刀と鞘
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歌詞(問題文)
(めぐりあったがうんのつき)
巡り逢ったが運の尽き
(はらりこぼれおちることばつらねたとて)
ハラリ 零れ落ちる言葉 連ねたとて
(だれもわたしにあるまことふれもできんじゃろ)
誰もわたしに在る真 触れも出来んじゃろ
(さくらまうがごとくこんじょうとはおさらば)
サクラ 舞うが如く今生とはおさらば
(されどおやにもらったこのみがかわいい)
されど親に貰ったこの身が可愛い
(いのちよりおもいべべまといわらう)
命より重い べべ纏い微笑う
(きずはたえぬけんかじょうとうかくごしいや)
傷は絶えぬ喧嘩上等 覚悟しいや
(ぬいてはもどすかたなとさやたちきるはしゅら)
抜いては戻す刀と鞘 断ち斬るは修羅
(そのさけめにおちたゆめのはらわたはむざんぞ)
その裂け目に堕ちた夢の腑は無惨ぞ
(あいまみえてたぎらせるちをわけあえるなら)
相まみえて滾らせる血を分け合えるなら
(いとしそなたとどめをさしてくんなまし)
愛し其方 止めを刺してくんなまし
(はなのさかりがおしいかえ)
花の盛りが惜しいかえ
(ばさらおとこしゅうよかたにししをかくし)
バサラ 男衆よ肩に獅子を隠し
(さっきだつまなこでわたしいぬきゃよかろうが)
殺気立つ眼でわたし射貫きゃよかろうが
(いざやむかえうたんおんなみょうりにつき)
いざや迎え伐たん女冥利に尽き
(さけどちれどたがいにねなしのくさぞ)
咲けど散れど互いに根無しの草ぞ
(ひとのよのあついなさけなどむよう)
人の世の厚い情けなど無用
(てんじょうてんげゆいがどくそんなめたらいかんぜよ)
天上天下唯我独尊 なめたらいかんぜよ
(ついてはうがつからだのしんこぼれるやいば)
突いては穿つ身体の芯 毀れる刃
(そのこくうといたみのなかだけにこころはいき)
その虚空と痛みの中だけに心は生き
(くんずほぐれつかえすいきはひのいろをひき)
組んず解れつ返す息は緋の色を曳き
(つよいおひとまどうにはてはありんすか)
強いお人 魔道に果てはありんすか
(ににんじごくはじょうどかえ)
二人地獄は浄土かえ
(ここであったがひゃくねんめあいおさらばえ)
此処で逢ったが百年目 あいおさらばえ
(ぬいてはもどすかたなとさやたちきるはしゅら)
抜いては戻す刀と鞘 断ち斬るは修羅
(なおもむかうばしょはつねにいっすんさきのやみぞ)
なおも向かう場所は常に一寸先の闇ぞ
(あいまみえてたぎらせるちをわけあえるなら)
相まみえて滾らせる血を分け合えるなら
(いとしそなたいっしょにいってくんなまし)
愛し其方 一緒にいってくんなまし
(はなのさいごはみごとぞえ)
花の最期は見事ぞえ