彼の見ている世界(吊るされた男の正位置)
タロットカードを題材にした、オリジナル小説です
別サイトにて投稿している小説をタイピングにしてみました!
13枚目のカード、吊るされた男の正位置との話です。
面白いと思ってもらえたり、カードのことを知っていただけると嬉しいです!
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問題文
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(「あるじちゃん、あいかわらずだね」)
「主ちゃん、相変わらずだね」
(「こんにちは、ふんぬ~・・・・・・」)
「こんにちは、ふんぬ~……」
(「ははは、ぼくにあわせてくれてるのかい?おもしろいこだね。)
「ははは、僕に合わせてくれてるのかい?面白い子だね。
(でもそのたいせい・・・・・・つらくないかい?」)
でもその体勢……辛くないかい?」
(「ふんぬ~・・・・・・ごめんくびがいたい」)
「ふんぬ~……ごめん首が痛い」
(そういうとかれはおかしそうにおなかをかかえてわらった、つるされたじょうたいで。)
そう言うと彼はおかしそうにお腹を抱えて笑った、吊るされた状態で。
(かれのなまえは「つるされたおとこ」のせいいち。)
彼の名前は『吊るされた男』の正位置。
(かーどばんごうは12で、おもないみは「しれんたたかいかべにぶちあたる」など。)
カード番号は12で、主な意味は『試練・戦い・壁にぶちあたる』など。
(かれはなまえのとおり、つるされている。しろくじちゅうつるされたたいせいだ。)
彼は名前の通り、吊るされている。四六時中吊るされた体勢だ。
(そんなかれとはなすとき、そのままはなしかけていいものかまようので、)
そんな彼と話す時、そのまま話しかけていいものか迷うので、
(さきほどのようにさかさまになってはなしかけたりするのだが、ながくはつづかない。)
先程のように逆さまになって話しかけたりするのだが、長くは続かない。
(それがかれにとってはわらいのつぼのようで、まいかいするたびにわらってくれる。)
それが彼にとっては笑いのツボのようで、毎回するたびに笑ってくれる。
(これはわたしなりのかれのいきぬきになればいいなとおもってしていることなので、)
これは私なりの彼の息抜きになればいいなと思ってしていることなので、
(すこしうれしかったりもする。)
少し嬉しかったりもする。
(「ほんとうにあるじちゃんはおもしろいね、はははは!」)
「本当に主ちゃんは面白いね、はははは!」
(「だって・・・・・・そのたいせいつらそうだから」)
「だって……その体勢辛そうだから」
(「ありがとう、でもぼくはじぶんのいしでこのかっこうをしているんだ。)
「ありがとう、でも僕は自分の意志でこの格好をしているんだ。