酒呑童子(大江山) 9終
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問題文
(そしていきなりらいこうをめがけてかみついてこようとしました。)
そしていきなり頼光をめがけてかみついて来ようとしました。
(けれどもかぶとのまえたてのきらきらするほしのひかりにおじけて、)
けれども兜の前立のきらきらする星の光におじけて、
(ただくちからひをふくばかりで、)
ただ口から火を吹くばかりで、
(そばへちかよることができません。)
そばへ近寄ることができません。
(そのうちらいこうににさんどつづけてきりつけられて、)
そのうち頼光に二三度つづけて切りつけられて、
(くびはどんとしたにおちてしまいました。)
首はどんと下におちてしまいました。
(てしたのおにどもは、しばらくのあいだは)
手下の鬼どもは、しばらくの間は
(てんでんにてつぼうをふるって、うちかかってきましたが、)
てんでんに鉄棒をふるって、打ちかかってきましたが、
(ろくにんのぶしにかたはしからきりたてられて、)
六人の武士にかた端から切り立てられて、
(みんなころされてしまいました。)
みんな殺されてしまいました。
(おにがおおぜいつかまえておいたむすめたちのなかには、)
鬼が大ぜいつかまえておいた娘たちの中には、
(いけだのちゅうなごんのおひめさまもまじっていました。)
池田の中納言のお姫さまも交じっていました。
(らいこうはおにのかすめたたからものといっしょにむすめたちをつれて、)
頼光は鬼のかすめた宝物といっしょに娘たちをつれて、
(めでたくみやこへかえりました。)
めでたく都へ帰りました。
(てんしさまはたいそうおよろこびになって、)
天子さまはたいそうおよろこびになって、
(らいこうはじめほうしょうやしてんのうたちにたくさんごほうびをくださいました。)
頼光はじめ保昌や四天王たちにたくさん御褒美を下さいました。
(そしてそれからはおにがでてひとをさらうしんぱいがなくなりましたから、)
そしてそれからは鬼が出て人をさらう心配がなくなりましたから、
(きょうとのひとたちはたいそうよろこんで、)
京都の人たちはたいそうよろこんで、
(いつまでもらいこうやしてんのうたちのてがらをかたりつたえました。)
いつまでも頼光や四天王たちの手柄を語り伝えました。