絶歌死音(全て月夜の所為です。)
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歌詞(問題文)
(ひがしずみだしたらくえんを、)
陽が沈み出した楽園を、
(こわしだすぐろうのねを、)
壊しだす愚弄の音を、
(いがみあうよるのつきのなか、)
啀み合う夜の月の中、
(さかれたこころは、)
裂かれた心は、
(くろくそまりだす。)
黒く染まり出す。
(すべてゆめならよかったのに。)
全て夢なら良かったのに。
(みえなくなるのは、)
見えなくなるのは、
(こわされたこころをとざしてしまうからなの。)
こわされた心を閉ざしてしまうからなの。
(たぐりよせられたぼくのこのおもい、)
手繰り寄せられた僕のこの想い、
(わすれることはできないので、)
忘れる事は出来ないので、
(やめてやめてとさけぶこえは、)
やめてやめてと叫ぶ声は、
(さめぬゆめへおちるの。)
醒めぬ夢へ堕ちるの。
(ひがしずみだしたらくえんを、)
陽が沈み出した楽園を、
(こわしだすぐろうのねを、)
壊し出す愚弄の音を、
(いがみあうよるのつきのなか。)
啀み合う夜の月の中。
(うらぎられたてんめいは、)
裏切られた天命は、
(ことばをうしなうのです。)
言葉を失うのです。
(ああ、きりさいたおもいではばぜた。)
嗚呼、切り裂いた思い出は爆ぜた。
(ねがった、)
願った、
(あのひも、)
あの日も、
(すべてうそならば、)
全て嘘ならば、
(きみのことをゆるさないとちかおう。)
君のことを許さないと誓おう。
(それでも、)
それでも、
(わたしのことを、)
私の事を、
(すてるのなら、)
捨てるのなら、
(ころしてやる。)
殺してやる。
(ねがいは、)
願いは、
(ついえた、)
潰えた、
(あのひのやくそくも、)
あの日の約束も、
(ぜんぶ)
全部
(ぜんぶ)
全部
(ぜんぶうそなんでしょ?)
全部嘘なんでしょ?
(にがすことはない、ゆるしはしないでしょう。)
逃がすことは無い、許しはしないでしょう。
(きみのことを)
君の事を
(かいらくにおぼれるほどに、)
快楽に溺れるほどに、
(ひたすらにさしころしてた、)
只管に刺し殺してた、
(これもぜんぶきみのせいなの?)
これも全部君の所為なの?
(うしなわれたそのきおく、)
失われたその記憶、
(すべておもいだしたんだ。)
全て思い出したんだ。
(きりさいたおもいではばぜた。)
切り裂いた思い出は爆ぜた。
(しおんのひびくかなたのひ、)
死音の響く彼方の緋、
(ていかいするこのときのなか、)
低廻するこの時の中、
(きえてしまうだけなのです。)
消えてしまうだけなのです。
(とけるあのきおくたちは、)
溶けるあの記憶達は、
(もうもどりやしないから、)
もう戻りやしないから、
(きえるあなたのこえをきいた。)
消えるあなたの声を聞いた。