がらんどうのこころ
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歌詞(問題文)
(さむいさむいまちひと)
さむい、サムイ、まち、ヒト
(しこうをたやすことでしのぐ)
思考を絶やすことで凌ぐ
(なげきもうれいもむだだときづいたあくるひ)
嘆きも、憂いも、無駄だと気づいた明くる日
(こおりつくこころはとめられずれいとうとしがみくだしている)
凍りつくこころは止められず、冷凍都市が見下している
(ゆがんだりょうめがひかりをなくした)
歪んだ両瞳が光を無くした
(あばかれたい)
暴かれたい
(ぼくもしらないこころ)
ボクも知らないこころ
(ひきずりだしてくれたらひとになれたかな)
引き摺り出してくれたら、人になれたかな?
(もうわからない)
もうわからない
(あいもこころも)
愛も、心も
(ちりながらにおもうこと)
散りながらに思うこと
(すくいがないまつろ)
救いがない末路
(さけるひとわめくひと)
避けるヒト、喚くヒト
(きづかずとおりをいくひと)
気づかず通りを行くヒト
(さながらごみくず)
さながら塵屑
(うまれたいみを)
生まれた「意味」を
(おしえてよ)
教えてよ
(まだとけない)
まだとけない
(ぼくのこごえたこころ)
ボクの凍えたこころ
(くちはてたいまとなってもおもうことはなく)
朽ち果てた今となっても、思うことはなく
(まちがえた)
間違えた?
(せいもあかしも)
生も、証も
(しりながらにいきたこと)
知りながらに生きたこと
(ぼくはいらないこだ)
ボクはいらない子だ
(おさないころちいさなてを)
幼い頃、小さな手を
(つないでくれたははのぬくもり)
繋いでくれた母の温もり
(ときがつもりゆきでうまり)
時が積もり、雪で埋まり
(きおくもかんじょうもそこのそこできゆ)
記憶も感情も、底の底で消ゆ
(だれのためなんのために)
誰のため、何のために
(ぼくはここでいきしんだのだろう)
ボクはここで生き、死んだのだろう
(しらずしらずくちがうごく)
知らず知らず口が動く
(かすれながらにもれたこえ)
掠れながらに漏れた声
(まがいものがいきたいとねがうことはつみになりますか)
「マガイモノが生きたいと、願うことは罪になりますか?」
(かなわない)
叶わない
(ぼくのうつろなこころ)
ボクのうつろなこころ
(さだめられたまつろでものぞんでしまった)
定められた末路でも、望んでしまった
(みたされない)
満たされない
(かこもみらいも)
過去も、未来も
(もしうまれかわれるなら)
もし生まれ変われるなら
(ほんものとしていきたい)
ホンモノとして生きたい
(とけないまちかれのなきがら)
とけない街、彼の亡骸
(まっしろにとけていく)
まっしろにとけていく