可笑しい

(しんやさんじのてんしょんかんで)

深夜三時のテンション感で

(わらえないのはじゅうしょうだ)

笑えないのは重傷だ

(ほかのこのはなしでもきみをつなげるなら)

他の子の話でも君を繋げるなら

(していたいんだ)

していたいんだ

(していたいんだ)

していたいんだ

(あのねいちいにしかいみはないんだ)

あのね一位にしか意味はないんだ

(ことれんあいにおいてはきっとそうだ)

こと恋愛においてはきっとそうだ

(がんばったでしょうわたし)

頑張ったでしょう私

(にいかさんいかなんてどうでも)

二位か三位かなんてどうでも

(いやどうでもはいいすぎたけど)

いやどうでもは言い過ぎたけど

(がんばったでしょうがこのしうちですか)

頑張ったで賞がこの仕打ちですか

(ゆずるとかゆずらないとか)

譲るとか譲らないとか

(そういうはなしじゃないのは)

そういう話じゃないのは

(わたしがいちばんわかっているのです)

私が一番わかっているのです

(わたしときみがわずらっているのはかたおもいのようなもの)

私と君が患っているのは片想いのようなもの

(わたしときみでちがっているのはそうだんできるかできないか)

私と君で違っているのは相談できるかできないか

(それだけなんだよ)

それだけなんだよ

(しんやさんじのてんしょんかん)

深夜三時のテンション感

(おかしくないことのほうがもうおかしい)

おかしくないことの方がもう可笑しい

(それにいとしい)

それに愛しい

(なにをもらったらうれしいってなんでわたしにきくんだろうか)

何を貰ったら嬉しいってなんで私に聞くんだろうか

(わたしのほしいものをしったらどうなるかな)

私の欲しいものを知ったらどうなるかな

(どうなるんだろうか)

どうなるんだろうか

(ゆうがたにさがりだすまつげ)

夕方に下がり出す睫毛

(たのしさだけじゃつづかないよね)

楽しさだけじゃ続かないよね

(きみもみにしみているころでしょうが)

君も身に染みている頃でしょうが

(いっそつきあっちゃおうなんて)

いっそ付き合っちゃおうなんて

(じょうだんよじょうだんでなんていわないよ)

冗談よ冗談でなんて言わないよ

(せなかはおさないけどふみださないからいって)

背中は押さないけど踏み出さないから行って

(いいわけはないなでもいいわけがないな)

言い訳はないなでも良いわけがないな

(なんでもはなしてねわたしははなさないから)

なんでも話してね私は話さないから

(あのねじゅんいなんてどうでもいいんだ)

あのね順位なんてどうでもいいんだ

(たとえきみにあってもわたしはいらない)

例え君にあっても私はいらない

(わざわざしらなくていい)

わざわざ知らなくていい

(たぶんわたしじゃないりゆうがどうとかそこまでいけてすらいないから)

多分私じゃない理由がどうとかそこまでいけてすらいないから

(みえていないのがいちばんつらい)

視えていないのが一番つらい

(みにつけるものはおもいよ)

身に着けるものは重いよ

(わたしのせんすできめるよ)

私のセンスで決めるよ

(たよられたくていいきるうそとほうべんだ)

頼られたくて言い切る嘘と方便だ

(あいてのためにべんきょうするのって)

相手のために勉強するのって

(ぜったいわるくないからおぼえておいて)

絶対悪くないから覚えておいて

(わたしときみがわずらっているのはかたおもいのようなもの)

私と君が患っているのは片想いのようなもの

(わたしときみでちがっていたのはそうだんできるかできないか)

私と君で違っていたのは相談できるかできないか

(それだけだったよ)

それだけだったよ

(いわなければはなれはしない)

言わなければ離れはしない

(えるよりうしなわないほうがいい)

得るより失わない方がいい

(それでいいよそれがいいよ)

それでいいよそれがいいよ

(それがいいなそれでいいや)

それがいいなそれでいいや

(かってにどっかにいってしまえよ)

勝手にどっかに行ってしまえよ

(ねぇやさしいね、ね、やさしくないね)

ねぇ優しいね、ね、優しくないね

(なんかおかしいね)

なんか可笑しいね