石川啄木タイピング

投稿者コヤンイプレイ回数417
難易度(4.2) 1522打 長文 かなタグ文学 名作 文豪 国語
石川啄木の作品でタイピング練習をしましょう
一握の砂・悲しき玩具より。表示は原文ですが、入力の際は発音通り(現代仮名遣い)に入力してください。

※「――」(ダッシュ)が入力できないため、一部原文と異なるものがあります。

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問題文

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(とうかいのこじまのいそのしらすなにわれなきぬれてかにとたわむる)

東海の小島の磯の白砂に われ泣なきぬれて 蟹とたはむる

(ほにつたうなみだのごわずいちあくのすなをしめししひとをわすれず)

頬につたふ なみだのごはず 一握の砂を示しし人を忘れず

(いのちなきすなのかなしさよさらさらとにぎればゆびのあいだよりおつ)

いのちなき砂のかなしさよ さらさらと 握れば指のあひだより落つ

(かがみとりあとうかぎりのさまざまのかおをしてみぬなきあきしとき)

鏡とり 能ふかぎりのさまざまの顔をしてみぬ 泣き飽きし時

(ふるさとのなまりなつかしていしゃばのひとごみのなかにそをききにゆく)

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく

(はたらけどはたらけどなおわがくらしらくにならざりじっとてをみる)

はたらけど はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見る

(かのとしのかのしんぶんのはつゆきのきじをかきしはわれなりしかな)

かの年のかの新聞の 初雪の記事を書きしは 我なりしかな

(かなしきはかのしらたまのごとくなるうでにのこせしきすのあとかな)

かなしきは かの白玉のごとくなる腕に残せし キスの痕かな

(えびいろのふるきてちょうにのこりたるかのあいびきのときとところかな)

葡萄色の 古き手帳にのこりたる かの会合の時と処かな

(やむとききいえしとききてしひゃくりのこなたにわれはうつつなかりし)

病むと聞き 癒えしと聞きて 四百里のこなたに我はうつつなかりし

(わかれきてとしをかさねてとしごとにこいしくなれるきみにしあるかな)

わかれ来て年を重ねて 年ごとに恋しくなれる 君にしあるかな

(いしかりのみやこのそとのきみがいえりんごのはなのちりてやあらん)

石狩の都の外の 君が家 林檎の花の散りてやあらむ

(てぶくろをぬぐてふとやすむなにやらんこころかすめしおもいでのあり)

手套を脱ぐ手ふと休む 何やらむ こころかすめし思ひ出のあり

(あたらしきほんをかいきてよむよはのそのたのしさもながくわすれぬ)

新しき本を買ひ来て読む夜半の そのたのしさも 長くわすれぬ

(どんよりとくもれるそらをみていしにひとをころしたくなりにけるかな)

どんよりと くもれる空を見てゐしに 人を殺したくなりにけるかな

(はれしそらあおげばいつもくちぶえをふきたくなりてふきてあそびき)

晴れし空仰げばいつも 口笛を吹きたくなりて 吹きて遊びき

(いしかりのそらちごおりのぼくじょうのおよめさんよりおくりきしばたかな。)

石狩の空知郡の 牧場のお嫁さんより送り来し バタかな。

(たびをおもうおっとのこころ!しかり、なく、つまこのこころ!あさのしょくたく!)

旅を思ふ夫の心!叱り、泣く、妻子の心!朝の食卓!

(かなしくもよあくるまではのこりいぬいききれしこのはだのぬくもり)

かなしくも 夜明くるまでは残りゐぬ 息きれし児の肌のぬくもり

(にわのそとをしろきいぬゆけり。ふりむきて、いぬをかわんとつまにはかれる。)

庭のそとを白き犬ゆけり。 ふりむきて、 犬を飼はむと妻にはかれる。

など

(たんたらたらたんたらたらとあまだれがいたむあたまにひびくかなしさ)

たんたらたらたんたらたらと 雨滴が 痛むあたまにひびくかなしさ

(ろうどうしゃかくめいなどいうことばをききおぼえたるごさいのこかな。)

「労働者」「革命」などいふ言葉を 聞き覚えたる 五歳の子かな。

(なんとなく、ことしはよいことあるごとし。がんじつのあさ、はれてかぜなし。)

何となく、 今年はよい事あるごとし。 元日の朝、晴れて風無し。

(こころよくわれにはたらくしごとあれそれをしとげてしなんとおもう)

こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ

(ややとおきものにおもいしてろりすとのかなしきこころもちかづくひのあり。)

やや遠きものに思ひし テロリストの悲しき心も 近づく日のあり。

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