十七歳の地図

(じゅうしちのしゃがれたぶるーすをききながら)

十七のしゃがれたブルースを聞きながら

(ゆめみがちなおれは)

夢見がちな俺は

(せんちなためいきをついている)

センチなため息をついている

(たいしていいことあるわけじゃないだろう)

たいしていい事あるわけじゃないだろう

(ひとときのえがおをつかれもしらずさがしまわってる)

一時の笑顔を疲れも知らず探し回ってる

(ばかさわぎしてるまちかどのおれたちの)

バカ騒ぎしてる　街角の俺達の

(かたくななこころとくろいひとみにはさみしいかげが)

かたくなな心と黒い瞳には寂しい影が

(けんかになんぱ)

喧嘩にナンパ

(ぐちでもこぼせばみんなおなじさ)

愚痴でもこぼせば皆同じさ

(うずうずしたきもちでおどりつづけ)

うずうずした気持ちで踊り続け

(あせまみれになれ)

汗まみれになれ

(くわえたばこのｓｅｖｅｎｔｅｅｎｓｍａｐ)

くわえ煙草のSeventeen's map

(まちかどではしょうじょがじぶんをうりながら)

街角では少女が自分を売りながら

(あぶくぜにのためになんでもやってるけど)

あぶく銭のために何でもやってるけど

(ゆめをうしないあいをもてあそぶ)

夢を失い　愛をもて遊ぶ

(あのこわすれちまった)

あの子忘れちまった

(こころをいつまでもかがやかしてなくちゃ)

心をいつでも輝かしてなくちゃ

(ならないってことを)

ならないってことを

(すこしずついろんないみがわかりかけてるけど)

少しずつ色んな意味が解りかけてるけど

(けっしてじゅぎょうでおそわったことなんがじゃない)

決して授業で教わったことなんかじゃない

(くちうるさい)

口うるさい

(おとなたちのるーずなせいかつにしばられても)

大人達のルーズな生活に縛られても

(すてきなゆめをわすれやしないよ)

素敵な夢を忘れやしないよ

(ひとなみのなかをかきわけ)

人波の中をかきわけ

(かべづたいにあるけば)

壁づたいに歩けば

(すみからすみはいつくばり)

すみからすみはいつくばり

(つよくいきなきゃとおもうんだ)

強く生きなきゃと思うんだ

(ちっぽけなおれのこころに)

ちっぽけな俺の心に

(からっかぜがふいてくる)

空っ風が吹いてくる

(ほどうきょうのうえふりかえり)

歩道橋の上　振り返り

(やけつくようなゆうひが)

焼けつくような夕日が

(いまこころのちずのうえで)

今　心の地図の上で

(おこるすべてのできごとをてらすよ)

起こる全ての出来事を照らすよ

(ｓｅｖｅｎｔｅｅｎｓｍａｐ)

Seventeen's map

(でんしゃのなか)

電車の中

(おしあうひとのせなかに)

押しあう人の背中に

(いくつものどらまをかんじて)

いくつものドラマを感じて

(おやのせなかにひたむきさをかんじて)

親の背中にひたむきさを感じて

(このごろふとなみだこぼした)

このごろうふと涙こぼした

(はんぶんおとなのｓｅｖｅｎｔｅｅｎｓｍａｐ)

半分大人のSeventeen's map

(なんのためにいきてるのかわからなくなるよ)

何のために生きてるのか解らなくなるよ

(てをさしのべて)

手を差しのべて

(おまえをもとめないさこのまち)

おまえを求めないさ　この街

(どんないきかたになるにしても)

どんな生き方になるにしても

(じぶんをすてやしないよ)

自分を捨てやしないよ

(ひとなみのなかをかきわけ)

人波の中をかきわけ

(かべづたいにあるけば)

壁づたいに歩けば

(しがらみのこのまちだから)

しがらみのこの街だから

(つよくいきなきゃとおもうんだ)

強く生きなきゃと思うんだ

(ちっぽけなおれのこころに)

ちっぽけな俺の心に

(からっかぜがふいてくる)

空っ風が吹いてくる

(ほどうきょうのうえふりかえり)

歩道橋の上　振り返り

(やけつくようなゆうひが)

焼けつくような夕日が

(いまこころのちずのうえで)

今　心の地図の上で

(おこるすべてのできごとをてらすよ)

起こるすべての出来事を照らすよ

(ｓｅｖｅｎｔｅｅｎｓｍａｐ)

Seventeen's map