「こころ」1-15 夏目漱石
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ko | 3745 | D+ | 4.3 | 88.1% | 267.8 | 1158 | 155 | 24 | 2025/12/13 |
関連タイピング
-
打ち切れたらギネス記録!?が好評だったのでつくりました!!
プレイ回数2343 歌詞444打 -
今回のテーマはシール交換のメリットについてです!
プレイ回数2276 長文1018打 -
ブルーアーカイブvol.finalのED
プレイ回数2878 歌詞かな1125打 -
タイピング練習に関する長文です
プレイ回数23万 長文1159打 -
常田大希さんの「SPECIALZ」!!
プレイ回数148 歌詞120秒 -
難しすぎるほどの百人一首No.1~5です。
プレイ回数4254 長文かな301打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数13万 歌詞かな167打 -
M!LKのイイじゃん
プレイ回数2463 歌詞120秒
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(そのばんわたくしはせんせいといっしょにびーるをのんだ。)
その晩私は先生といっしょに麦酒を飲んだ。
(せんせいはがんらいしゅりょうにとぼしいひとであった。)
先生は元来酒量に乏しい人であった。
(あるていどまでのんで、それでよえなければ、)
ある程度まで飲んで、それで酔えなければ、
(ようまでのんでみるというぼうけんのできないひとであった。)
酔うまで飲んでみるという冒険のできない人であった。
(「きょうはだめです」といってせんせいはくしょうした。)
「今日は駄目です」といって先生は苦笑した。
(「ゆかいになれませんか」とわたくしはきのどくそうにきいた。)
「愉快になれませんか」と私は気の毒そうに聞いた。
(わたくしのはらのなかにはしじゅうさっきのことがひっかかっていた。)
私の腹の中には始終先刻の事が引っ懸っていた。
(さかなのほねがのどにささったときのように、わたくしはくるしんだ。)
肴の骨が咽喉に刺さった時のように、私は苦しんだ。
(うちあけてみようかとかんがえたり、よしたほうがよかろうかと)
打ち明けてみようかと考えたり、止した方が好かろうかと
(おもいなおしたりするどうようが、みょうにわたくしのようすをそわそわさせた。)
思い直したりする動揺が、妙に私の様子をそわそわさせた。
(「きみ、こんやはどうかしていますね」とせんせいのほうからいいだした。)
「君、今夜はどうかしていますね」と先生の方からいい出した。
(「じつはわたしもすこしへんなのですよ。きみにわかりますか」)
「実は私も少し変なのですよ。君に分かりますか」
(わたくしはなんのこたえもしえなかった。)
私は何の答えもし得なかった。
(「じつはさっきさいとすこしけんかをしてね。それでくだらないしんけいをこうふんさせて)
「実は先刻妻と少し喧嘩をしてね。それで下らない神経を昂奮させて
(しまったんです」とせんせいがまたいった。)
しまったんです」と先生がまたいった。
(「どうして・・・」)
「どうして…」
(わたくしにはけんかということばがくちへでてこなかった。)
私には喧嘩という言葉が口へ出て来なかった。
(「さいがわたしをごかいするのです。それをごかいだといってきかせても)
「妻が私を誤解するのです。それを誤解だといって聞かせても
(しょうちしないのです。ついはらをたてたのです」)
承知しないのです。つい腹を立てたのです」
(「どんなにせんせいをごかいなさるんですか」)
「どんなに先生を誤解なさるんですか」
など
(せんせいはわたくしのこのといにこたえようとはしなかった。)
先生は私のこの問いに答えようとはしなかった。
(「さいがかんがえているようなにんげんなら、わたしだってこんなにくるしんでいやしない」)
「妻が考えているような人間なら、私だってこんなに苦しんでいやしない」
(せんせいがどんなにくるしんでいるか、これもわたくしには)
先生がどんなに苦しんでいるか、これも私には
(そうぞうのおよばないもんだいであった。)
想像の及ばない問題であった。