断想 ОIОIのRoomsの思い出

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(「rooms」というしんやばんぐみがかつてあったのをごぞんじだろうか)

「Rooms」という深夜番組がかつてあったのをご存知だろうか

(15ふんのみじかいばんぐみであり、1994ねんから1995ねんにかけて、)

15分の短い番組であり、1994年から1995年にかけて、

(ふじてれびけいれつでよなかの23じ40ふんくらいから)

フジテレビ系列で夜中の23時40分くらいから

(やきゅうちゅうけいとかがながびくと24じ30ふんかいしもめずらしくなかった)

野球中継とかが長引くと24時30分開始も珍しくなかった

(このばんぐみは、でぱーとのまるいがすぽんさーで、えいべっくすと)

この番組は、デパートの丸井がスポンサーで、エイベックスと

(あきもとやすしもこうせいにたっちしていた)

秋元康も構成にタッチしていた

(さいしょのこーなーは、とないにすんでいるこじんのへやのしょうかい)

最初のコーナーは、都内に住んでいる個人の部屋の紹介

(いんてりあとそれにたいするじゅうにんのこだわりをかたるものである)

インテリアとそれに対する住人のこだわりを語るものである

(つぎは、30まんぶんの1のめっせーじというこーなーにせんいする)

次は、30万分の1のメッセージというコーナーに遷移する

(あきもとやすしがさっきょくしたきょくがながれ)

秋元康が作曲した曲が流れ

((うたとかしゅは1つきくらいでかわっていく))

(歌と歌手は1月くらいで替わっていく)

(かしゅは、くりはらりょうじ、さきやけんじろう、さかいみきおなどだが)

歌手は、栗原良次、崎谷健次郎、酒井ミキオなどだが

(しょくんは、あまりごぞんじあるまい。そしてそのきょくにあわせて)

諸君は、あまりご存知あるまい。そしてその曲にあわせて

(しちょうしゃから、ばんぐみのるすばんでんわにふきこまれためっせーじが)

視聴者から、番組の留守番電話に吹き込まれたメッセージが

(3つくらいしょうかいされる)

3つくらい紹介される

(なぜかじょせいしちょうしゃのめっせーじしかなかったのだが)

なぜか女性視聴者のメッセージしかなかったのだが

(かれしとなにがあったとかかいしゃでなにがあったとか、)

彼氏となにがあったとか会社でなにがあったとか、

(たいていそういうないようだ)

たいていそういう内容だ

(それがおわると、あきもとやすしがさくせいしたしがろうどくされる)

それが終わると、秋元康が作成した詩が朗読される

(ろうどくしゃは、とみたやすこ、どうぐちよりこ、ふじたにみわこ、さえきかやなど)

朗読者は、富田靖子、洞口依子、藤谷美和子、佐伯伽耶など

など

(さいごにまたきょくがながれる)

最後にまた曲が流れる

(さっきょくしゃはあきもとやすしかこむろてつやだ)

作曲者は秋元康か小室哲哉だ

(うたうのはさえきかや、ふじたにみわこ、trfなど)

歌うのは佐伯伽耶、藤谷美和子、TRFなど

(そして、なにをするとねがいがかなう、)

そして、なにをすると願いがかなう、

(かれしとどこそこへいくとけっこんできるとか)

彼氏とどこそこへいくと結婚できるとか

(ややこんきょのふめいりょうなうらないもしくはとしでんせつがてろっぷでひょうじされる)

やや根拠の不明瞭な占い若しくは都市伝説がテロップで表示される

(ぼうとうのいんてりあしょうかいいがいはしんじつせいにとぼしいないようではあるが、)

冒頭のインテリア紹介以外は真実性に乏しい内容ではあるが、

(ばぶるけいざいがほうかいし、それでもばぶりーなよいんだけは)

バブル経済が崩壊し、それでもバブリーな余韻だけは

(わずかにのこっていたせそうをよくはんえいしたばんぐみだったといえる)

わずかに残っていた世相をよく反映した番組だったといえる

(すうねんごに、あじあつうかききがはっせいし、ばぶるのそんなのこりがも、)

数年後に、アジア通貨危機が発生し、バブルのそんな残り香も、

(かんぜんにうんさんむしょうしてしまう)

完全に雲散霧消してしまう

(roomsをしちょうしていたものははたしてどれだけいたであろうか)

Roomsを視聴していた者は果たしてどれだけいたであろうか

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