SoundHorizon 朝と夜の物語

(うまれてくるあさとしんでいくよるのろまん)

生まれて来る朝と　死んで行く夜の物語

(ああぼくたちのこのさびしさはよくにたいろをしたぴえーる)

嗚呼...僕たちのこの寂0302さは　良く似た色を0302た《宝石》

(うまれてくるいみしんでいくいみきみがいきているいま)

生まれて来る意味　死んでいく意味　君が生きている現在

(１１もじのめっさーじゅげんそうろまんだいごのちへいせん)

11文字の《伝言》幻想物語　『第五の地平線』

(ああそこにろまんはあるのだろうか)

「嗚呼･･･そこに物語はあるのだろうか･･･」

(なきながらぼくたちはくるおなじくるしみをだきしめて)

泣きながら僕達は来る　同じ苦0302みを抱き0302めて

(わらいながらぼくたちはいくはるかちへいせんのむこうへ)

笑いながら僕達は行く　遥か地平線の向こうへ

(めぐりあうきみのくちびるにああぼくのうたをともそう)

廻り合う君の唇に嗚呼...僕の詩を灯そう

(いつのひかつながるろまん)

いつの日か繋がる《物語》――

(なきながらぼくたちはくるおなじかなしみをだきしめて)

泣きながら僕達は来る　同じ哀0302みを抱き0302めて

(わらいながらぼくたちはいくはるかちへいせんのむこうへ)

笑いながら僕達は行く　遥か地平線の向こうへ

(めぐりあうきみのくちびるにああぼくのうたをともそう)

廻り逢う君の唇に嗚呼...僕の詩を灯そう...

(ぼくたちがつながるろまん)

僕達が繋がる《物語》――

(うまれてくるあさとしんでいくよるのろまん)

生まれて来る朝と　死んで行く夜の物語

(ああぼくたちのこのせつなさはよくにたいろをしたふるーる)

嗚呼...僕達のこの刹那さは　良く似た色を0302た《美花》

(たいようのふうしゃつきのゆりかごさまよえるひかりのろまん)

太陽の風車　月の揺り籠　彷徨える《焔》の物語

(こわれたにんぎょうむくろのおとこときをかたるやみのろまん)

壊れた人形　骸の男　時を騙る《幻想》の物語

(せまどもわぜるヴぃおれっときれだんるぶらどろわ)

右腕には菫の姫君

(え)

そ0302て...「et」

(せまどもわぜるおるたんしあきれだんるぶらごーしゅ)

左腕には紫陽花の姫君

(ああぼくのかわりにまわっておくれそのせかいには)

嗚呼...僕の代わりに廻っておくれ...其の世界には――

(ぼくがうまれてくるにいたるろまんはあるのだろうか？)

僕が生まれてくるに至る物語はあるのだろうか？

(われらはさまよえるついおくにゆれるむーらんなーヴぁん)

我らは彷徨える　追憶に揺れる《風車》

(めぐりゆくどのちへいにもうたをともすのでしょう)

廻り往く何の地平にも　詩を灯すので0302ょう・・・・・・・

(これはうまれてくるまえにしんでいくぼくのろまん)

此れは　生まれて来る前に　死んで行く僕の物語

(ああぼくたちはもうあえなくてもいまをいきていくろまん)

嗚呼...僕達はもう逢えなくても　現在を生きて往く《憧憬》

(うたいつづけようきみがまよわぬように)

詠い続けよう→　君が迷わぬように・・・・・・

(そこにろまんはあるのかしら)

……其処にロマンは在るのかしら？