 126 39 2024/10/27
2 ブリキ 4528 C++ 4.7 95.9% 407.6 1928 82 39 2024/10/28

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問題文

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(わたしがちいさかったころにくらべると、)

わたしが小さかったころに比べると、

(おやつをかうみせはずいぶんへんかしたとかんじます。)

おやつを買う店は随分変化したと感じます。

(にんきがあっただがしやはへり、きがるにこうにゅうできるところといえば、)

人気があった駄菓子屋は減り、気軽に購入できる所といえば、

(こんびにがしゅりゅうになりました。)

コンビニが主流になりました。

(たいていそこには、)

大抵そこには、

(たないっぱいにあざやかなぱっけーじのしょうひんがならびます。)

棚いっぱいに鮮やかなパッケージの商品が並びます。

(わたしはそこでよくがむをかいますが、それだけでもしゅるいのおおさにおどろきます。)

わたしはそこでよくガムを買いますが、それだけでも種類の多さに驚きます。

(むかしは、むしばになるからたべすぎてはいけないと)

昔は、虫歯になるから食べ過ぎてはいけないと

(おやにとめられたきおくがありますが、)

親に止められた記憶がありますが、

(げんだいのしょうひんにはぎゃくによぼうこうかのあるせいぶんをふくむものがおおくでまわっています。)

現代の商品には逆に予防効果のある成分を含むものが多く出回っています。

(あじのしゅるいはみんとけいのものやくだものをれんそうさせるものなど、じつにさまざまです。)

味の種類はミント系のものや果物を連想させるものなど、実にさまざまです。

(さらにそれがながもちしたり、よりせいけつかんをつよめていきをそうかいにしたりといった、)

さらにそれが長持ちしたり、より清潔感を強めて息を爽快にしたりといった、

(すぐれためんをもつしょうひんがたすうはんばいされています。)

優れた面を持つ商品が多数販売されています。

(さて、こうしたがむのきげんはおもったいじょうにふるいようです。)

さて、こうしたガムの起源は思った以上に古いようです。

(せいれき300ねんだいに、めきしこしゅうへんでくらしていたひとびとが)

西暦300年代に、メキシコ周辺で暮らしていた人々が

(しゅうかんてきにくちにしていたじゅえきをにつめたものがはっしょうではないかといわれています。)

習慣的に口にしていた樹液を煮詰めたものが発祥ではないかといわれています。

(しかし、それはとてもかたくてあじもせず、)

しかし、それはとても硬くて味もせず、

(おいしいというかんかくとはほどとおいものでした。)

おいしいという感覚とは程遠いものでした。

(いっせつによれば、このちいきでくらすみんぞくのあごがはったつしていたのは、)

一説によれば、この地域で暮らす民族のあごが発達していたのは、

(くうふくやのどのかわきをいやすため、)

空腹や喉の渇きを癒すため、

など

(このかたまりをまいにちのようにかんでいたからだといいます。)

この塊を毎日のようにかんでいたからだといいます。

(1860ねんごろには、あめりかのしょうぐんが、)

1860年ごろには、アメリカの将軍が、

(これにくちのなかをきれいにするこうかがあることをはっけんし、)

これに口の中をきれいにする効果があることを発見し、

(こくないではんばいをはじめました。)

国内で販売を始めました。

(さらに、かんみりょうをくわえてやわらかくかこうしてうりだすと、)

さらに、甘味料を加えて柔らかく加工して売り出すと、

(にんきにひがついたといいます。)

人気に火がついたといいます。

(きぶんてんかんやねむけのぼうしにやくだつらしいと、)

気分転換や眠気の防止に役立つらしいと、

(かっこくのぐんでもこぞってどうにゅうされました。)

各国の軍でもこぞって導入されました。

(にほんでのせいひんについては、)

日本での製品については、

(たいしょうじだいにあめりかのあるきぎょうが)

大正時代にアメリカのある企業が

(とうきょうでそうぎょうしたのがはじまりだというせつがゆうりょくのようです。)

東京で創業したのが始まりだという説が有力のようです。

(しかし、なぜかたこくのようにひょうばんはひろまりませんでした。)

しかし、なぜか他国のように評判は広まりませんでした。

(あるせいかがいしゃがしこうさくごのすえにうみだしたふうせんがむが、)

ある製菓会社が試行錯誤の末に生み出した風船ガムが、

(まつりのろてんではんばいされはじめるのはしょうわにはいってからのことです。)

祭りの露店で販売され始めるのは昭和に入ってからのことです。

(ここでいきおいにのってにんきがたかまりそうなけはいでしたが、)

ここで勢いに乗って人気が高まりそうな気配でしたが、

(ほかのおかしどうようにせんそうによってせいぞうをはばまれ、)

他のお菓子同様に戦争によって製造を阻まれ、

(さいかいできたのはしょうわ20ねんいこうのことだったといいます。)

再開できたのは昭和20年以降のことだったといいます。

(このようなけいいのすえに、がむはにほんじゅうにひろまり、)

このような経緯の末に、ガムは日本中に広まり、

(いまもなおあいされつづけているのです。)

今もなお愛され続けているのです。

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